liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2013年04月

先日、お客様からお借りしていた本『医者に殺されない47の心得』 近藤誠著(2012) (株)アスコム発行。

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刺激的なタイトルですが、いやはやどうしてこれまでず~っと学会の常識と闘ってこられた近藤先生の主張がわかりやすくまとめられています。

帯には(↓)、

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「目から鱗」の話が47項目、目白押し。

そんな中で、「コーヒー」にまつわる話もあり、以下引用します。

-----------------引用開始(強調はBLOG主)

コーヒーは、がん、楯尿病、脳卒中、ボケ、胆石、シワを遠ざける

「よいコーヒーとは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」(タレーラン)。

その黒さが災いしたのか、かつてコーヒーは「胃を荒らす」「がんになる」「シミを増やす」など、言われ放題でした。

しかしコーヒーは頭痛、胃痛をなだめ、眠気をはらう煎じ薬として世界に広まった飲みもの。

最近、世界各国の大規模な調査で、画期的な健康効果が発表されています。

日本の国立がん研究センターを中心とする研究班は、40~69歳までの男女9万人を10年間追跡調査して「1日に5杯以上コーヒーを飲む人の肝臓がんの発症率は、飲まない人の4分の1」と発表。

コーヒーの抗酸化・抗炎症成分がC型肝炎の進行を抑え、肝臓がんへの進行をくい止めるのではないかと推測されています。

日本女性のがんの中で死亡率が最も高い大腸がんについても、岐阜大学グループが1992年から8年間、35歳以上の地域住民3万人の追跡調査を行いました。

コーヒーを飲まない人を1とすると、毎日1杯以上飲む人は男性で0・81。

女性は0・43と、女性では大腸がん発症率が半分以下に抑えられていました。

コーヒーを1日2杯以上飲む人は、飲まない人に比べて死亡するリスクが10%以上低い、と発表したのは、米国立衡生研究所(NIH)。

1994年から14年間にわたり、米国内に住む50~71歳の男性約23万人、女性約17万人を追跡しました。

コーヒーを飲まない人に比べ、1日1杯の男性は6%、2~3杯は10%、4~5杯は12%死亡リスクが減り、女性はそれぞれ5%、13%、16%減っていました。

この調査では、心臓病、脳卒中、糖尿病による死亡リスクが減り、がんリスクは減りませんでした。

コーヒーは健康・美容・長寿の守り神

オランダの研究グループは、世界中の9件の大規模追跡調査のデータをまとめて「コーヒーをー日6,7杯以上飲む人は、2型糖尿病の発生率が0・65倍」と報告。

また、米ハーバード大の医学部の研究グループは、8万3千人の女性を24年間追跡して「タバコを吸わない女性の場合、コーヒーをよく飲む人ほど脳卒中のリスクが下がる」

また10年がかりの調査で「一日2~3杯のコーヒーを飲む男性は飲まない男性に比べて、胆石になるリスクが40%低い」と発表しています。

お茶の水女子大学の近藤和雄教授は、3-~60代までの女性131人のシミを、肌の奥に隠れているシミの量まで把握できる機械で測定しました。

被験者の、コーヒーを飲む量、日頃の食生活や運動量、生活習慣まで詳しく調査して、条件をならしました。

結果は①まったく飲まない②たまに飲む③1日1杯④1日2杯以上の代表的な画像比較で「コーヒーを飲む量が多い人ほど、シミの量が少ない」という結果が出ました。

フィンランドとスウェーデンの合同チームは20年以上にわたり、50代の男女1409人を対象に、①コーヒー1日2杯まで②3~5杯③6杯以上、に分けて聞き取り調査をくり返し実施。

その結果、中高年のときコーヒーを1日3~5杯飲んでいたグループだけが、高齢になったときに認知症やアルツハイマー病を発症するリスクが65%も低かった、と報告しています。

紅茶では差がありませんでした。

これらのデータを見る限り、コーヒーは健康・美容・長寿の守り神です。

-----------------引用終了

著書の中では、あれほどストレートに業界(医学・薬学・お役人の世界・医薬品製造会社等)を批判しているのに、コーヒーに関しては、上記の通り「絶賛」しています。


「飲むなら、おいしいコーヒーであったほうがいい。」


ですよね。


ということで、当店も注文を受けてから一杯ずつ丁寧にドリップしていきたいと思います(これまでも、ず~っとそうでしたけど、これからもず~っと・・・・)。

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近藤先生は、リビングウィルに関しても巻末でご自分の意思を表明されています(これは、「雛形」になりますね)。

