今は毎月どこかの雑誌に掲載されている「Unir(ウニール)」。
スペシャルティ・コーヒーの分野ではよく名前を聞くお店です。
本店は京都府長岡京市。
京都市内にも御幸町通御池下ルに「京都御幸町店」、そしてな~んと、阪急百貨店うめだ本店にも出店。
そんな、「勢い」のあるウニールですが、2006年にオープンした当時は、今日のタイトルのような日もあったのだとか・・・・。
東洋経済webの記事で、店主の山本尚さんがインタビューでそんなふうに語っていました。
その後、
-------------以下引用(強調BLOG主)
それでもいつの間にかコーヒー豆の購入者が増え、卸の販売量も増加したためにカフェ営業の余裕がなくなり、販売専門の店舗をオープンすることに。
とりたてて宣伝はしなかったが、コーヒーの味そのものを楽しんでくれる顧客を地道に増やしてきたことに加えて、社会的にもスペシャルティコーヒーが認知されはじめ、京都にはまだ数少ない専門店として雑誌に取り上げられる機会が増えたことが幸いした。
-------------引用終了
う~ん、「いつの間にか」と書いてあるけれど、そんなことはないと思うぞ。
ちゃんと努力しているところが評価されたわけで、そーゆーマーケットが「そこ」にはあったわけですね。
「自分が提供できる価値を、正当に評価してくれる顧客は、どの市場に多く存在しているのか?」
そこを誤らなかった、だから「今」があるのだと思います(「とりたてて宣伝はしなかった」けど、正当に評価してくれる顧客が支持してくれて、それが広がっていったのでしょう)。
以前に、阪急百貨店うめだ本店のウニールに伺ったことがあります。
「飲み比べセット」があって、産地や焙煎度合いの違うコーヒーを飲み比べることができます(お得な価格設定)。
コーヒー豆の個性を説明しつつ、いかにその違いを「楽しむ」か、接客してくれる人みずからが「楽しそう」にコーヒーと向き合っているんですね。
「私はこのコーヒーをお客様に提供できて、嬉しい。」
そーゆー感覚で仕事をしているんでしょう。
マーケット感覚も、そーゆー感覚も私に足りないものだ((_ _ )/ハンセイです)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。この晴天も、今日まで。
荒川岳の雪渓(↑)をアップ(↓)。だいぶ少なくなりました。
今日のストームグラス(↓)。