liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2017年12月

2016年7月30日、東京・四谷のいーぐるで、連続講演第593回「これからのジャズ喫茶を考えるシンポジウム」が開かれました(私は参加してませんケド)。

その時のパネリストに「ロンパーチッチ」店主の齊藤外志雄さんがおられました。

彼が分析したジャズ喫茶隆盛時と現在の比較が、「今」を映す鏡として興味深い(↓)。

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まだお若い齋藤さんですから、隆盛時をご存じの団塊世代からしたら、「いやいや、そーじゃなくてサ!」と言う方もおられましょうが、私は(団塊世代じゃないけど)「状況をよく見てますね」って思います。

そんな齋藤さんが、「ジャズ喫茶はどういうときにつぶれるのか」についても考察していて、次のように発言されています。

-------------引用開始

ジャズ喫茶は【売上の見込みちがい】による資金繰りの悪化、ないしは開店時のモチベーションが維持できない【やる気の喪失】によって潰れます。

売上見込と申しましたけど、見込めるほどの華やかな売上なんて、もちろん私どもにはないです。

夢を見ないというか、これぐらいはいけるはずだという考えだと届かないです。

見込みをかなり低く持っていただいて、私どものように生活レベルを下げていただいて、できれば霞を食うくらいまでいってなんとか続けていかないとということになります。

それから開店時のモチベーション、これはほんとにオープンのときはいちばん盛り上がっちゃうんですけど、どうしても維持できなくなっちゃうんですね。

そうすると開店時間がどんどん遅くなったり、臨時休業がどんどん増えていったり、「しばらくお休みします」という貼り紙が貼られたまま再開される日がこない、というような感じで閉店になってしまいます。

最後に、

続くジャズ喫茶が、いいジャズ喫茶です。

ある店が惜しまれつつ閉店となったとき、ここは魂があるお店だったからお客さんと相容れない部分があったんだよな、本物だったからこそつぶれたんだよな、みたいに考える方って、とても多いと思います。

または営業方針をライト方向に切り替えつつ続いている店について、ここは魂売っちゃってるよね、みたいに考え方も多いんじゃないかと思います。

でもやっぱり「続けないと・・・・」という思いがあります。

「続くジャズ喫茶が、いいジャズ喫茶です」、最後はこういう宣言でお話を終わらせいただきます。


-------------引用終了

で、

昨日のBLOGの続き---の答えは、【モチベーション】

彼は、サスティナブル(持続可能な)ジャズ喫茶を次のようにまとめています(↓)。

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当日の様子は、こちらからどうぞ(活字起こしになっていて、当日の様子がよくわかります)。

また、その続編が2017年3月11日(土)に開催され、それが、いーぐる連続講演・第609回「これからのジャズ喫茶を考えるシンポジウム第2回/ジャズ喫茶の逆襲」。これは、こちらからどうぞ。

これらを掲載しているホームページ、「ジャズ喫茶案内 Gateway To Jazz Kissa*」には、長野県内から次のお店が掲載されており、コレとは別にリストとして【店名・住所・電話番号・地図リンク】が掲載されているお店は、以下の通りです。

エオンタ/Eonta    
長野県松本市大手4丁目9-7   
TEL 0263-33-0505 

884(ハヤシ)/Hayashi    長野県松本市里山辺西小松4239   TEL 0263-35-0407 

シルバービート/Silver Beat   長野県長野市金箱438     TEL 026-295-9680    

ミュージシャン/Musician    長野県長野市権堂町1440  SSK会館2F  TEL 026-234-2623    

パス・モンゴメリー/Pass Montgomery      長野県飯田市山本646-5  TEL 080-5109-1176 

飯山時間/Iiyama Jikan      長野県飯山市飯山297-66  TEL 0269-62-0482 

だぁーちゃ/ Dacha  長野県北佐久郡軽井沢町追分1441-7 TEL 0267-45-3951 

ジャズハウス サッチモ/Satchmo   長野県北佐久郡軽井沢町発地116-6(花の妖精) TEL0267-48-1273    

バド/Bud    長野県上高井郡小布施町大字小布施伊勢町735-1  TEL 026-251-4033 

ジェニー/Jazz & Café Jennie    長野県北佐久郡御代田町馬瀬口清万1581-33  TEL 0267-41-0451   

エムゲイト/M-Gate   長野県北安曇野郡松川村85-28 TEL 0261-62-2384 

蔵カフェ飯島茶寮/Iijima Saryo  長野県上伊那郡飯島町田切2317-1  TEL 090-1869-1136



残念乍ら、当店は開店後既に7年目ではありますが、このリストには掲載されていません(掲載のためのハードルが高いのか??????)

