liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2025年7月下旬のお休みは、今のところ19・22・25・29・30日の予定です。よろしくお願いいたします。

かねてより長野県内を統一した「道の駅ガイド」的なものは、ありませんでした(無料のもの、ね)。
どーしてだろうと思いエリア地図を見ると、国土交通省の【関東】と【中部】の地方整備局の管轄範囲が見事に長野県を二分しており、夫々にガイドマップを発行しているのです(↓これは「中部」のもの)。
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管轄範囲は平成の大合併以前に決められていたこともあって、塩尻市は楢川村と合併したことで、旧塩尻市内にある「小坂田公園」は関東ブロックに所属し、旧楢川村にある「木曽ならかわ」は中部ブロックに所属しているのでした。
今では同一市内なのに、なんか別々('A`)。
そこで、
「信州道の駅交流会」。
こーゆー(↓)信州に特化した道の駅ガイドを制作。
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やはり、同じ問題意識だったらしい(↓)。
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令和6年9月、佐久穂町に「道の駅 八千穂高原」がオープンし、現在、長野県下には54の道の駅が営業中です。
因みに当地から一番近いのは、「南信州とよおかマルシェ」です(最近は行ってないけど)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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駐車場脇の花々、その中にナデシコがあります(↓)。
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先日、咲き終えたと思っていたら、まだまだ花を咲かせています。
以前のブログ(4年前)では、12月に入っても花を咲かせていたことが記してあります。
恐るべし、ナデシコ。

先日観てきた映画「教皇選挙」(↓)。
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日本では映画の公開中に、現実のローマ教会で前教皇フランシスコが死去し、コンクラーベ(教皇選挙)が実施されるというタイミングだったことから、また、コンクラーベは「密室」で新教皇が誕生するまで枢機卿たちだけで行われるという謎に包まれた歴史から、「どーゆーふーになっているのだろう?」という興味津々な内容。
で、
フィクションであるこの映画を観ての感想が、今日の標題(↑)。
これじゃぁ、もうネタバレしているようなモンです(_ _)。
この標題について、wikiせんせいの項目では(こちら)、
現代における使用例として(強調BLOG主)、

既に死んでいた諸葛亮の威光により司馬懿を撤退させたことから、既に亡き人物が生きている人物に大きな影響を与えることの喩えとして用いられることもある。

とあります。
映画冒頭で死去する前教皇は、その後一切登場せず(=亡くなってるので)最後の最後で判明する彼の予見する能力(=チェスで8手先をみて、実現させる力)に脱帽でした(伏線回収もよろしい)。
聖書の文言を現代に合わせて(いや、現代の事象を聖書の文言によって)どーゆーふーに解釈しようとしても、そこには矛盾が生じるだろうと、あたしゃ、思うんですが、なんせ、「神の言葉」故、冒しがたいものがあるのでしょう。
カトリック教会にも様々な問題を孕んでいることを浮かび上がらせ、それでもそれらを乗り越えようとしている意志を感じました。
それはそーと、
心配なのは、アメリカにおける福音派と共和党の繋がりです。
福音派は、本気でハルマゲドンを望んでいる!?---というNHK・BS「世界のドキュメンタリー」を以前に見たモンで。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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駐車場脇の花々、いくつかあるその中に鉢植えから路地に移したアジサイがあります。
先日、水遣りをしようとみてみると、葉っぱが虫たちに食べられて穴だらけ。
このままでは花が咲く前にヤられてしまいそう---('A`)。
でも、
他の花々(の葉っぱ)には虫がついていないのです。
ホント、アジサイの葉だけがヤられているのです(↓オイシイのか、アジサイの葉は?)。
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カインズでこれを買ってきて、一吹き二吹き・・・・(↓)。
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これ以降、葉っぱの蚕食具合には歯止めがかかり、アジサイも心置きなく?開花中です(↓)。
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私が過去に引っ掛かった!?---という話ではなく、このブログでも過去2回触れていた「カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義」 甲斐谷忍著・原案:夏原武 集英社刊(グランドジャンプ連載中)のお話。
過去2回は、2年前のこちらこちら
第10巻「第64講義 新入ゼミ生・春木」から新章が始まっています。
先日、第11巻が発売され、加茂教授のゼミ生・春木優斗くんがマチアプを舞台に潜入フィールドワークを繰り広げます(↓)。
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春木くんには、まだまだマチアプがこーゆー世界だということがよくわかっていません(↓)。
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主人公・加茂教授は、こーゆー世界に食指が動くのですね。
加茂教授は春木くんが取り返しのつかない危ない目に遭う寸前で登場して、いや、(多少)危ない目に遭わせたあとで、読者の我々に「ここが『POINT OF NO RETURN』のチェックポイント!」とゆーふーに解説してくれます。
世間知らずの私にもわかるそれらの指摘は、巻末の原案者・夏原武さんの「カモリズム経済白書」を読むことで、より理解が進みます。
因みに今回のお話で加茂教授から出されている課題は(↓)、
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というもの。
次号(第12巻)では、この章の決着がつくようです(上記の「仕組み」が開陳されるのでしょうか?)。
楽しみです。

