liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2025年5月下旬のお休みは、今のところ15・18・21・24・27・31日の予定です。よろしくお願いいたします。

劇場版「鬼滅の刃 無限城編 第一章」が今夏、7月18日公開予定です(↓)。
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それに向けて、「無限列車編」がリバイバル上映されており、上映後に「無限城編」の予告映像が流れているらしい。
それを違法に録画して、ネットにアップしている輩もいると、報じられています。
ホ・ン・ト、「なんだかなぁ~」です('A`)。
で、
このチラシに記されていた惹句が今日の標題(↑)。
「決戦の火蓋を切る」で思い出す言葉があって、それが

決戦の日、豚を切る

です。
さらに補えば、
この言葉の説明として、

神事。
豚を屠って、勝利の神に捧げることで神威に与ること。


とでも理解できましょうか?
出典元はといえば、(私の記憶が正しければ、たぶん)「御教訓カレンダー」か「ビックリハウス」。
♪空耳アワーの如く、こーゆーのって、一度、そーゆーふーに聞こえてしまうと、次からは先ず、「そっち」で頭に入ってきてしまう(のは、私だけ?)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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マーケティングではよく知られた「ジャムの法則」。
「ジャムの法則」は知らなくても、自分の判断(=購買行動)がそーゆーふーになっていた!---ということもありましょう。
こちらから引用しました(↓強調BLOG主)。

スーパーのジャム売り場で、ある実験が行われました。
ある週はジャムの試食を6種類、また別の週には24種類ものジャムを用意し、その売り上げを比較するというもの。
結果は、意外なものとなりました。
24種類の試食があった週には購入者は3%だったのに対し、6種類のみの試食だった週は30%の人が購入したのです。
その差は、実に10倍!
この実験を行ったコロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授によると、選択肢が多いと得した気分にはなれるけれど、選択することが難しくなり、結果的に満足度は低くなってしまうといいます。
そして教授は、人がストレスなく自信をもって選択できる選択肢の数は、7±2、つまり5~9だと結論付けました。

実は、今日、トーストメニューの更新をしました。
一品目削除(賞味期限がきたため)して、二品目を追加しました。
数えてみると、その数26。
上記のジャムの数より多くなってしまいました('A`)。
あくまでコーヒーがメインのお店なので、トーストはサブ扱いなのですが、いやいやどーして、アレコレと試してみるうちにこーゆーふーになってしまった(_ _)。
あっ、
ジャムと言えば長野県のローカル・スーパー「ツルヤ」さん!
ジャムの(オンラインストア)公式ホームページは、こちら
自信を持って、

50種類以上のアイテムが常時店頭に並びます。

と、書かれています。
店頭のディスプレイも、壮観!です(別に「軽井沢店」でなくても、最寄りの「駒ヶ根店」でも、です)。
売り上げ増への「数の調整」よりも、その先にある「選ぶ楽しさ」を提供してくれている(それが回り回って・・・!という話)---あたしゃ、そーゆーふーに考えます。

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今日の南アルプス(↓)。↓11:00撮影)。午前中は断続的に強い雨が襲ってきました。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、道の駅へ寄ったときのこと。
何故か、ちょっとした一角に本棚数脚が置いてあって、そこで古本が売られていたのです。
「どーして、『道の駅』で古本?」と思いながらも、何気なく棚を見ていると、目に入った一冊がありました。
それが今日の標題(↑)(↓)。
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『美味礼讃』 ブリア・サヴァラン著---名著なので書名は知ってはいましたが、岩波文庫のそれ(上下巻)を手には取ってみたものの、これまでは購入することなく・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
で、
この単行本は玉村豊男編訳・解説(2017年 新潮社刊)---とあるとおり、そして2017年の発行ということもあって、現代風な(私にも読みやすい)文章で綴られているのです。
例えば、「コーヒーについて」の節。こんな具合(↓)。
----------引用開始
コーヒー豆が加熱によって炭化してこそあの芳香がたちのぼり、私たちがコーヒーの特徴と考えるあの油が滲み出してくるのである。
もし豆を加熱することを考えつかなければ、コーヒーなる飲なものの存在は永遠に知られなかったに違いない。

