2017年01月
おまけのメルティ・キス。
今月は2日からず~っと、これ(↓)をオマケしてきました。
お客様の反応も様々で、ベンキョウになりました(私の記憶が正しければ、三が日の混んでいた時間帯においでいただいたお客様・男性2人組へは、唯一、このおまけを忘れてしまったように思います。ゴメンナサイ)。
これも今日まで、ですo(^-^)。
おまけは、あくまで、あるときのほうが【スペシャル】なもんで。
珈琲焙煎の“IoT”とは・・・・、こーゆー手があったのね。
先日、パナソニックのプレスリリースがありました(こちら)。
どうやら私は、IoT:Internet of Things(モノのインターネット)をそーとー狭義に捉えていたようです。
例えば、こーゆー例(インターネットで離れた"モノ"の状態を知る・"モノ"の動きを知る・"モノ"の位置を知る・環境モニタリング等)。
それくらいのことなら、別に今の状況だったら「そこまでして知らなくても、別にいいじゃん」と思っておりました。
まさか、この手があったとは・・・・・・。
「専門家の焙煎ノウハウをデータ化したプロファイルをクラウドからスマートフォンにダウンロードし、Bluetoothを経由してスマート焙煎機に転送することで、プロの風味を自動で再現」
専門家は、この人(2013年World Coffee Roasting Championship優勝者)。
焙煎している人ならわかるとおり、同じロットの豆を、その日の温度や湿度を考慮に入れながら、同じ火加減や時間で焙煎しても、仕上がりの減水率は微妙に違ってきます。ですから豆の表情を観察しつつ、「ここだ!」というポイントでもってロースターから排出して冷ますんですケド、さてさて、上記の「焙煎ノウハウをデータ化したプロファイル」って、どの程度のパラメータを組み込んでいるのでしょう????
月間の契約件数(予測) 100---とあります。
これを使って「おうちで焙煎」という需要、さてさてどれくらいあるのでしょうか?
こーゆーふーに身近にIoTがなってきて初めて、そろそろ携帯電話いやスマートホンを購入しなければならないのか、と思い至りましたo(^-^)(だけど、たぶん・・・・・・)。
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今日のストームグラス(↓11:00撮影)。
今日の南アルプス(↓)。
日本の企画(規格)では商品化されないであろうコーヒー(^_^)
お手軽にエルサルバドル産のスペシャルティコーヒーが飲めるという、パッケージ化されたこれ(↓)を試してみました。
スペシャルティコーヒーを謳っている所為か、この豆を生産した農家は、カップ・オブ・エクセレンスのACE認証特別賞受賞者だそうな。
品種はパマカラ、処理方法は水洗式、生産地区はエルサルバドル・チャラテナンゴ、農園名はサンタ・ローザ、栽培地の標高は1500m---とまぁ、プロフィールまで細かく記されています。
で、
どーやって「お手軽」に淹れるのかというと(↓)、
左のイラストにあるように、上から熱湯を注ぐだけ。5~8分蒸らして、“COFFEE EXIT” からカップへ。
なんてお手軽なのでしょうo(^-^)。
しかし、パッケージには次のような文言(↓)が記されているのですo(^-^)。
ちゃんとやっても「液だれ」する可能性があるのだと・・・・・・o(^-^)。
“Made in Japan” であるならば、きっと商品化には至らなかったでしょう。でも、これは原産国名に“Denmark”とあります。これって、「お国柄」なんでしょうか、ねぇ???
あっ、お味ですか?
