今回の東京2020オリンピックは、開会式の選手入場が国名のアルファベット順ではなく、「あいうえお順」だということに意表を突かれました。
ABC順だと、だいたい今、行進がどれくらいの順番にきているか、世界中で見ている人にもわかりますが、「あいうえお順」となると、どーゆー法則性に則って自国の順番がくるのか、皆目見当が付かなかったことでしょう。
だから、
テレビモニターの前に釘付けになった人も多かったと思われます(イギリス(GBR)は、「英国(いこく)」で登場したり、CYPRES(“サイプレス”と発音する国は「プロス」で、登場したり・・・・)。
そんな中、知らなかった国(地域)が早々に登場して、あたしゃ、思わず帝国書院の地図帳を取りに走った。
それは、“ARUBA(アルバ)”。
「そんな国、あったっけ?」と、思っていたところ和久田アナが、「カリブ海に浮かぶオランダ領アルバ島」です、とのこと。
私「あぁ~、キュラソー島と一緒にオランダ領として有名で、ベネズエラ産の石油を精製(たぶんシェル石油)している、あの島か!」
カリブ海諸国に関しては、そこそこ国名くらいは知っていたつもりでしたが、盲点でした(オリンピックは「地域」単位でも出場できるし・・・、プエルトリコやバミューダ諸島、英領ヴァージン諸島とかも(_ _))。
知らなかったのは、「北マケドニア」。
私「えっ、マケドニアじゃないの?」と、思っていたら再び和久田アナ「旧国名マケドニアから3年前に『北マケドニア』に国名が変わりました」とのこと。
私「へぇ~~~」でした(_ _)。
そんな中、目を惹いたのがカザフスタンの女性旗手(↓)。
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民族衣装に身を包み、その見目麗しそうなお姿は、ネットでも騒然(「ポチッとな」o(^-^))。
その後に続いたキルギス(カザフスタンと共に旧ソ連から独立した中央アジアの国)は、ノーマスクじゃん(↓)。
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206の国と地域の中で唯一、ここまで徹底したノーマスクの国は、ここだけ(あかんやろ、これ)。

以下、感想。
・MISIAの国歌斉唱(君が代)、お見事。昨年末の紅白歌合戦紅組のトリで「アイノカタチ」を聞いていた身としては、彼女の歌唱力に脱帽です(↓)。
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・国立競技場上空に浮かんだ1824台のドローンによる大会エンブレムと、それが地球に変現するハイテク制御の演出(↓)。どーゆープログラムを書けばこーゆー動きをするのだろう? 感嘆!
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・1964年の東京オリンピックのレガシーたる「ピクトグラム」。それを「ヒト」が生身で50種目を表現するというアナログなやり方に、笑いとともに「よくやった!」と喝采(↓)。ピクトグラム好きとしては、この映像は「完全保存版」デス。
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バドミントンのラケットをファンブルした時は、「おぉっ! 大丈夫か!」と思いましたが、それ以降は無事演技終了。
これは、アシストする人と共にカメラマンと息が合わないと、成り立たない絶妙な仕掛けでした(流石に「セーリング」だけは、アシスト者のポロシャツのアップでしたが)。
・市川海老蔵と上原ひろみのコラボ。「世界」の人はあれをどーゆーふーに受け取ったのだろう?????
・関係者挨拶---橋本聖子組織委員会会長 6分半(長い)だったらしい。
トーマス・バッハIOC会長  13分(超長い)だったらしい。
天皇陛下、開会宣言 13秒---陛下は、ちゃんとわかっておられる(宣言だけとは言え)。
・陛下が開会宣言を始めてから菅は立ち上がった。座って聞くつもりだったのか。テレビにしっかり映ってた(らしい)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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