liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2014年06月

BS-1を中心にサッカーW杯ブラジル大会を見ています。

オープニング・アニメーションで気になること、ありませんか?

そうそう、彼(↓)が出てくるあのアニメです。

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静止したものを見ると、彼の瞳にスタジアムから舞い上がる光も描かれていることがわかります。

で、

ブラジルが国家の威信をかけて製作したものだろうから(そもそもこのアニメって、ブラジルが作ったのか? それともFIFAがどこかの制作会社に依頼したのか? それともNHKがこのためだけに作ったのか??)、お祭りという側面もあるし、なるべくなら「あまりみせたくないもの」は描くことはないだろう---と思っていたら・・・・・・・。

「彼」が最初に登場するシーンを見てみましょう(↓)。

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赤○部分の、茶色で凸凹した屋根。

「彼」は高台から下を見下ろしており、中心市街地ではなく、郊外にあることがわかります。

これ、ファベーラですね。

日本語にすると、「貧民街」・「スラム」。

wikiせんせいの画像から(↓)。

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ファベーラに住んでいる(であろう)「彼」も楽しみにしているW杯。

それをスタジアムで見られるかどうかはわかんないけれど、確実に言えることは「彼」にとっての将来の夢が、今、目の前で行われているというってこと(だから瞳の中にもスタジアムの光が描かれたのか?)。

どのようなバックグラウンドを持って生まれてきたとしても、W杯はそれを目指す者たちすべてに、扉を開けて待っているゾ!---というメッセージにもとれます。

(日本で考えてみたら、この描かれ方はけっこうイッテルと思うはずです。オープニング・アニメーションが、いきなり山谷や釜ヶ崎のシーンだとしたら・・・・・・・。)


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今日の南アルプス↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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写真フレームとして、以前に登場していますが、4つ並べてみました。

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4枚のアルバムジャケットには、なんら関連性はありません。

イチバン左の“1958 MILES”のジャケットは、故池田満寿夫氏のデザインによるもの。

1958(昭和33)年頃のマイルス・デイビスの発表した他のアルバムジャケットとは、雰囲気がぜ~んぜん違います(それもそのはず、このアルバムは日本編集盤で、発表されたのは1979(昭和54)年だから)。

イチバン右の“FISH OUT OF WATER” by Charles Lloyd のジャケット。

クレジットによれば、

Painting, Design, Photo: Dorothy Darr

と記されています(Dorothy Darr は知りません)

が、

印象に残るのは「スイカ」。

スイカと言えば、フリーダ・カーロ。

たくさん出てきました → こちら

池上彰氏が東工大の定期試験で出題したと紹介している、ブータンのGNH(Gross National Happiness・国民総幸福量)。

GNHが紹介されてから俄然、耳目を集めるに至ったブータン。

その後は、今は、どうなんでしょう?

先日、『「幸せ」の経済学』 橘木俊詔著(2013) 岩波書店刊 を読んでいたら、報道されてからの「その後」が記されていました。

-----------------以下引用(強調BLOG主)

第七は、一九七六年に登場して世界に衝撃を与えたブータンの国民総幸福量(GNH))という概念です。

ブータンは当時非常に貧しい国でしたが、国民の九七%が自分は幸福だと答えていました。

しかし、その三四年後の二〇一〇年にブータン自身が九つの変数を用いて国民の幸福度を評価したところ、ブータンの人の幸福度は半分以下に落ちていました

考えるに、七〇年代のブータンの人たちは、他国の人たちがどれだけ経済的に豊かな生活をしているか知る機会がなかったけれども、その後、ブータンの人たちもそこそこに豊かになり、テレビやインターネットで、世界各国の事情を知るようになって、自分たちはまだまだ豊かではないと感じて、幸福度はあまり高くないという結果になったのではないでしょうか。

このことは、冷戦終焉直前の東ドイツ、ポーランド、チェコ・スロヴァキア、ハンガリーといった東欧の人びとが、テレビなどで西側の生活を見て、自分達の生活がいかに悲惨であるかを知ることとなり、それが最後には東西の壁を崩した話と通底します。

-----------------引用終了

「知識として知っているけれど、比較してあえて優劣を付けない」感覚。

「衣食(住)~足りて・・・・・・・」ではないですが、ある程度満たしているのであれば、そこから先は

想像力と数百円(遙か昔の「新潮文庫の百冊」コピー by 糸井重里)。」

だと思うのです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。蒸し暑くなりそうな夏空です。

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今日のストームグラス(↓)。結晶がキラキラと「泳いで」います。

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定期購読誌を1種類追加しました。

季刊誌ですので年4回しか刊行されません。

田舎の書店では見たこと、ありません。

雑誌の価格設定を無視しています(1冊1700円以上)。

でも、

次のようなreviewを読んだらどうでしょう??