-----------------以下引用

近藤誠のリビングウィル

いっさい延命治療をしないでください。


私は今日まで、自由に生きてきました。

64歳まで、好きなことに打ちこんで、幸せな人生でした。

そして、自分らしく人生を終えたいと思っています。

今、私は意識を失っているか、呼びかけに少し反応するだけだと思います。

すでに自力では、呼吸もほとんどできないかもしれません。

このまま命が尽きても、何も思い残すことはありません。

だから、決して救急車を呼ばないでください。

すでに病院にいるなら、人工呼吸器をつけないでください。

つけられているなら、はずしてください。

自力で飲んだり食べたりできないなら、無理に、口に入れないでください。

点滴も、チューブ栄養も、昇圧薬、輸血、人工透析なども含め、延命のための治療を何もしないでください。

すでに行われているなら、すべてやめてください。

もし私が苦痛を感じているようなら、モルヒネなどの、痛みをやわらげるケアは、ありがたくお受けします。

今、私の命を延ばそうと力を尽くしてくださっている方に、心から感謝します。

しかし、恐れ入りますが、私の願いを聞いてください。

私はこの文章を、冷静な意思のもとに書き、家族の了解を得ています。

いっさい延命治療をしないでほしい。

この最期の願いを、どうぞかなえてください。

決して後悔しないことを、ここに誓います。

2012年12月7日

住所
自筆 署名   歳  印
証人 署名

-----------------引用終了

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。昨日今日と飯田で「山びこマーチ」(兎に角歩くイベント)。今日はりんご並木にゆるキャラが20数体登場するらしいです。晴れて良かったですね。

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先日、卒業生が当店の店名が入ったマークを刻印した「消しゴム版画」(というには立派すぎる)印形をプレゼントしてくれました(ありがたいことです)。

英字新聞の入れ物に入ってました。

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取り出してみると(↓)、

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押してみた(↓)。

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アップ(↓)。

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当店の看板(建物の入口に設置してあるLED照明の器具)をプロに頼んだとき、

「細かいですねぇ~。」

と、ちょっといやがられました。

それを、5cm*3cmのサイズで再現してくれるとは、なかなかな「腕」をお持ちと見た。

消しゴム版画といえば、故ナンシー関。

ちょっと辛辣な人物批評ができれば、この「腕」と「技」で、跡が継げる(かも)???


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会計伝票の裏面にバンバンと押して、活用したいと思います。

ありがとうございました。

先日、お客様からいただいてあった「レトロソーセージ(くじら入り)」を食しました。

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ミンククジラ15%入りなのだそうです。

赤○部分と白○部分の肉の違いは、色ではわかりますが、どっちがどっちなの?

たぶん、赤○部分のお肉がミンククジラなのではないかと・・・・、思われます。

じゃあ、あとの残りはどうなのかというと・・・・・(↓)、

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豚肉とマトン、合計3種類入り。3種も判別できませんぜ。

商品の名称は、「特種フィッシュソーセージ」。

どういう種別になっているのか、興味が湧いてきました。

農水省のここに載っています。

「種もの」入りだから、なわけね。

久しぶりに「鯨肉」をいただきました。ごちそうさまでした。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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先代のノートパソコンが逝ってしまったために、入口玄関でのお出迎えができなくなっていたマーフィーの法則。

このソフト、WINDOWS98,2000でしか作動しないために、なかなか代替品が見つかりませんでした。

で、昨日からDELLのlatitudeで復活。

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今日は(↓)、

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このlatitude、キーボードが・・・・・・・・(↓)、

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英語配列のため、割り当てられている文字が微妙に違います。

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好きだなぁ、「マーフィーの法則」。

偏ってるけれど、そこにはほんの少しだけ真実があるから。





強歩大会を実施する学校は、春に行うか秋に行うのか、そのどちらかです。

前の職場は「春実施」でした。

この時期にやるのは、入学早々1年生への洗礼の意味があります(ホント?)。

当店前のハーモニックロードは歩道が整備されているせいか、いくつもの学校がここを強歩大会のコースにするようになってきました。

整備されているということに加えて、晴れた日の南アルプスのパノラマがすばらしいので、「地元再発見!」のためにも優れたコースだと思います。

で、

当店としても、「飴玉」で応援(昨年よりも量を多く)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。晴れたり曇ったり、はたまた雨が降ってきたりと、忙しい天気です。

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「MONSTER」が米ドラマ化へ---というYahoo!ニュースがありました。

