liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2013年01月

加齢に対して抗うことにどんな意味があるのか、私にはわかりません。

「アンチエイジング」

今の日本でこの言葉が語られるとき、「資本主義の臭い」がプンプンします。

ホームページのアドワーズ(検索連動型広告)では、モロに登場してきますしねぇ(↓)。


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「邪魔な広告だなぁ。」

と思っていたところ、小池龍之介氏(異色のお坊さん)の次のような文を発見。

-----------------以下引用(強調はBLOG主)

「年齢よりも若々しい」などという、相対的に過ぎないものに、自我アイデンティティの拠り所を見出してしまうと、それはいつか必ずや、失わねばならなくなる。

そして、拠り所を失うとき、苦しみが一挙に襲いかかってくることでしよう。

これまでも別の形で述べてきたことながら、人生の最終時期を、とても不満で惨めに過ごさねばならないような洗脳が、この国を覆っているのです。

うがった見方をいたしますと、高齢化が進むなかで、お金を(若い人と比べて)たくさん持っている高齢者を誘惑して、各種消費へと取り立てるためにも、この洗脳は重要であるに違いありません。

消費といえば、ふと思い当たりますのは、お金と支配欲の関係です。

お金を使うと、ヒトやモノを自分の支配下ないし影響化に置いた気分が生まれるため、脳内に快楽が発生するものです。

老いても盛んに快楽を追い求めよ、とは老いても消費の欲を追い続けよ、という市場の命令なのかもしれません。

かくして、老いた体にドギツい快楽の刺激を与え続けるハメになっている、高齢化社会。

結果として、いよいよ死の病にでもかかるまで、誰もがずーっと興奮しっぱなしで、昔の、敬われていた老人が持っていた落ち着きや思慮深さが失われることとなります。

市場の命令に背いて、老いては快楽を去ってゆくこと。

それが心の安らぎを得る秘訣であるうえに、副作用としましては、若い人たちにはない平静さという独自のアドバンテージを、"長老"が取り戻すことにもつながるのです。

-----------------引用終了

「アンチ」のつかない「エイジング」を他者目線からではなく、いかに自分の格率で納得しておくることができるのかどうか、それが今の自分にとっての関心事です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。


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一昨日の雪が麓から南アルプスにかけて白くグラデーションがかかっています(↓昨日の13:28撮影)。


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先日、ビル・エヴァンズ4部作のジャケットを収めたフレームから、「ナイトホークス」の複製画に替えました。



もうかれこれ10年以上も前のことです。

東急Bunkamuraのザ・ミュージアムで「エドワード・ホッパー展」がありました(2000年のことのようです)。

そのとき「ナイトホークス」は展示されていませんでした。

が、

なぜか(企画展特設の)ミュージアムショップで、「ナイトホークス」の複製画を販売していたのです(この作品は彼の代表作ですしねぇ)。

その場で注文をして、後日送られてきました。

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(そのときもいまも)富裕ではないので、いちばん小さいサイズを購入。

アップ(↓)。

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さらにアップ(↓)。


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この絵画は歴史の浅いアメリカ合衆国にとっては「国宝級」なのだそうで、ホンモノを見るためにはシカゴ美術館まで足を運ばなければならないらしい。

当店の営業時間をこんな山奥なのに21:03までとしているのは、「ナイトホークス」の影響かも・・・・(ウソ)。

“Miffy” by Dick Bruna

Vゾーンにミッフィーの存在はなく、ワンポイントで剣先のほうに1匹、刺繍されています。

スーツでは3ピースではなく、2ピースであったほうが、ミッフィーも「外」の世界が見えていいかもしれません。

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販売は(株)三松商事、製造は渡正ネクタイ(株)の日本製。

大丸京都店の紳士服コーナーにミッフィー・ネクタイのちょっとしたコーナーがあったのは、少し驚き!


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昨日、お休みしました。

雪だったからではなく、先月に決めていたことです。

朝6:00に起床すると、雪。

段丘の最上段に位置していることもあり、この時点で25cm程の積雪です。

これではクルマが運転できない状態だったので、駐車場とアプローチ坂の雪かきをすることにしました。

おおよそ30分、雪が降り続いている中を除雪。

なんとかクルマで一般道へ出て行くことができました。

さ~て、これから長野市まで行かなくてはなりません。

それも10:00、までに。

7:00に出発。

最寄りの松川I.Cから中央道へ。

どうやらチェーン規制をしているらしく(まあ、その必要を感じさせるくらいに降ってましたからねぇ)、ゲート前で一旦停止させて、タイヤの確認をしている係の人がいました。

驚いたのは、その人の手前に、

「自動タイヤ認識装置 社会実験中(正確には覚えていないのですが、そういう趣旨の看板でした)」

「えっ!」

I.Cのゲートに入っていくクルマがそこを通過するだけで、スタッドレスタイヤかノーマルタイヤかを判別する装置らしい。

そんな装置が既に開発されており、現在は「使えるかどうか」の実験段階ということか。

でもどうやって認識するのだろう?

