liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2016年03月

先日(とはいっても昨日ですが)、塩尻・東座(そう、合木こずえさんのところ)へ映画を見に行ってきました。

イメージ 1









































“A Film about COFFEE”

コーヒーの「今」を描いたドキュメンタリー映画(↓“B”がチラシ)。

イメージ 2































制作から公開まで、映画会社の後ろ盾のないインデペンデント映画だったので、自主上映で始めて、次第に支持者が世界に広まっていったという経緯があります。

だから上映されているところまで出向かないことには、出合えない映画です。

映画の中で2人の日本人が登場します。

一人は、ベア・ポンド・エスプレッソの田中勝幸さん(彼はインタビューに英語で答えています。平易な英語でしたから私でも理解できましたo(^-^))。

もうお一人は、大坊勝次さん(今は無き大坊珈琲店、店主)。

彼は言葉を発することなく、まだ営業されていた当時の店内カウンターで、コーヒーを淹れる所作を以て、語っていました。

そんな大坊さんが、チラシ裏面に載っています(↓)。

イメージ 3




















映画を見てから、「彼は何も話していないのに、どうしてこーゆーふーな文章が載っているんだろう?」と疑問に思っていたところ・・・・・、映画パンフレット(上の画像“A”)を購入して、その理由がわかりました(パンフレット用に、原稿コメントを寄せていたんです)。

コメントはチラシの文言から、さらに続きます(当店店内の例の机上に、暫くの間置いておきます)。


(実はこの映画、4月9日~17日長野県飯田市でもセンゲキシネマズで上映予定-----だと知ったときには(゜∀゜)---ということは、当地でも案外「コーヒー好き」が多いのかも? 

もし、そーだとしたら、そーゆー潜在需要を当店は未だ掘り起こすことができていません( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x)。

いやまて、既に当店は開店5年だし、コーヒー好きだったら一回程度は来店されているのかも知れん。

しかし現状からすると、当店の提供しているコーヒーそのものが、この地域では支持されていない(理解されていない)---そーゆーことなのかも知れんナ。

まだまだ、精進が足りないということか。それとも勝負する「市場」を私が間違えたのか?)


---

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 4









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 5



「例の机」の上に海苔巻きあられを置いてあります(3月29日から、赤○小鉢の中)
(↓)。

イメージ 1






































わさびの辛さに自信がおありのお客様、ぜひひとつどうぞ(無くなり次第、終了となります)。

昨日のBLOGで「信州を愛する大人の情報誌・KURA」について、ボロクソ書きましたけど、ベンキョウになったこともあります。

たとえば、「玉さんの信州ワインバレー構想レポート」vol.22。

-------------以下引用

それは、塩尻志学館高等学校です。

前身は1910年創立の農学校で、ブドウの栽培をおこなっていたことから、1943年に醸造免許を付与されました。

太平洋戦争末期、日本政府は酒石酸を増産するためにワイン醸造を奨励しました。

酒石酸というのはブドウ果粒の中に含まれている成分で、醸造の過程で結晶となり、滓として沈殿したり、容器の壁に付着したりします。

これがワインの中に含まれていると口触りが悪いのでふつうはろ過して捨てますが、海軍はこれを兵器に利用しようと考えました。

ワインの液や搾り滓に含まれている酒石酸を、石灰を加えて結晶化して取り出したものは「ロッシェル塩」と呼ばれ、音波を鋭敏に捉える特性があるのだそうです。

日本海軍はミッドウェー海戦(1942)で航空母艦4隻を失った痛手を契機に、ドイツから技術を学んでロッシェル塩を用いた高性能のソナー(音波探知機)を開発して戦力を強化しようと、全国のブドウ栽培農家に呼びかけてワイン醸造を奨励したのです。

酒石酸の生産を目的として付与された免許で今日も活動を続けているワイナリーは、いまでも全国にかなりの数があります。

また、高校や大学や各種学校で醸造の勉強のために実験設備程度の機材を持っているところもいくつかあります。

が、塩尻志学館高校のように、校内にワインぶどう農園と本格的な醸造設備を備えて実際にワインを製造販売している学校は、全国にもほとんど例がないと思います。

-------------引用終了

1943(昭和18)年、醸造免許を付与された歴史のある塩尻志学館高校、その背景には戦時中、それも末期の追い詰められていた日本の状況があったわけですね。

知りませんでした。

ただこの記述も、こちらから引用されたのではないかと思われる気がしないでもありません(こーゆー部分は「これ以外に書きようがないじゃん」ということでもありますが・・・・)。

そーいえば、太平洋戦争末期には「医者」が足りなくなってきて、日本各地に「医専(医学専門学校)→現・地方国立大学医学部(通称「新八」)」が設立されていくという歴史とも、相似しています(前に触れたこのへんのBLOG参照)。