「たいしたことなかったですo(^-^)。」
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今日のストームグラス(↓11:00撮影)。急速に天気は回復に向かっています。
今日の南アルプス(↓)。
前半の寓話は事実をもとに構成しました。
先日、お客様からMICHEL PETRUCCIANI(p)のリクエストがありました。
私も好きなミュージシャンですので、コンプリートとまではいきませんが、多少のCDは持ち合わせておりまして、具体的なアルバムのリクエストにも応えることができました(ひと安心(^_^))。
で、
思い出したライナーノーツ。
“DREYFUS NIGHT IN PARIS” MARCUS MILLER & MICHEL PETRUCCIANI で、解説を執筆していた工藤由美さんの「事実を元に構成した寓話」。
以下引用します(長いです)。
-------------引用開始(強調BLOG主)
むかしむかし天国にミシェルと言う名のやんちゃな男の子の天使がおりました。
ある日、創造主である神は、でれっとした顔でかわいい女の子のエンジェルと遊んでいたミシェルを呼んで、こう言いました。
「おい、坊主。仕事だぞ。
どうも最近の人間どもはたるんでおる。
自分たちがみな私から生まれ、やがて私の懐に帰ってくるのだという真実を忘れ、いがみあっておる。
連中が地球を壊してしまう前に、目を覚まさせてやらねばならん。
短期出張で悪いが、ちょっと行ってくれんかのう。
そうそう、道具はピアノじゃ、そしてインパクトを出すために、小さめの器にお前さんを入れるからな。
少々不便でもがまんするのだぞ」
「え~、そんな。エンジェル娘たちと遊んでいるところなのに。神様、僕、行きたくな…」
文句をいい終える前に、ミシェルは地球のフランスの音楽一家に派遣されていたのでした。
4歳の頃、TVでピアノを弾くデューク・エリントンを見て釘付けになったミシェルは、お父さんに言いました。
「僕、あれか欲しい」
「いいとも」といって、お父さんがおもちゃのピアノを買い与えると、ミシェルは癇癪を起こして、ハンマーで叩き割りました。
「父さん、僕が欲しいのは、これじゃないよ」
この子は、何かを感じているのかもしれないと直感した父親は、なけなしの金の中から大枚を払ってピアノを買い与えました。
ものごころついたときから、ミシェルは体が思うように動きませんでした。
ちょっと過激な運動をすると、すぐに骨折してしまうのです。
神様が言っていたのはこのことだな。
これじゃ確かに外で走り回れない。
他にやることもないし、ピアノの練習でもするか」
こうして日に8時間もピアノに向かったミシェルは、めきめきと上達しました。
が、挫折はすぐにやってきました。
ある日クラシックの巨匠、ルビシュタインの超絶技巧に触れてしまったのです。
「こりゃかなわん。やっぱり感性と創造力で勝負できるジャズにしようっと」
努力したかいがあって、13歳でジャズ・フエステイヴァルの大舞台に立つことができたミシェル。
そのとき卜ランペットの名手として知られるクラーク・テリ-がピアニストを探していると言う話を耳にし、ミシェルは「あ、僕やります」と申し出ました。
デリーは「なんだ、このクソ生意気なガキは」といぶかしげに、上から下まで舐めまわすような目でミシェルを見ます。
でもミシェルは内心愉快でした。
「いっちょブルースでもやりますか」といってピアノを弾き始めると、デリーは口をあんぐりさせたまま微動だにしません。
次の瞬間、巨匠は、「キミこそ僕のピアニストだ」と言ってちびっこ天使を抱きしめたのです。
こうしてミシェルは少年から青年になっていきました。
でも背丈はいつまでたっても子どものまま。
足がペダルに届かず、子供の頃にお父さんが用意してくれた特製のエキスパンダーをいつになっても手放すことができませんでした。
それでも、パリに進出するとミシェルは、神様か用意してくれていた体に似合わぬ大きな手と強靭なパワーで、あっという間にジャズ界のスターになったのです。
パリは腕を磨くには格好の場所でしたが、麻薬や性悪女を始め、誘惑も多かったのは事実。
しかし天国出身者としてはそれに易々と乗るわけには行きません。
そんなこともあって今度はジャズのメッカ、アメリカはニューヨークを目指すことになったのです。