トルコ人は、この分野ではわれわれの大先達であるが、彼らはコーヒー豆を粉砕するのにミルのような道具は使わない。
彼らは乳鉢に豆を入れて、木製の杵で搗くのである。
このため、長きにわたってこの用途のために使われた乳鉢と杵は、とんでもない高値で取り引きされることがあるという。
さて、私たちはここで、これら2つの方法にどのような違いがあるか、どちらがより望ましい方法であるかを、結果として実証しなければならない。
そのため、私は上質なモカを1リーブル(500グラム)、注意深く焙煎してから重さが均等になるよう2つに分け、 一方はミルで粉砕し、もう一方はトルコ人のやりかたで粉にした。
そして両方の粉をそれぞれ正確に同じ重さだけ測り、まったく同じ量の熱湯を注ぎかけ、何から何までまったく条件が同じになるよう細心の注意を払ってコーヒーを淹れた。
そのコーヒーを、私も賞味したし、味にうるさい先生方にも飲ませてみた。
その結果は、杵で搗いたコーヒーのほうが、ミルで挽いたコーヒーより格段に上等であると、全員の意見が一致したのである。
(前掲書より)
----------引用終了
コーヒー豆を「ミル」で挽くのではなく、「乳鉢と杵」で搗くほうが「格段に上等であると、全員の意見が一致」って、ホ・ン・ト、そうなんですか?
抽出についても、
-----------引用開始
数年前のこと、おいしいコーヒーを淹れるにはどのような方法が最適か、みんなで論じ合った。
そのときは、コーヒーを淹れるには豆を炒ってはいけないとか、粉にしてはいけないとか、熱を加えずに冷水で抽出せよとか、反対に45分間は沸騰させ続けなければならないとか、高圧鍋で煮なさいとか、ありとあらゆる意見が出たものだった。
私もかつてはこれらの方法をあれこれ試みたが、結局はデュベロワ方式を採用して今日に至っている。
デュベロワ方式とは、陶製または銀製の、小さな穴がたくさん開いた容器にコーヒーを入れて、上から熱湯を注ぐやりかたのことである。
この一番煎じのコーヒー液を取り、沸騰するまで温めてから、もう一度濾すと、きれいに澄んだこの上なくおいしいコーヒーが得られるのである。
(前掲書より)
----------引用終了
デュベロワ方式で使用される器具は、(たぶん)UCCコーヒー博物館で目にしたことがあったような(気がする)・・・・。
過去の歴史の上に現在がある---とゆーことになっているので、現在主流の焙煎方法や抽出方法等々は、歴史の風雪に耐えて生き延びていると言うことでもありましょう。
歴史の風雪だけではなく、経済性や使いやすさ(簡便さ)等々もありましょう。
当店で使用しているペーパーフィルターでの抽出なんて、それで店主はどれだけ「助かっている」ことでしょう。
有り難いことでございます(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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2025年5月下旬のお休みは、今のところ15・18・21・24・27・31日の予定です。よろしくお願いいたします。

先日、映画「ファーストキス 1ST KISS」を見てきました(当地ではまだ上映中です)。
見終えて
「あぁ、いい映画だったなぁ。」
「もう一度、シナリオ(脚本)を文字で読みたいなぁ。」
と思ったのです。
監督:塚原あゆ子、脚本:坂元裕二。
塚原監督の作品を見たのは、「ラストマイル」以来か、いや、TBS系ドラマ「海に眠るダイヤモンド」以来ですね。
坂元裕二脚本作品は、手許に『大豆田とわ子と三人の元夫』シナリオ集があるので、それ以来か?(いや、テレビ放送された「花束みたいな恋をした」以来?)
で、
あらすじは、こーゆーふーになっていて(↓シネマトゥディより)、

結婚して15年目になる夫・駈(松村北斗)を事故で亡くした硯カンナ(松たか子)。
一人残された彼女が新たな人生を歩み出そうとしていた矢先、タイムトラベルのすべを手に入れたことから、戻った過去で若き日の駈と再会する。
生前の駈とは長らく倦怠期で不仲だったものの、あらためて彼への思いを再確認し、ほれ直したカンナは、15年後に事故死する駈を救おうとする。