【モチベーション】の件、ここでは深く言及しませんが、この年末に多少深く考えてみようと思います。

今年一年、ありがとうございました。


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今日のストームグラス(↓11:00撮影)。

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今日の南アルプス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓)。市田柿をいただきました。ありがとうございます。

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陶製のポット(↓)。

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シルエット的にもお気に入りだったんですが、いざ、実際に使ってみると「業務的」にはメンドクサイポットであることがわかりました(使い勝手が悪い---ということです)。

で、

だいぶ前からこちら(↓)でオブジェ化しています(コンランショップのものらしいと思えば、納得のポジションo(^-^))。

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カフェに関しては裏づけとなる調査データがないが、業界では「3年持つ店は半数」ともいわれる。

↑この一文と今日のタイトルは、12月24日のYahoo!ニュース(東洋経済オンラインより転載)の一節です(こちら)。

7回目の正月を迎えようとしている当店は、その点から言えば「奇跡の生存率」とでも申せましょう。

だって、

-------------引用開始(上記のリンク先より)

開業して数年で廃業に追い込まれる理由を2つ挙げてみたい。

 (1)「自分の城」の理想形にこだわりすぎる

 (2)「収支計画」や「採算管理」が甘い

-------------引用終了

(1)、(2)共に該当しているからです。

であるにもかかわらず、7年続きました。

実は、店主の私を襲う最大の難敵は、上記の(1)でも(2)でもなく、もっと別のところにあるのです(それは、また明日のBLOGにて)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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ゲストコーヒーの更新が1種、銀座二丁目にある名店のモノです(念のため、八丁目にあるアチラのモノではありません)。そのフレンチブレンド、美味しゅうございます。

こんな山奥にある当店のようなお店においてではありますが、ご賞味いただけたら幸いです。


この前、東洋経済webで山田敏夫さん(ファクトリエ代表)のコラムを読んでいたら、

-------------引用開始

日本のアパレルがピークを迎えたのは、1990年のこと。

当時、アパレルの国産比率は50.5%で、約100万人が工場で勤務していました。

しかし、ここから数値は急激に下落し、2005年には工場に勤務する人たちが約40万人に減少。

2014年のアパレルの国産比率は3%にまで落ち込んでいます。


-------------引用終了

「えっ、3%しかないの!?」

そのあまりの少なさにビックリ。

原因の理由の1つとして挙げられるのが、ファストファッションの台頭---さもありなん、です。

ユニクロをはじめとしたファストファッションが、この時代に浸透してきた---実感してます。

で、

階下の倉庫(^_^)をあれこれとひっくり返してみた。

「日本製で身をくるむことはデキルかどうか?」

セーター類は過去において、スコットランド・イングランド・ウェールズ・アイルランド志向があったので、なかなか見つかりませんが、みつけた!「日本製」(古いマクレガー)。

シャツもありました、「日本製」(これも古いオンワード樫山)。

パンツもありました(↓)。

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Tシャツが見つからない(_ _)・・・・・・・、がこれもようやく発見(イーストポイント製)。

モンダイは、パンツ(下着)と靴下。

靴下はタグがついていないこともあり、早々に諦めました。

結局、パンツ(下着)も「日本製」は見つからず・・・・・・・・。

しかし、発見したことがひとつ。パンツ(下着)の中に、“MADE IN ISRAEL” というなかなかレアなモノがあったこと(^_^)。

身に付けるものすべてを日本製で固めることは、フツーに生活していてはなかなか難しい---2017年という時代は、こんな山奥で生活していても、色んな国からの「舶来品」に頼らないとファッションも楽しめないo(^-^)、そーゆー時代であることを実感した次第。

(今日はこれらで身を包み、店頭に立っています。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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店内へと至る階段、今月のLP2枚は、こちら(↓)。

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STEVE KHAN “MODERN TIMES”

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CHICK COREA “THE SONG OF THINKING”

2枚ともジャケットデザインの如く、演奏も????????????????????????????

「JAZZJAPAN」誌の連載「そして、ジャケ買いしてしまった」。中野俊成さんの連載で、オモシロく拝読しています。

やはり、LPジャケットデザインは第一印象が大事、そして「名は体を表す」(人間と一緒じゃん)。

2001年上半期と16年上半期の新聞販売データを比べてみると、

読売新聞 1,028万部 → 901万部、

朝日新聞 832万部 → 658万部、

毎日新聞 396万部 → 309万部、

日本経済新聞 306万部 → 273万部、

産経新聞 201万部 →157万部 ---へと全国紙は大幅な部数減。

この元ネタは、こちら

全国紙はそーゆーふーでも、地方紙ではそーでもないところもあるんだとか。

「そーでもないところ(地方紙)」に共通しているのが、なんと、「お悔やみ欄」の充実なんだと(゜∀゜)。

盲点でした、「お悔やみ欄」。

若いモンは新聞を購読しなくなり、読者層がどんどんと高齢化していることはわかっているものの、全国紙はさすがに地域密着の「お悔やみ欄」を充実させるわけにもいかない。一方、地方紙はそのへん、対応が可能。

で、

思い出した、「市民新聞」。

以前、諏訪湖周辺に住んでいたこともあり、初めてこの新聞の「お悔やみ欄」を見た時には、(゜ω゜)吃驚、でした。

どーしてそんなに詳しい故人の情報まで載っているんだ???????