紆余曲折を経て、21歳のときフランス人として初めて、ジャズの名門レーベル、ブルーノートと専属契約を交わし、6枚のアルバムとともにあらゆる栄光を手に入れたのでした。
しかし成功の裏で、絶望的なスランプに陥ったのもこの頃です。
あまりに苦しくて、死のうと思ってバーの階段を転げ落ちたこともありました。
気を失ったものの、不思議なことに、ガラスのように壊れやすいはずの骨は一本も折れていませんでした。
「はいはい、わかりましたよ、天国のお父さん。まだ宿題は終わってないというのですね」
気を取り直して精進を続けるうちに、またいろんなことか好転し始めたのでした。
そうしてふるさとのフランスに帰る日がやってきました。
「頑張らなくてもいいんだ、自分の人生を思う存分楽しめぱいいんだ」
そんな気付きとともに天使のピアノは、力強さとともに透明感のある美しさを増し、耳を傾ける人に勇気と希望を与え、国境を越えて老若男女の心を結び付けていきました。
「神様、人間も素敵だよ。地球での人生も、そこに生きている人たちも、僕はとてもいとおしいよ」
「坊主も大分大人になったようだな。よおし出張は終わりだ、帰っておいで。」
「でも僕には伝えなければいけないメッセージが‥」
「心配無用じゃ。地球にはCDという便利なものがある。そこに記録された音楽は天国の波動となって、いつまでも人間に真の生きる歓びを伝え続けるのだよ‥。」
-------------引用終了
キリスト教的世界観・人生観がベースになっていると思いますが、これって(太字箇所)ニッポン人にとっても受け入れやすい考え方でしょう。
当店では少しでもいい音で、ミュージシャンの音を聞いていただこうとアチコチ工夫をしています。それは、既に鬼籍に入ったミュージシャンの音を「今に」再現するためには、必要なことだと考えるからです。
菅野沖彦さんはオーディオ誌で「レコード演奏家」という名称を使われました(当店は到底その域には達しておりませんが・・・・・(x_x))。
しかし、あの世に旅立たれたミュージシャンに敬意を払う---当店のスタンスはそーゆーコトだとお考えいただけると、有難いです。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
綺麗なトイレ。
まず、こちらのグラスから(↓)。
どこかのギャラリーに展示されていてもおかしくはない、そんな作品ですね(作品についての説明プレートが置いてあるわけでもないので、どちらの「作家さんモノ」なのかは、「?」です)。
で、
そーそー、これをもう少し引いてから、「パチッ!」とな、をすると(↓)、
(もう少し、下です。)
あぁ~~らぁ、ここはな~~~んと、トイレの中でありまして(男性用です)、吃驚なのです。
男子トイレの便座の後ろ、ダウンライトに照らし出された空間にディスプレイされているんですね。
いやいや、これまでいろんなお店に伺い、トイレも使わせてもらいましたが、その中でも上位に入るトイレです(因みに、私の中での第1位のお店は、もう在りません(x_x))。
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今日の南アルプス(↓12:30撮影)
今日のストームグラス(↓)。これから天気は崩れる予報です(by Yahoo!気象情報)。
真似できないキラーメニュー!?
先日、昼・夜・昼・夜と続けてカレーを食べました。大鍋で大量に作ったために翌日も翌々日もカレー---というコトではなく、それぞれ別々のカレー屋さんでの食事です。
いちばんインパクトの大きかったのは、「この一皿で一日分の野菜が取れるカレー(一日分の野菜カレー)」(↓)。
オープンキッチンだったので様子を見ていると、350g分の野菜をまず素揚げ。それを大きなフライパンに移してルーと絡めれば出来上がり。
行列ができていても、こーゆー調理方法なので提供まで時間はかからず、お客の回転も早い。
なんせ野菜不足の都会人(!?)にとって、「この一皿で一日分の野菜摂取はOKです!」という訴求力はインパクト大です。
店舗も全国に拡大中(の模様)。こちら。
野菜の組み合わせは、季節によって多少は変化があるのでしょうけれど、「ここ(一日分の野菜を一皿で摂取)」に目をつけて、そのためのロジスティクスを確立させる---ベンキョウになりました(ケド、真似はできませんo(^-^))。
(リンガーハットの「野菜たっぷりちゃんぽん」は確か、野菜480g設定!!!)