SFの力を借りたラブストーリーではあるものの、中高年夫妻にとっては「身につまされる」、いや、「初心に返る」気持ちになる、そーゆーふーな映画です。
「ポチッ!」となをして、シナリオブックを購入しました(↓)。
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奥付を見てビックリ。
2025年1月29日 初版発行
2025年4月5日  6版発行
と記されています。
映画の公開は2月7日。
実質、2ヶ月で6版まで増刷されているのです。
「そんなに売れているのか!」---という驚きと、映画を見て、そのシナリオブックでもう一度、文字での追体験をしてみよう、という人が多かったのでしょう(斯く言う私も)。
映画の場面が目に浮かぶ、こんなシーン(↓)。
----------引用開始
シーン33 ロープウェイ・上り

カンナ 恋は盲目って言うじゃないですか。結婚は解像度が上がります。見逃していた欠点が4Kで見えてきます
駈 4K?
カンナ (構わず)例えばわたしが消し忘れた電気を、夫はいちいち消して回ったんです
駈 駄目なんでしょうか
カンナ (駈を見て)最低です
駈 (思わず)すいません
カンナ 相談事をすると、君はこうすべきだと言います
駈 駄目なんですか
カンナ 相談に必要なのは答ではなく、わかるわかる、すごいわかる、です。それ以上はいりません
駈 なるほど
カンナ 恋愛感情がなくなると、結婚に正しさが持ち込まれます。正しさは離婚に繋がります
駈 恋愛感情をなくさなければ
カンナ 恋愛感情と靴下の片方はいつかなくなります
-----------引用終了
もう一箇所(↓)。
-----------引用開始
シーン83 高原ホテル・駈の客室
(途中から引用)

駈 好きになって結婚したんですよね? それとも無理無理結婚だった?
カンナ 無理無理結婚じゃないよ。ちゃんと恋に落ちて結婚した。はじめのうちは楽しかったもん
駈 じゃあ、なんで
カンナ なんでじゃないの。だからなの。いい?好きなところを発見し合うのが恋愛でしょ。それはわかるよね。嫌いなところを見つけ合うのが結婚
駈 (頭を抱えて)えー
カンナ ひたすら欠点を指摘し続けるの
駈 自動車教習所ですか?
カンナ 結婚ってお互いが教官の教習所です。欠点をね、針で刺すように責め合うの
駈 最悪だ
カンナ いいえ、そこはまだ最悪じゃありません
駈 はい?
カンナ 最悪なのはその先。無
駈 無?
カンナ (置いてあったボールペンを二本置き)ボールペンが二本あります。お互いに期待しない。感情も動かない。無の状態。これが夫婦の行き着くところです
----------引用終了
シナリオブック『ファーストキス 1ST KISS』は、スタッキングシェルフのシナリオ本が配架されているブロックの『大豆田とわ子と三人の元夫』の隣に置いてあります(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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ネット記事では、

「べらぼう」性を巡る表現で異例の注意喚起

このことですね(↓)。
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第1回から、制作側は腹を据えて臨んでいるので、今回も、好意的な受け止めが多いように思います(私もそうです)。
歌麿(唐丸)の出生や生い立ちに纏わるヘビーな話あり、朋誠堂喜三二(尾美としのり)が腎虚に見舞われるエピソードと黄表紙「見徳一炊夢」に至るCGを使った表現あり、あやかし絵で知られた鳥山石燕(片岡鶴太郎)の登場と、駿河屋の女将、ふじ(飯島直子)の男気ある台詞等々、見応えがある放送回でした。
因みに、美術展ナビのこちら(世のどん底を知る歌麿、作品世界と繋がる人物像 蔦重の名声を高めた喜三二の「夢物語」)では、作品等も含め詳しく解説がされていて、勉強になります。
で、
その前日に放送されたNHK「ブラタモリ」伊勢神宮への旅・第五夜▼ついにゴールの神宮へ!斎宮・二見浦。
新シリーズになってから、放送時間が45分から30分になり、ナレーションも草彅剛さんからあいみょんへ、アシスタントも野口葵衣さんから佐藤茉那さんへと変わりました。
伊勢道を5回にわたって放送するのだから、きっと、アソコも登場するだろう!---第五夜は宇治・山田に至るわけだから。
と、思って見ていたら、完全スルー。
アソコとは【古市】なんですが、今回はスルーされました。
しかし、記憶を呼び覚ましてみると(階下でアレコレ探索)、「ブラタモリ」#41お伊勢参り(2016年6月11日放送)で、ちゃんと、足を運んでいました(↓)。
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唯一現存する料理旅館、麻吉旅館を取材されていました(↓)。
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江戸・吉原、京都・島原と並ぶ遊郭、伊勢・古市(長崎ではこれに代わって「丸山」を挙げるそう)。
第五夜を見ていて、「へぇ~!」だったのは、【二見浦】があそこにあーゆー状態である理由でした。
中央構造線の境界上にあって、固い地質ゆえ【二見浦】として存在できたんだそう。
これも勉強になりました。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オープン当時からコーヒーを提供するときに気をつけていたことがあります。
それが標題(↑)。
ハンドドリップで抽出すると(↓)、
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サーバーには泡が生じてしまっていて、これをそのままカップに注ぐと(↓)、
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当然、カップにも泡が。
これが、あたしゃ、イヤで。
このことは6年前にも書いていて(こちら)、
この時の気持ちは、今も
この有様は「美しくない」。---これは変わっていません。
だから、その泡を取り除いてから、ご提供しています。
因みに、
泡OKなのが抹茶。
こーゆーふーに(↓)流派によって器の泡の「景色」も違ってくるんだそう。
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当店のメニューには抹茶はありませんので、こーゆーふーな「三日月」の景色はご覧頂けません(_ _)。