-----------------以下引用

写真がキレイ。情報がマニアック。調べても絶対出てこないようなその国の今の話、過去の話が載っていて、小ネタとして使えるものが満載。

紙質、デザイン、写真、配色など、雑誌として完成度が高い。

いわゆるガイド本ではありません。現地の街、人々の息遣いを感じる雑誌です。行ったことのある土地ならばその記憶が鮮明に蘇り、未知の土地ならば想像力を掻き立てられます 。

とにかく写真・構成、他の雑誌とはまったく違います。この情報いりますか?ってところをついてくるツボがたまりません。行きたい場所でなくとも行ってみたくなるし、行かないにしても価値ある雑誌です。

-----------------引用終了

ということで、「TRANSIT」を追加しました。

最新号(発刊第25号・2014夏号)は、ブラジル特集(↓)。

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池上彰氏は現在、東工大リベラルアーツセンターの教授という立場でもあり、自分の講義に関して学生へ試験問題も出題しています。

『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう~池上彰教授の東工大講義・世界編』池上彰著(2012) 文藝春秋刊

の中で、どんな出題をしたのか触れていたので、以下引用します。

-----------------以下引用

私の講義では出席はとりませんが、授業中にレポートを2回書いてもらい、学期末に試験があります。

どんな試験問題か。

たとえば、

「ブータンではGNH(国民総幸福量)が提唱され、幸福を数値化するための指標がある。もし日本でGNHを取り入れるならどのような指標が適切か、あなたの考えを書きなさい」。

私が高く評価した解答のひとつがこれです。
















(本の中では、こんなに空白はありません。)





























































「幸福は主観的なものであり、数値化はできない。よって適切な指標はない」

この本の冒頭でも書いたように、大学生になったら「この説は本当に正しいのか?」と批判的に物事を見る視点をもってほしいのです。

多くの学生は幸福の指標を真面目に考えて解答してくれましたが、まず、GNHという思想そのものを疑ってみる発想が大事なのです。

その根本をよく理解した解答だと思いました。

-----------------引用終了

ふと、ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊先生のエピソードを思い出しました。

大学院生時代に講師をしていた高校の物理の試験で、

「この世に摩擦がなければどうなるのか」

との質問を生徒に出題したという話。

正解は、



















(知っている人は、知ってるこのエピソード。)














(引っ張りますね。)
















正答は「白紙答案」

(摩擦がないと鉛筆の先が滑って答案は書けない。解答を記入すると不正解。)

というものでした。

池上彰氏がどうして東工大という理系の最高学府において「リベラルアーツ」にこだわるのかというと・・・・・・・。

科学はそれをどうやって社会で生かせばいいかのベースに、「リベラルアーツ(教養)」が必要だと考えているから。

高校卒業段階までは5教科、理科・地歴公民もちゃんと万遍なくやったほうがよろしいかと・・・(文系の私でさえ高校時代理科は、物理・化学・地学・生物やったもんなぁ。どーゆーカリキュラムになってたんだろ???)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。南アルプスは「荒れて」いそう。

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今日のストームグラス(↓)。

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お帰りの際に2階から階下へと降りる時、正面に見える「視力検査表」。

先日から「3代目」になりました(今のところ4代目の予定はありません。たぶん、初代に戻るかも)。

こんなふうに見えます(↓)。

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アップで(↓)。

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“E”の向きでチェックするというのは、私の経験上に日本では行われてこなかったのかと・・・・・・・。