こーゆーのって「戦時体制で敷かれた仕組み」が今も続いているっていうことなんですが、その最たるモノが「地方紙」でしょう。

戦時中に「一県一紙」統制となり、多数の新聞を統合して、その県の唯一の地元紙として成立した新聞。

長野県は信濃毎日新聞。

現在も「県紙」と称し、県内購読率は60%くらいあるらしい。

「戦前・戦中とは地続き」であるのだなあ~と実感する、平成の今の現実です。


(因みに、長野県以外の高校で醸造免許のある高校、愛知・半田農業高校、新潟・高田農業高校、広島・西条農業高校、北海道・士幌高校等に、あるみたいです。)

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 1









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 2


毎月恒例の「信州を愛する大人の情報誌・KURA」について・・・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x)。

誤字脱字のレベルを超えて、写真とそのキャプション、所在地等の情報がズレまくり(↓)。

イメージ 1








































加藤清正公の駒つなぎの桜が須坂市にあるらしいo(^-^)。

この下の記事は(↓)、

イメージ 2









































松本の湧水群のキャプションはどこにあるの????????

そして今回の目玉・・・o(^-^)。駒つなぎの桜---つなきでというわけでもないんだけど。

イメージ 3



























阿智村の「駒つなぎの桜」は数年前から、

生育状況が悪化し、桜への保護が必要となっていることから、桜の生育状況を勘案して本年度については、開花時の水田の水張りを行いません。

こーゆーふーに公式に発表されています。

Yahoo!お花見情報でも、ほら

walker+「全国お花見1000景」でも、ほら

ちゃんと「水田に水を張らない場合がある」としています。

なのに、地元誌であるはずの「信州を愛する大人の情報誌」が、(ほんの1分でできる確認なのに)ちゃんとウラ取りをせず、記事化しています。

悲しくなってきます(ウソ)。

誌面が丸ごとこの調子だと想像すると、他にも書かれている内容の信憑性に疑義が生じます。情報誌はその正確さが命なのにねぇ(T-T)。


-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 4









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 5




店主の焙煎による豆です。「深煎りはこうでなくちゃ!」という定番品です。

ご賞味いただけたら幸いです。

私は確か6年前は飯田市民だったハズなんですが、「お練りまつり」はまったく見ていません(どうしてだろう?)。

今年は参加団体が47とこれまでで最高だそうで、「丘の上」のあちこちで屋台獅子が舞っていました。

その中でも、目玉が2つ。

東野大獅子(↓)、

イメージ 1








































イメージ 2








































イメージ 3




























確かにでかい。

もうひとつは大名行列(↓)、

イメージ 4










































「本町三丁目」の出し物だそうですが、行列に必要な人数は120名、でも現在「本町三丁目」には14世帯34人しか住んでいないのだそうな(信毎3/22付・特集記事より)。

ドーナツ化現象を象徴する数字です。ですから助っ人が加わります。

「丘の上」を舞台に下伊那オールキャストでお送りする郷土芸能祭は、今日まで(天気もよろしゅうございました)。

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 5









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 6









レトルト食品において、なかなか美味しいお肉には出合わないことが続いて、早・・・・・・。

先日、「やまと豚」で有名なフリーデンが出している「銀座やまとのやまと豚カレー」を食べてみました(↓)。

イメージ 1



































フリーデンと言えば、HACCP取得でも有名なフリーデン牧場を有し、飼育から加工・販売までの一貫生産。

で、

レトルトカレーも作ってました(↓)。

イメージ 2


































お皿へ(↓)。

イメージ 3




























お肉はすぐに見つかりました。

が、その近くにぽつぽつとある黒いモノ、はい、「黒豆」が何粒か入っています(あえて黒豆・クコの実・松の実を入れたのには、きっと意味があるのでしょう)。

さて、豚肉・・・・です。

「ん~~~~。」

フリーデンをもってしても、レトルトで美味しいお肉に仕上げることは【難】なのかも・・・・・・(他社製品よりはお肉らしさはちゃんとしていました。ただ、わかりきったこととはいえ、パッケージ写真の豚肉は「塊」、で実際は「角切り」)。

それはそうと、

ルーで「新発見」。

このやまと豚カレーのルー、「甘い!」んです。一応、「中辛」の文字がパッケージには記されていますけど、辛さの後に甘みが出てくる。

どれどれ、原材料名欄(↓)。

イメージ 4


























けっこう上位に「砂糖」がランクイン。どーりで、ねぇ。

ごちそうさまでした。

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 5









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 6





















オ・マ・ケ(昨晩は「満月」↓)。

イメージ 7






先週の金曜日(18日)、医師国家試験の合格発表がありました。

こちら(厚生労働省のページ)。

まぁ、見ても受験番号だけなので関係者以外は数字の羅列にしか見えません。

が、

こちらでは早くも、出題形式・出題科目・臨床問題等の総評をはじめ、大学別の合格率も掲載しています。

学生の皆さんにとっては6年間の集大成で、その合格率、今年は91.5%。

うちの組から医学科へ進学したのは1人だったので、その大学の欄を見てみました。

(9人、受かってない・・・・・・。)