1件目。
最初は、何を言われているのかがわかりませんでした。
ことのあらましがわかると、こーゆーことを指摘されていたのです(↓)。
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このときの、オマケでお付けしている一品は、「糖蜜りんごのドライフルーツ」でした。
パッケージデザインが、熨斗袋ふう。
それに反応されたのでしょう。
私がお出しした際の向きが、上下逆さまだったのか、横向きだったのか(「裏」ということはない)、「正しく自分の方向に向いていない」ことにご立腹だったようです。
嗚呼。
これまでも、紙のおしぼりをお出しする際には、パッケージが「裏」にならないよう、上下が逆にならないよう(ここ↓赤矢印)に注意していたのですが・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
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器の向きも同様です。
2件目。
置き手紙。
こーゆーのに対して私は「嫌な予感」がしたので、遠ざけています。
開封もしないようにして、読みません。
ところが、読んだことを前提にしたように第二弾以降が置かれていくのです。
やめてもらいたいものです(ココで書いても通じないと思いますが( ^.^)( -.-)( _ _))。
3件目。
他のお客様にはお構いなし、スマホで店内写真を「パチッ、パチッ」。
店主が厨房内でハンドドリップをしていて、手が離せないことをいいことに、狭い店内をあっちにったり、こっちに来たり。
マナーや他者への気配りがない。
何も、撮影禁止にしているわけではなく、「配慮」をしながらお願いします---と、問われたら答えているのですが、なかなか「通じない」方もいるようです。
4件目。
リクエストで、コルトレーンのインパルス盤後期の作品群を挙げられたのですが、「申し訳ありません。ありません」。
すると、セシル・テイラーを挙げられる。
再び「申し訳ありません。ありません」。
そうなのです、当店は、ボーカルとフリー系はかかりません(かけません)。
FAQのQ9でも記していたのですが、これはもう、かれこれ10年前のブログで、ご存じなかったのでしょう。
そこでも触れている阿部薫。
例外的に、こーゆーふーなスタンスだったら、一考します(あくまで例外的で、叶うとは限らないことをご理解ください)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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ネット記事で次のような(→)見出しが目を惹きました(もはや絶滅危惧種のMT車に乗る最後のチャンス、ホンダ「N-ONE RS」6速MTで東京~鹿児島まで運転してみたら…)。
それによれば、