地域性なのかと思ったら、地方紙よりももっとローカルな地域紙においては、こーゆー情報がとっても大事なのですね---代議士事務所の関係者じゃなくても、ね。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

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今日のストームグラス(↓)。

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秘密のケンミンSHOWでも紹介された、伊那市のドーナツまんじゅう(↓)。

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ふと、包装紙をみると(↓)、

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「長野県上伊那郡長谷村」の表記。

平成の大合併で長谷村が伊那市と合併したのは2006年。もう11年も前なのに・・・・・・。

わざとなのか? それとも、その当時の包装紙がまだあって、それを使っているということか?

でも、

JR」バス表記となっているので、国鉄分割民営化が1987年だから、それ以降に作ったことは確か(それでも30年前か・・・・・・)。

思い出した、長野県豊野町のパン屋さんで牛乳パンを買った時のこと(この日のBLOG)。このときも上水内郡豊野町表記だったナ。

考察
包装紙やパッケージを作るための版型が、もうそれしかない。しかし、新たなデザインを作る状況にもない(店主が高齢化している+後継者がいない+新デザインを作るよりも、今のほうに愛着がある+周囲からも今のデザインのほうがいいという声が聞こえてくる+実は今の包装紙やパッケージ袋の在庫が山ほど残ってるので、勿体ない → コレにお金をかけたくない・・・・・・)。

かくして、これからも現状で続いていく・・・・・・。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝の飯田の最低気温、-5.5℃。日本でいちばん寒かったのは、菅平で-17.2℃。寒うございます。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓三日坊主めくりカレンダー)。確かに似てるo(^-^)。

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12/24は、毎年のことではありますが、「(JAZZの)クリスマスソング特集」です。

また、

12/26は、“MILES DAVIS COMPLETE LIVE AT PLUGGED NICKEL 1965”特集です。

お客様のご来店をお待ちしております。

以前、こんなブログを書きました。

タイトルが、「日本一の発行部数を誇る月刊誌で見たトンデモ広告!?」だったんですが、実は、どーして「長野県」がそーゆーふーな広告での扱いになっているのか?---その理由を垣間見た「道の駅」のフリーペーパーを、先日、発見しました。

それが、これ(↓)。

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「道の駅」旅案内・中部版(左)、「道の駅」旅案内・関東版(右)。

前者は最新版(2017年秋冬版)で既にvol.10、後者はvol.3ですから、中部版が先行していたことがわかります。

発行元は(株)ゼンリン中部エリア統括部と(株)ゼンリン関東エリア統括部、それぞれ中部ブロック「道の駅」連絡会と関東「道の駅」連絡会の監修を受けています。

で、

モンダイ((゜∀゜))の箇所はというと(↓関東版)、

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「えっ!?」

長野県ってこーゆーかたち(県域)だっけ? 赤○部分が丸ごと、意図的に!?抜けています。

中部版もみてみましょう(↓)。

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長野県の真ん中あたりに「線(赤矢印先)」が引かれていて、そこから下(南)が「長野」らしい。

気になったので、その「線」はどこで区切られているのか、チェックしてみたo(^-^)。

諏訪エリアは「関東版」、上伊那・下伊那・木曽は「中部版」、松本は「関東版」の「長野県」に属します。

で、

オモシロかったのが、塩尻市。

松本市の南に隣接していて、松本盆地の一角を占めるのに、「中部版」に入っているのです。

ここで、一考。

塩尻市は「平成の大合併」で奈良井宿を有する楢川村と一緒になって、その奈良井宿は木曽エリアでは観光の稼ぎ頭です。

なので、これを編集したゼンリンの方は、長野県民が有する「郡」の地理的感覚なんかお構いなしに、塩尻をまるごと「木曽エリア」に入れたものではないかと・・・・・・。

いやいや、もっとよく「道の駅」ごとにみると、旧塩尻市にある「小坂田公園」は関東版に、旧楢川村にある「木曽ならかわ」と「奈良井木曽の大橋」は中部版で紹介されています。どーやら「道の駅」の所属は、行政区ごとによる線引きではなさそう。

結果、

こーゆーふーに利用者目線で編集を行うと、広い県域の長野県は「分割(一部切り捨て)」したほうが、使い勝手(移動しやすい交通体系)がいいのです---そーゆーふーに「お外」からはみられていることがわかります。

「信州ブランド」に縋りついていたい人から見ると、関東版(≒東京)から見捨てられているようにも見える---そーゆーふーに感じる人、このエリアには多いような気がするのだが・・・・・・。

(そーゆーことが積もりに積もっていて、もう、ルサンチマンがいっぱいo(^-^)。)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。雪雲、通過中。

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今日のストームグラス(↓)。

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オ・マ・ケ(↓)。先日購入した小松菜は、芝田さんが作られたモノ。

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アガパンサスを私は知りませんでした(_ _)。


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