2代目の視力検査表は、記憶の片隅にあります。

初代も。

これ、中国で使用されていたもの(現在でも使用されているのかどうかは、不明)。

周期的にやってくる「カレーが無性に食べたい」気分。お客様からいただいてあったカレーを食しました。

群馬・草津温泉のお土産だそうです(↓)。

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なんか地味なパッケージの印象です。

そういえば、北関東3県(群馬・栃木・茨城)って、地域ブランド調査をやるといつも下から数えて5つくらいまでに必ずランキングされています。

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2012年のワースト5位は

①群馬7,6点、②茨城7,8点、③佐賀8,9点、④栃木9,1点、⑤福島9,2点

2013年も

①茨城、②埼玉、④群馬と北関東の3県がワースト5位以内に名を連ねている。

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そもそも何を基準に?と思ってみてみると、

【調査内容は、「認知度」、「魅力度」、「情報接触」、「イメージ」の4つの観点と、「観光」、「居住」、「産品」の3つの構成要素を調査、分析し評価を100点満点に換算してそのランキングを毎年公表する。】

のだそうな。

経済面での実力はあるのに、いつもこの3県は最下位周辺の位置。

もったいないなぁと思いつつ、今回いただいたパッケージを見ると、

「あぁ~、やっぱりぃ~。」

と思ってしまうのでした。

そもそもなんで群馬で「舞茸」と「花豆」?

舞茸は雪国まいたけの本拠地、新潟っていうイメージだし、

花豆は豆類協会のホームページによれば、

「低温を好み、温暖地では花が咲いても結実しないため、現在は、主として北海道でつくられ、一部、東北地方や長野県、群馬県などの冷涼な地域でも栽培されています。」

という程度なので、主産地では無さそう。

だから、パッケージの裏側を見ても(↓)、

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なぜ、「群馬で舞茸と花豆」なのかが、わかりません。

でも、表の右上には(↓)。

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「群馬県観光土産品公正取引協議会」が、自信を持って「認定品」としているようです。

このへんが、

「特徴、ないんだよねぇ( ^.^)( -.-)( _ _)」ってなってしまうのではないでしょうか?

お皿にあけて、「いただきます。」

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1番あたりに花豆、2番あたりに舞茸。

舞茸のコリコリ感は残ってるし、辛さも丁度いいし、2粒入っていた花豆の優しい甘さがその辛さと喧嘩しているようでもないし、

「地味な割に、おいしい。」

というのが実感。

これって県民性を象徴しているっていうことでしょうかねぇ??

おいしくいただくことができました、ごちそうさまでした。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。お昼から天候が不安定になるとの予報です。

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今日のストームグラス(↓)。

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玄関前に置いてあるサンパチェンスの鉢植え。

購入したときは花が一輪のみの状態でした。

適度な水やり等をしていただけですが、何輪もの花が一斉に咲き出しました(↓)。

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説明書きに掲載されていた写真(↓)。

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このレベルまでいくのかどうかは??ですが、表示に偽りは無さそうな咲きぐあいです。


ホームセンターでボールペン(10本入り)を購入しました。

今使っている三菱・ピュアモルトシリーズの替え芯だけ購入しようと思い(こう思っている時点でエコに自己満足)、「芯」だけ1本ずつ袋に入って販売されている棚へ。

隣を見ると、袋に10本まとめて入って200円台のノック式ボールペンを発見。

サイズ的に「合いそう」と思って、そちらに浮気。

もちろん、国産品ではありません(中国製)。

で、

袋の裏を見て、「!?」

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1本のボールペンに使われているすべての材質に関して、それが何によってできているのかが記されています。

知らない記号ばっかりだし・・・・・・・。

多少、調べてみました(↓)。

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該当する表記が見つかりません(プラスチック以外のものなのかも?)。

なかでも、「チップ」。

ボールペンの先っぽの、あのちっちゃい「球」のことですが、あれって「タングステン(W)」でできてるんだ!!

この発見のほうが、材質がわからないことよりも新鮮でした。

(いくら日本向けとはいえ、あまりにも専門的すぎる本体表示だと思う。日本でもその材質別に分別回収しているとは思えないし・・・・・・・。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。雷が鳴って雨が降ってきました(慌てて洗濯物を回収)。かと思うと「今(11:30)」陽が射してるし・・・・・・・。大気が不安定です。

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今日のストームグラス(↓)。

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隅っこにおいてあります。

標高666mの段丘最上段+裏からず~っと山又山で、木曽山脈まで連なっているような辺地にありながらも、まぁ「置いておくだけ」だから、いいでしょ(それも下半分は見えてませんし)。

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