「カモのネギには毒がある」はスタッキングシェルフに置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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2025年6月16日~20日は、NHK【連続テレビ小説】「あんぱん」の第12週で、テーマは「逆転しない正義」。
この週、ネットでは「神回」と評する方々も多く、斯く言う私も同感です。
後に「アンパンマン」が登場するも、その核心に「逆転しない正義」があることを知っている私たちは、そうであるが故に、柳井嵩(北村匠海)が戦地で経験したこと(=餓死寸前までの壮絶体験)の意味を深く考えようと思うのでした(少なくとも私は)。
で、
この週の放送回では「逆転しない正義」という言葉(台詞)は、1回も出てこないのです。
金曜日の(60回)最後の最後、次週予告のこの画面で(↓)、
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若松のぶ(今田美桜)「私が信じていた正義は、まちがっていました。」
柳井嵩(北村匠海)「正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもん、簡単にひっくり返るんだから。」
という台詞が被せられているのでした。
のぶは父の朝田釜次(吉田鋼太郎)をして、「のぶは『愛国の鑑』やき。」というくらいでしたから、8月15日を境とする価値観の変化に適応できていません。
そう、
朝ドラで戦時中の主人公がそーゆー立場にいる(いた)という設定は、かなり珍しいことらしい(朝ドラウォッチャーの堀井憲一郎さんが指摘)。
驚いたことといえば、
NHK系のWeb、ステラnetのこの記事
「あんぱん」の脚本を担当している中園ミホさんへのインタビュー記事のこちら(↓)。

中園 やなせさんとは不思議なご縁があって。実は子どものころ文通をしていたんです。10歳のときに父が病気で亡くなり、落ち込んでいたら、母がやなせさんの『愛する歌』という詩集を買ってくれて。それを読んで救われる思いがしたんですね。
その気持ちを手紙で送ったら、やなせさんからすぐにお返事をいただき、そこから文通が始まりました。音楽会にもお招きいただいて「おなかがすいていませんか?」「元気ですか?」と優しく声をかけてくださいました。

脚本家冥利に尽きるとは、こーゆーことを言うのだなぁ。
念のため、wikiせんせいもみてみると(こちら)、同様のことが記されています。
金曜日(6/20)の(60回)最後、この場面も(↓)、
2025-06-22 185042
こんなふーに(↑)報じられていました。
高知の市街地には、終戦の約1ヶ月前(7月4日)に空襲があり、
死者401人、重傷95人、軽傷194人、不明22人、罹災人口40,737人。罹災面積4,186,446平方m、全焼壊11,804戸、半焼壊108戸。---とwikiせんせいに記されています。
市街地の40%を焼失とも。
「総力戦」では敵わない相手であることは明白だったのに、どーして戦争に突き進んでいったのか?---もう、答えは出ているのでしょうが、戦後、そこから学んだことは、いったい何だったのでしょう?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。お客様からいただきました、CD(未開封品)。
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次のように記されています。
Recorded on 30. March - 2. Aplil, 2002
at “Canvas” in Iida city, Nagano, JAPAN
Recording Producer & Mastering Engineer : Toshihiko Kuwahara
また、ジャズ・フルートの第一人者、ジェレミー・スタイグ(Jeremy Steig)からの賛辞も寄せられています。