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
ノリタケ コンテンポラリーシリーズ
北欧風で飽きがこないデザイン。気に入っているので、今月から棚に置いてみました(↓)。
時間単価で考える。
先日のYahoo!ニュース、「 日本一お客が長居する喫茶店「コメダ珈琲店」の名古屋流サービスの秘密とは?」
ダ・ヴィンチニュース 1/10(火) 6:30配信 の一部から。
-------------引用開始
ある調査によると、コメダの客の平均滞在時間は約60分、ドトールコーヒーは約30分というデータがある。
時間で割ると1分あたり7円と7.3円で滞在コストではコメダに軍配があがるのだ。
-------------引用終了
見出しに「日本一お客が長居する喫茶店「コメダ珈琲店」とありながらも、ある調査データでは、コメダの平均滞在時間は約60分で、ドトールが約30分。
「えっ、たった60分!」
それらの数字と比較したら、「うちのほうが長居する客、沢山おるでぇ~」というお店は、日本中のアチコチにきっとあるはずです(当店もそう。2時間、3時間は当たり前、かつてはもっとスゴイ人がいましたから(;。;)。ですので、入口に「長時間のお客様には追加のオーダーをお願いしています。」という文言を追加)。
ただ、1分当たりの客単価という発想、私にはありませんでした( ^.^)( -.-)( _ _)。
これで計算してみると・・・・・・・(それはそれは・・・・・・コワクテミタクナイ)。
先日、お客様からのひと言、
「奇跡ですよ、ここでこーゆーお店をやっていてくれるのは!」
ありがたい励ましのお言葉として受け取りました。
で、
明日は休みます(_ _)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
オ・マ・ケ↓今日の飯田の最低気温は-7.7℃・・・・北海道・占冠(しむかっぷ)、恐るべし。
因みに昨日(23日)の冷え冷えランキング・ベストテンは・・・(↓)、
長野県が上位を占めていましたが、それが一日経つと北海道は一気にマイナス32℃の世界へ(゜∀゜)。
リニア中央新幹線開通に係る調査報告書(第2版)
先日、図書館から借りてきました(↓)。
初版が出たのが平成28年3月、そしてこの第2版が同じ年の8月。
公表されている資料と独自アンケート結果の考察、他地域(北陸新幹線佐久平駅と佐久地域、他)の調査・ヒアリング等のレポートで構成されています。
個人的にいちばんビックリしたデータが、これ(↓リニアとは関係ありませんが・・・・・o(^-^))。
長野県がまとめている地方事務所単位の「観光地利用統計調査」の結果。
長野県全体でみると飯伊3%、上伊那4%という値、これにはド直球の現実を突きつけられましたぜ。
地方事務所別観光消費額10億円の観光地も、一覧で載っているんですけど、下伊那はチェックポイントの観光地が全県で一番多く、42箇所も登録されているのに、クリアしている(=10億円オーバーな)のは昼神温泉、1箇所のみ。
自分が一消費者として見ていたJTBパブリッシングの「るるぶ」や昭文社の「まっぷる」の、信州特集号のページ配分に占める当地の「少なさ」は、まさにこーゆーマーケティング・データに由来していたということをヒシヒシと感じます。
で、
長野県は、リニア中央新幹線開通後の予想も立てていて(↓)、
当地に訪れる人の少なさは、アクセスの悪さに由来しているとでも思っているのでしょうか?(それもあるけれど、それだけではないでしょう。コンテンツ不足やストーリー不足も大きいと思うナ、私は。)
品川から45分なら、「観光」目的で2400人/日、「ビジネス」で900人/日、「私用」で600人/日---そんなにも来てくれるんですか?
それにしても、お隣の山梨県駅と岐阜県駅の値、少なすぎませんか? こりゃあ、どー贔屓目に見ても、オカシイです。
県境を越えて建設されるのだから、沿線自治体で、この場合は山梨県・長野県・岐阜県の担当者が集まって報告書を書けば、こーゆーコトにはならないだろうと思うゾ(そもそも、このデータを山梨県と岐阜県の担当者が見たら、(゜∀゜)だと思う)。
モンダイはこの数字が一人歩きしてしまうこと。リニア駅の周辺整備もこの数字をもとにして計画が進んでいくだろうし。駐車場の数とか、二次交通体系とかもね。
飯田信金経営相談所の「飯伊地区産業動向」調べでは、平成27年1月~12月平均で、高速バス乗車人数は、
新宿線 903人/日、
名古屋線 557人/日 ---ということで、合計1460人/日なんだそうな。
それがあと10年後には2倍以上の人の流れが生じるという計算、はぁ????
それはそうと、座光寺PAを早くスマート・インター化してください(SIC化は決定事項のようです。で、供用にはあと何年かかるんですか? まさか、リニア駅開業までに間に合えば・・・・・・、なんて思っていないでしょうね。それでなくても、何にもないPAなんですから)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。長野県北部地方では大雪警報とか。
今日のストームグラス(↓)。