2025年4月に普通自動車運転免許取得の制度が改定され、AT(自動変速機)を基本とし、MT(手動変速機)はオプション扱いとなった。---のだそう。

こーゆー背景(=社会情勢の変化)に(↓)、あたしゃ、吃驚。

日本自動車販売協会連合会(自販連)によれば、2019年の時点で乗用車マーケットにおけるMT車の比率は全体の1.4%にすぎなかった。---ここまで来ていたとは!
AT限定免許が登場した1991年から約四半世紀の間に乗用車のほとんどがAT車となったことになります。
私はそれ以前に免許を取得しているので、自動車教習所では「半クラッチで坂道発進」の教習課程がありました。
アレはアレで、教習車毎の個体差があって、半クラッチ具合が微妙に違っていて、時々エンストしたモンでした。
今では懐かしい思い出です。
マーケットがそーなのだから、メーカーはそれに呼応したように、次のようなラインナップの状況なんだそう。
現在スポーティカーやクロスカントリー車以外の実用車でN-ONE以外にMTを選べるのはホンダ「シビック」、トヨタ「ヤリス」、マツダ「MAZDA2」、同「MAZDA3」、スズキ「スイフト」、同「ワゴンR」などごく少数となってしまった。---「えっ、ホントですか!」がわたしの第一声。
現在乗っているCR-Zの購入時には、MTかATか、どちらかを選ぶことができました。
その時のわたしの判断基準は、どーだったのかというと、
「燃費」
でした。カタログに表示されていた数値は、MTよりATのほうが燃費がよかったのです。
それ故、AT車を選択。
クルマを選ぶ(=自分で運転する)楽しみは、イロイロありましょう。
その判断材料の重要なポイントが、MTかATか、だったのですが、今や、それは車種毎に自由に選択できるものではない---そーゆー事態に直面しているのでした。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午後は雨の予報が出ています。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。福砂屋のカステラをいただきました。ありがとうございます。
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【FUKUSAYA CUBE CASTELLA】とある通り、開封したら、直ぐ食べられるようなパッケージングになっています(↓)。
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至れり尽くせりのお品です。
(普通サイズのカステラは1斤で、それを包丁で切らなければなりません。それがメンドクサイ人のために1斤丸ごと食べやすいサイズに【切れてる】カステラが登場しました。そして、この【CUBE】はさらに「一口サイズ」となり、より、消費者が何もしなくても口に運ぶことができる工夫に満ちています。どこまでいくのでしょう?)
福砂屋のカステラ「美味しゅうございました(岸朝子ふう)。」


GW中は、当店にも県外ナンバーのお車でおいでになるお客様が、チラホラおられました。
「陸の孤島」であるDeep southへ足(クルマ)を運んでいただけることは、本当に有り難いことでございます(_ _)。
で、
そんなお客様からのひと言で「救われる思い」になるのでした。
(私より年配と思われるお客様が)会計時、

「4軒はしごしてきたけれど、ここ(のお店)の『音』がいちばんいいですね。」

と仰られたのです。
私「(他にどこのお店に行ってこられたのだろう、と問いたい気持ちを悟られないように)ありがとうございます(でも、心の中では、ガッツポーズ!)。」
実は、たまたまこの時に鳴っていたアルバムは、ROBERTO OLZER QUARTETの「FLOATIN' IN」でした。
このアルバムは、私のお気に入りの1枚。
演奏もとてもいいのですが、そのレコーディング、ミキシング、マスタリング等々はイタリアのARTESUONO STUDIOSで、STEFANO AMERIOの手によるものなので、兎に角「音」がよろしい。
何度聞いても、その美しさに心打たれる---そんなアルバムです。
で、
ふと、そのお客様の手許を見ると、ROBERTO OLZER TRIOの「Steppin' Out」が目に入りました。
私「あっ、そのアルバムもいいですよねぇ(私も持ってます)!」
察するに、この「Steppin' Out」を試聴盤として訪問先のお店でかけてもらっていたのではないでしょうか?
それが、たまたま当店では同じミュージシャン(ピアニスト)のアルバムがかかっていた(カルテットだけど)。
それもこれまでハシゴをしてきていたお店とは違う「音」で鳴っていた(ので、率直に感想を伝えてくださった)。
有り難いことでございます(_ _)。
こーゆー時こそ、今日の標題(↑)のような気持ちになる、そんな一瞬です。
(かと思うと・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)トホホ事象もあり)。

試聴盤で思い出したことがあります。
以前、あるハンドメイド・スピーカー工房へ伺った時のこと。
店主(というかスピーカー製造職人)の手によるスピーカーの聴き比べに私は1枚、CDを持参しました。
それが、こちら(↓)。
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「LUPIN THE THIRD【JAZZ】」大野雄二トリオ。
大野さんがこれ以降手がけていくことになる、ルパン三世シリーズの第一弾アルバム。
この演奏に店主と私は一緒になって、耳を傾ける。
「いいですねぇ、このアルバム。素晴らしい。」
私「でしょう! あっ、このCD-Rがクルマにあるから差し上げましょうか?」
「いいんですか、ありがとうございます。」
ということで、差し上げました。
で、
その時のスピーカーはどーなったのかというと、現在、階下で冬眠中です(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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