Yahoo!ニュースのトップに、

トランプ大統領、イラン核施設3カ所を攻撃 「成功した」と投稿
6/22(日) 9:14配信

と、飛び込んできました(朝日新聞Webより転載)。
イランの核施設3カ所を空爆---フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3カ所。「攻撃は非常に成功し、完了した」としています(トランプ大統領のXへの投稿による)。
私の記憶にあった「ゴルゴ13」SPコミックス第195巻第1話「ペルシャ湾岸危機 大統領選異聞」。
この話には、何故か毎日新聞と岸井主筆が実名で登場していて、違和感がありました(こちらのブログ。6年前のものです)。
話は、2012年のアメリカ大統領選で「オズマ」大統領再選の陰に、ゴルゴ13が暗躍し、イランのフォルドゥにある核施設を破壊するという筋書きでした。
次のようなコマも登場するのです(↓)。
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強固な岩盤の下、地下80mに建設されているというフォルドゥの地下施設。
イランとしてはバンカーバスターにも堪えられる構造設計を採っていたと思われますが、今日の速報では、
米紙ニューヨーク・タイムズによると、フォルドゥの空爆には米国製の大型特殊爆弾「バンカーバスター」が使われ、初期評価では施設は使用不能になったという。
と報じています。
この第一報を聞いて、あたしゃ、先ず

パンドラの匣を開けてしまったのか?

という、最悪の未来をイメージしていました。
因みに、「ゴルゴ13」のこのお話(「ペルシャ湾岸危機 大統領選異聞」)の中で、標題のようにゴルゴ13へ依頼したのは、EU首脳(名前は不明)でした。

「ゴルゴ13」全巻は棚に置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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駐車場脇の花々(↓)。
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マリーゴールドの逞しさを日々感じています。

標題の映画を封切りで見てきたのは、3年前でした(この日のブログ参照)。
内容は、こーゆー近未来の日本を描いた作品(↓)。

超高齢化が進んだ近未来の日本で、75歳以上の高齢者が自らの生死を選択できる制度<プラン75>が施行される。夫と死別した78歳のミチはある日、高齢を理由に仕事を突然解雇され、住む家も失いそうになってしまい、<プラン75>の申請を考えるが…。

同調圧力がひときわ強いといわれる日本において、こーゆー制度を導入したら、どーなることでしょう?
ある層の人々には、ディストピアの到来となりましょう。
ヘビーな内容でしたし、考えさせられるいくつもの事象がありました。
で、
先日、読了した『本心』平野啓一郎著(2021) 文藝春秋刊(2023年文庫本化)(↓)も、近未来で「自由死」が認められた社会を描いていたのです。
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2040年代の日本では、医師との相談の上で、その一筆により合法的に「死」が選べる「自由死」が認められた社会になっています。
主人公・朔也の母は、その「自由死」を望みながら、運悪く別の事故で命を落としてしまうのでした。
朔也は生前、母が「もう十分(生きた)」と口にしていたことの、その「本心」はいったいどーゆーことだったのだろうと、ずっと心に引っかかっています。
AIを駆使したVF(ヴァーチャル・フィギュア)をゴーグルで見る空間で再現させる民間企業も出現しており、朔也は生前の母の情報を提供することで、VFの<母>を生成させるのでした。---という展開。
物語後半、朔也が次のように語る場面があります。
----------引用開始
「心の底から満足して、『もう十分』と言う人もいれば、深い絶望感から、『もう十分』と言う人もいます。
苦しんでいる人は、励まして、『まだ十分じゃない』と勇気づけるべきですか? 
それともそのまま理解すべきでしょうか?
寧ろ、【心の持ちよう】だと、慰めるべきですか? 
どんな状況にでも、僕たちが満足できる何かを見出してしまうのなら、現実は永遠に変わらないです。
それは、この世界を好きなように弄んでる人たちにとっては、あまりに好都合です。
不幸は不幸、貧乏は貧乏だけど、当事者たちが、不幸でも貧乏でも、心安らぐ術を知ってしまえば、社会には何の波風も立たないです。
それだとあまりに救いがなくて、……わからないんです、僕は。」
僕は、混乱していた。
母のことを話しているつもりだったが、同時に、自分のことを話していた。
自分で言っていることに対する答えを、何もかもわかっている気がしながら、そうではないと否定されたがっていた。
(前掲書より)
-----------引用終了
近未来は、格差の拡大、分断された社会が到来し(既に来ているという指摘もありましょう)、それぞれの「社会」のなかで生活することを強いられていくのでしょう。
社会的な流動性はなくなり、若し、あるとすれば、それは革命や戦争といった事態が生じる世の中となりましょう(あたしゃ、イヤですけど)。
映画や小説といったフィクションは、「あるかもしれない未来」を想像力で築き上げるシミュレーションの提示に他なりません。
それは今への警鐘でもあります。

(「本心」は棚に置いてあります。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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玄関前の一鉢(↓)。
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種類は、次のものがあるらしいのですが、
・ピンク
・リン
・ホワイト
・ライトパープル
・ディープパープル
これはこのうちの、「ディープパープル」です。

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