こちら(↓)。


というわけで、「赤」棚には急遽「MONSTER」全巻+αを設置しました。

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今度のEthiopia(エチオピア)産豆は、以前にご提供したイルガチェフのお隣のものだそうです。

店主好みの焙煎が深めの仕上がりになっています。

美味しいです、ぜひご賞味ください(いつも通り、数量限定です)。

お客さんからお借りしていた本、『なめらかな社会とその敵』 鈴木健著(2013) 勁草書房。

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なかなか手強い内容で、理解できない数式多数。

でも、「個人」をさらに分解した「分人」民主主義を実現できる情報技術が発達したことによって、その可能性が見えてきたことを見通している点、田舎モンの私にも新鮮でした(300年というスパンで、らしいです)。

「なめらかな社会」をイメージでとらえると、こういうこと(↓)。

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内田樹氏はアマゾンの書評において、実名でこの本を高く評価しています。

-----------------以下引用

素人は専門的な話の中身は理解できない。

でも、「今こうやって必死にしゃべっている青年は、私利私欲のためにそうしているのか、功名心とかルサンチマンに駆られてやっているのか、それとも本気で『住みやすい世の中』を世のため人のために創り出そうと思ってそうしているのか」なら非専門家でもわかる。

この青年は本気だ。

素晴らしいことだと思う。

これだけの知力と馬力があれば、個人資産を増やすことも、世俗的な名声を勝ち得ることもむずかしいことではなかったはずだ。

でも、鈴木さんはそういうことには力を用いなかった。

その知恵と力を「この世界を、手堅い方法で、住みやすいものにする」という事業に注いだのである。

偉いものである。

「青年」という存在が地を払って久しいけれど、乱世になるとこうやってちゃんと出現してくるのである。

-----------------引用終了

ふと思ったのは、この本を出版した勁草書房のこと。

今年が2013年。

今を去ること30年前の1983(昭和58)年、同じ勁草書房から『構造と力』 浅田彰著が出版されています。

当時はやりの「ポスト構造主義」を読み解く入門書として、業界(とその周辺人)においては一世を風靡した名著。

「あれから、30年かぁ。」

30年といえば、「一世代」分の時間経過を意味します。

浅田氏はアカデミズムの中に留まっていたように思いますが、鈴木氏はビジネスの中で、仮説→社会実験→検証ができる立場にいるようなので、これからが楽しみです。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。昨日とは打って変わって、降水確率終日ゼロ。

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会計を済ませる机(チェックアウトレジ)は非常に狭く、45cm*45cm程度のスペースしかありません。

その脇に鉛筆やらボールペン、ラインマーカー等を一緒くたにして、マグカップへ。

それが“CHE”。

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いまのところ、彼にまつわるものは男子トイレの中と、ここだけです。


田原総一朗のギロン堂 連載728回(『週刊朝日』2012.04.19号)から引用します。

-----------------引用開始

新聞は半分近く広告でしょう。

紙媒体は金がかかるので、広告で埋めないとやっていけない。

読者には余計なものです。

さらに記事の半分近くは発表報道。

アメリカなら人件費の安い通信社が受け持つことを、日本では給料の高い新聞記者がやっている。

しかもその発表記事が長すぎて、読者は読みたくない。

僕は400字くらいで十分だと思う。

はるかに安くて便利なネット媒体で、100万人、いや500万人以上の会員が見る雑誌、新聞にあたるものをつくります。

-----------------引用終了

これは田原総一朗氏の言葉ではありません。

この発言の主は堀江貴文氏。

そう、ホリエモンです。

この発言を受けて田原氏は次のようにまとめています。

-----------------引用開始

これは非常におもしろい。

まさに革命的で、紙媒体にとつては、尋常ならぬ戦闘宣言である。

それにしても、私を含めてほとんどの人間が、かってはこうした堀江氏の説明をエゴイズム、売名行為だととらえていた。

そのことを言うと、「あのころは、わからないヤツは、わからなくていいと思っていた」

と、堀江氏は苦笑した。

それを今は丁寧に説明してくれる。

刑務所は、飛躍的に人間を成長させるのだと、改めて感じた。

-----------------引用終了

田原氏はホリエモン事件は国策捜査による冤罪だと見ています(私もそうだと思っています)。

その点に触れると

「過去のことは、もういいです」

と、答えたとか。

堀江貴文氏が闘おうとしているものは、今も昔も「あっち側」で胡座をかいている人々であるらしい。

塀の中で彼はその戦い方について、万策を張り巡らすべく熟慮していたのでしょう。

楽しみです、まだ若いし。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。終日雨の予報。

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