「溝」の違いを瞬時に判断するのか???

う~む。

日本のテクノロジーは、それを応用して発展する分野がニッチですごいなぁ。


中央道を北上しながら、南信でこんなに降っているのだから、長野市は大変なことになっているのかなぁなどと心配しつつ・・・・・・・。

伊那I.Cまでくると雪が降っていません。

結局、岡谷、塩尻、松本、安曇野、麻績ICまでは雪が見当たらず、姨捨SAのあたりから雪。

電光掲示板で

「長野以北チェーン規制・更埴JCT1km渋滞」の表示。

1km程度の渋滞は見られず、更埴I.Cで一般道へ。

「あ~、典型的な北信の雪模様。灰色の空!」

のろのろと長野市街地へ。

着いたのは9:40。

ふ~、間に合った。

用事を終えて、帰路へ(16:20頃)。

長野では終日、雪。

ホンダインターナビでは、ご親切にも音声で

「現在、長野県北部地方に大雪警報が出ています。」

とのお知らせ。

ナビの画面を見ると、地図が表示されている画面の全面で「小さくて白い点々」が点滅中。

どうやらビジュアル的にも「大雪警報」を知らせる表示のようです。

「へえ~。」

と感心しつつ、帰路へ。

麻績ICあたりから降雪はなくなり、梓川SAではその気配すらなし(朝から)。

帰路の電光掲示板では、「伊那・中津川間チェーン規制、飯田山本渋滞3km」の表示。

「あ~、南信はまだ降っているのかぁ、(T-T)。」

しかし、松川ICまでは予想よりも降雪が無く、スイスイと帰宅。

とは、いかなかった(T-T)。

駐車スペースまでのアプローチ坂+駐車場が午前7時以降に降った雪で埋め尽くされており、おおよそ20cmは積もっています。

これでは坂を登ることはできず、その手前に愛車を停めて、雪かき開始。

1月14日の降雪とは違い、さらさらのパウダースノーだったこともあって、30分で除雪完了。

今朝の様子(↓)。

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今現在、アスファルト上にある日なたの雪は、スゴイ勢いで融けています。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。快晴無風。

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こんなに天気がよいのに、気圧計は「こぼれています(↓)。」

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5枚の「お願い」用紙が各テーブルの上に置いてあるのですが、そのうちの一枚をこれ(↓)にしました。

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目の錯覚を利用した「動いて見える図形」です(以前に流行しましたね)

ジ~~っと見ていると、

「な~んか、気持ち悪いんですけど・・・・・・・・・・・・・。」

となりますので、ご注意ください。


できることならばクリスマス・シーズンに発見しておけば良かったと思われる一本。

ミッソーニは、

-----------------以下引用

オッタヴィオ・ミッソーニとロジータ・ミッソーニの2人はともに1921年生まれ。

夫のオッタビオは、陸上競技の選手として、48年のロンドン・オリンピックに出場。

このとき、イタリア選手団のユニフォームをデザインした。

そのオリンピックでロジータと知り合い結婚。

結婚後、ロジータの祖父が創業したニット工場を引き継ぎ、スポーツ・ウェアを生産。

当初はミッソーニとしてのブランドでは売れず、エマニュエル・カーン、クリスチャーヌ・ベイリーのネームテープをつけて販売された。

しかし、幾何学模様、色彩にこだわった楽しい色の組み合わせのニットが爆発的な人気を呼ぶ。

66年にミラノで、ブランド「ミッソーニ」でコレクションデビューを果たす。73年、ニーマン・マーカス賞を受賞。83年には、スカラ座からの依頼で初めての舞台衣裳も手がける。

ミッソー二の功績はニットウェアの顧客層を上流階級にまで広げたことで、40年にわたる技術革新と、少量生産、幾何学的で色彩の面白いデザインが受けた結果である。

ロジータのインスピレーションは近代絵画や自然の風景という。

何種類もの色糸を使用して織りなす生地、その色彩、独特の世界は高いな評価を得ている。


-----------------引用終了

確かに配色と幾何学模様が独特な製品群が多いと思います。

クリスマスカラーとも呼ぶ、「赤・緑・白(赤は愛、緑は永遠の命、白は純潔)」は精神的な安定感を感じるのでした。

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ビジネスの世界で働く女性を読者に想定している雑誌、「日経WOMAN」。