東京大学でも8人受かってないし、必ずしも入学時時点での難易度とはカンケーなさそうです。

それよりも厚労省が「合格者数をコントロールしている」という噂のほうが、気になります。


-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 1









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 2






















オマケ(↓)、三日坊主めくりカレンダー。

イメージ 3









































1999年の今日、日本国内でバイアグラの販売が始まったんだそうな。




静かな空間を大切にし、耳を澄ますと微かにアンビエント・ミュージックが流れている。

住宅街の中にあることから、ロードサイドショップのように、偶然見つけて来店する---というようなお客様は(たぶん)皆無。

空間とそこで過ごす時間を大切にされている---そんなお店です。

遙か昔、まだ食べログのような情報源がなかった頃に伺った際には、このような掲示(↓)はなかったように思います。

イメージ 1









































「撮影」の漢字が違ってますが、それはご愛敬としても、「公衆道徳を逸脱した行為」をするお客さんって、どーゆーお客様だったのだろう?

わざわざ「張り紙」するくらいですから、そーゆーふーなお客様がたまたま1組いたからではありますまい。

で、

ふと三谷幸喜さんが脚本を書いたむかしの連続テレビドラマを思い出しました。

そう、「王様のレストラン」。

第1話で無理難題をふっかけてくるお客様に、伝説のギャルソン・千石(松本幸四郎)が、次のようなセリフを言うんです。

わたくしは先輩のギャルソンに、 お客様は王様であると教えられました。

しかし、先輩は言いました。

王様の中には首を刎ねられた奴も大勢いると。

こう言ってそのお客様を追い出します。

---そして、経営が傾きかけているこのフランス料理店を、メンバーが「チーム」としてたてなおしながら、成長していくというストーリー。

懐かしゅうございます。放送は1995年だそうですから、もう20年以上も前か( ^.^)( -.-)( _ _)。

(確かこのドラマを甲南大学経営学部のどっかのゼミで扱っていて、それが書籍化されていたように思うが・・・・うろ覚えデス。)

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 2









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 3


テーマは「軽度認知障害」でした。

まずは、軽度認知障害チェック

-------------以下引用

次にあげる5つの物忘れの中で、心当たりのあるものはありますか?

中には認知症につながる危険な物忘れが潜んでいます。


(1)よく会う人の名前を忘れてしまう。

(2)用があって部屋を移動したのに、何をするか忘れる。

(3)人と会う約束を忘れてしまう。

(4)昨晩のおかずを忘れる。

(5)同じ本を買ってしまう。
































この中で危険な物忘れは(2)、(3)、(5)。

記憶には「覚える」「貯める」「取り出す」の3つの段階があります。

通常の物忘れは3つ目の「記憶を取り出す」ことが難しくなっている状態ですが、危険な物忘れは最初の「覚える」段階で問題が起きている状態です。

この覚える段階に異変が起きるのが、数種類ある認知症のうち最も患者の多い「アルツハイマー型認知症」です。

これはアミロイドベータなど異常なたんぱく質が脳内にたまって神経細胞を壊し、記憶を司る「海馬」が縮んでしまう認知症です

危険な物忘れが頻発したり悪化したりするようなら、物忘れ外来を受診しましょう。

-------------引用終了

引用した上記のテキストは、番組公式ホームページのアーカイブに収められています。

で、

自分はどうか?

やばそうなもの、ありますぜ。

階下に降りていったはいいものの、「あれ? 何しに来たんだっけ?」

とか。

若いときはもっとマルチタスクだったはずなのに、いまやそんな芸当は無理になってきました( ^.^)( -.-)( _ _)。

(1)はキケン扱いされていませんけど、お客様の名前を覚えられずにいることしきり(x_x)。

注文の際に、

「いつもの、下さい。」

これへの対応が【難】なんです。

よくおいでいただいているお客様の場合は、私のオツム(鳥の記憶力)でもなんとかなるんですが、プロ意識に欠けている私は、そもそも「お客様を覚える」ということを心掛けてきませんでした(それも開店以来、5年間)。

だから、ですかねぇ~。


あっ、そーそー。アルツハイマーにコーヒー。

医学博士でシニア野菜ソムリエの宮田恵先生、メルマガで次のようにコーヒーの効用を紹介していました。

「珈琲はかつて不健康と言われた時期がありましたが、医と食の研究からむしろ健康に寄与することが多いというのが定説になってきました。 

豊富なポリフェノールが注目されています。

糖尿病の患者さんで血液検査データが改善した、肝がんに予防効果あり、アルツハイマー予防効果、女性においては大腸がん予防効果があった、など、エビデンスも多数出ています。」

1日3~4杯を目安に、是非(できれば当店で1杯)。

-------------

今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

イメージ 1









































今日のストームグラス(↓)。

イメージ 2






↑このページのトップヘ