巻頭にはインタビューが載っていて、それはだいたい芸能人だったりします。

2013年1月号は、菅野美穂でした。

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既に芸能界のキャリアが20年にも及ぶ彼女の言葉、組織で働く人々だけではなく、自由に仕事が選べる恵まれた人々にも、心構えとして必要なものではないかと思われるものでした。

-----------------以下引用

「20代になった頃は『自立したい』と思って、お仕事を引き受ける前に、自分で台本や企画書にまで目を通していました。

けれど自分で選ぶと、結局は好みが偏ってしまうからよくないんですよね。

だから今はあえて、出演作を自分では決めていません。

女優としての幅を広げるためには、興味のある役ばかりを演じていてはダメだし、どんな作品でも、私に声をかけてくださった意味を見いだしたい。

20代の頃ほど連投はできなくても、一本一本、自分を絞るように全力で向き合っていきます。」

-----------------引用終了

30代半ばの彼女のキャリアをもってして、発せられる言葉という気がします(菅ちゃん、成長しましたねぇ)。

これって、“calling”そのものの発想のように思うのでした。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。先刻、雪雲が通り過ぎていき、今は南アルプスにかかっています(この時間、こちらは日が差しています)。

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今日の天気の推移予報(昨日のYahoo!天気予報から↓)。

これでいくと、一日の最高気温が0時(今日が始まったその瞬間)。

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昨日の13:14(↓)。

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月めくりのカレンダーを先日設置しました。

ただ、店舗内からは目に付かない場所です。

LAVATORY内のUtility roomに、場所をとらないものを貼り付け(↓)。

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建築史の中で名作といわれる邸宅をイラストで描いたものが、いくつも載っています。

そんななか、「あらっ?」

というものを発見↓(1月分のイラスト内で)。

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「レッチワース」、「E・ハワード」、「田園都市」とくれば、【都市の再開発】での定番です。

ほら(↓)。

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『フォトグラフィア地理図説2013』(東京法令出版)より。---

材質は国産ではなくて(イタリア産)、縫製が日本製。

“MADE IN JAPAN”と“FABRIC from ITALY”とわざわざ二重表記がしてあります。

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“DAIDOH LIMITED”の“H”が“N”に見えるんですが・・・・。

池上彰氏は今、引っ張りだこですが、そんな彼を東京工業大学がリベラルアーツセンター長として招聘したのは、2012年のこと。

理系の名門校がどうして、池上彰氏を招いたのか?

で、池上彰氏もそれに応じたのか?

以下の伊賀健一学長の話をきいて(読んで)、納得しました。

-----------------以下引用

数年前にヨルダンを訪れました。

山を見ると、山沿いにまっすぐな線が入っているように見えます。

これは羊が草を食べた跡です。

羊はまっすぐに前の羊に従って歩くので、だんだんと草がなくなって、後から来る羊は草がなくなり痩せてしまいます。

この羊の集団に山羊を少し入れるのだそうです。

山羊というのはいい加減で、ふらふらとランダムに草を食べて歩きますから、羊まで一緒になって、草をいろんなところに食べに行くようになります。

すると一直線に食べ尽くしてしまうということがない、つまり、異質な山羊という存在を加えることは、羊という集団にとっていいことなんですね。

以上はいまのヨルダンに関する知識です。

ヨルダンという国は、中東にあります。

石油が出るわけではありません。

有名なのはモーゼの遺跡、南端にあるペトラ遺跡、死海でしょうか。

1900年代の初めに、オスマン帝国の統治からアラブ諸国が独立したのですが、同時にイスラエルも作られました。

それから百年が経過したわけで、歴史、地理、宗教をよく知らないと、今起きていることの本質が見えてこないものです。

学生諸君には、知識を得ると同時に、ことの本質を理解して欲しい。

その思いもあって、このセンターの準備に取り組んできました。

大いに期待をしています。

みなさんも、どうか応援をよろしくお願いいたします。

-----------------引用終了

池上氏も多忙な中ではあるものの、センター長を請けたのは、これからの日本をしょって立つ科学者の卵たちを、「羊(専門バカ)」にさせてはなるまいという使命感にも似た覚悟があったからなのでしょう。

組織や社会の中で、自らの役回りが他の人に代替不可能である人間だからこそ、引く手あまたなになるのでしょうね。

それには人材ではなく「人財」にならないとだめですが、そうなるためには経験の深さ・長さが蓄積してはじめて、評価されるものです。

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どうでもいいことですが、今日イオンでレタスの販売価格を見たら1個[398円]!!!!!!!!!

「えっ!」

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝は暖かでした(飯田での最低気温はちょうど零度)。

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