2018年08月
近いけど遠い温泉。
地図を見ると、当地から直線距離で約40km東に位置する山梨県早川町の西山温泉。
そう、地図上では近いんです。たった40kmですから。
ところがその直線上には、赤石山脈が聳え立っているため、向こう側にある西山温泉へは、諏訪まで北上して迂回し、中央道+中部横断道(か、R20→R52)で再度、南下しなくてはなりません。
さらに身延山地が甲府盆地と早川町を隔てているため、この地の隔絶感は、けっこうあります。
結局、行くまでの走行距離は180km超。めちゃくちゃ、遠いじゃん。
西山温泉には慶雲館があるんです(↓)。
知る人ぞ知る、現存する世界最古の温泉旅館(西暦705年創業)(゚ω゚)。
ギネス認定!
駐車場には日本全国のナンバープレートが並んでいます。皆さん、知っておられるんですね。
ここは源泉掛け流し+湧出量も2000l/min という豊富な湯量を誇ります。
で、
私はここに泊まるわけでもなく、約3km南に位置している町営の温泉施設へ(↓)。
内湯がなくて露天風呂のみという不思議な造り(洗い場はあるんですよ、屋内に)(↓)。
こちらも源泉掛け流し+加水なし+加温なし、洗い場の湯も源泉が常時流れています。
隣は広い駐車場なんですが、そこは(↓)、
ヘリポートになってます。
現在、リニア中央新幹線の工事が山梨工区でも進行中のため、それはそれはダンプカーの交通量の多いこと多いこと・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。早川町内の県道の車幅が狭い箇所には必ず誘導員が配置されています。
リニア中央新幹線工事が進行するということは、こーゆーことなのね、と実感できます(大鹿村へはここのところ足を運んでいませんが、たぶん、同じような状況なのかと推察いたします)。
これがあと9年も続くのか・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
オ・マ・ケ・1(↓三日坊主めくりカレンダー)。小学校での英語の授業って、はじめはこーゆーふーにやっているのかなぁ?
オ・マ・ケ・2(↓)。お客様からのいただき物。諏訪にこんな豪放磊落なお店があろうとは、知りませんでした。今度、行ってみます(その前に、このカレー、いただきます(_ _))。
今月の2枚。
2階へと至る階段のフレームには、今月、この2枚(↓)(共にLD(^_^))。
新旧のtrumpeterのライブ盤。
こーゆーふーなメディアで映像を見るよりも、YouTubeで検索した方が、より希少な映像がヒットしたりします。もはや「所有する」よりも、そっちのほうが主流なのかもしれません。
パスコの新作・牛乳パン!?
過去に牛乳パンに関しては何回か言及していて、パスコ製のものについても、こちらとかこちらで触れています。
で、
今日、イオンの売り場を物色していたら、定番品とは別のワゴンに平積みされているパスコの牛乳パンを発見(↓)。
商品名「わたしの牛乳パン」---信州産牛乳使用の文字から、長野県民を意識したもののようです。
製造元を見ると、松本市にある(株)信州シキシマと記されており、「信州産の原料を使い、信州で製造し、信州人をターゲットに販売している」牛乳パンと言えましょう((小麦粉は信州産ではないかも)。
「ちぎってたべやすい(↓)。」---表記の通りです。
身体計測の結果は以下の通り。
19cm*6cm*4.5cm、ミルク厚8mm、重量118g、エネルギー439kcal(1本当たり)
原材料名欄にミルクホイップクリームが2番目(1番目は小麦粉)、4番目にミルククリームが記されていて、このダブルクリームのせいでしょう、美味しく仕上がっています。
148円(税抜き)---はたして定番品となりますやら?(若しくは期間限定品か?)
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
「仲間内じゃぁ、有名ですよ。ここの店は!」
この前のこと、長野ナンバーのドイツ車でおいでになったお客さまが、今日のタイトルのようなお話をされていきました。
遠路はるばる、Deep South にある当店までおいでいただき、ありがとうございます。
私は、以前、初めて伺ったお店(飲食店)で、根掘り葉掘りと質問攻めにあって、不快な思いをしたこともあり、こちらからは極力、言葉を控えるようにしています。
で、
気になる言葉、「仲間内じゃぁ」が指している人々って、いったい??
仮説1
ジャズがお好きでジャズ喫茶めぐりをされている人々。
なんせ、伊那谷にはジャズファンが50人しかいないそうなので、商圏をより広く捉えて集客に結びつけなければなりません。ですから、当地まで足を運んで下さるお客さまは、ホントホント、ありがたいことです。
仮説2
コーヒー好きで自家焙煎珈琲店めぐりをされている人々。
全国チェーンのコーヒー店が地方も席巻する中、志ある個人店主が自家焙煎されているコーヒーを求めて、当地まで足を運んで下さるお客さま。ホントホント、ありがたいことです。
仮説3
ブックカフェがお好きな人々。
店主のバイアスのかかった書棚から書籍を手に取って、コーヒーを飲みながら時間を過ごすことが好き。そのために、当地まで足を運んで下さるお客さまは、ホントホント、ありがたいことです。
仮説4
オーディオ機器による再生音を各店舗ごとに聞き比べることがお好きな人々。
今や絶滅(危惧)種といってもいいオーディオマニアの方々は、どんどんと高齢化してきており、「一度でいいから、あの○○○(メーカー名+機種名)の音をこの耳で聞いてみたい!」という切迫なる希望を持っておられます。そんな方々が、当地まで足を運んで下さり、ホントホント、ありがたいことです。
とまぁ、あれこれと妄想してしまいました。
が、
ハッキリしているのは、当店を取り巻くカフェとしての標準的な狭い商圏だけでは、限界があるということ。
妄想は、さらに膨らみます。
地元(民)にゃ知られてないけれど、全国区!
こーなると、「逆輸入」されるようになるでしょう。そーすると、弱いんですよねnativeは(いや、日本人全体がそーですケド)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
今日のストームグラス(↓)。
オ・マ・ケ(↓)いただきもの。ハラダのラスクは、パッケージもお洒落ですね(夏季限定イタリアン・ラスク、正式名称「グーテ・デ・ロワ・ソムリエ・イタリアン」)。ごちそうさまでした。
栗カレー(何もこの組み合わせにすることはあるまいに)。
栗+カレー(↓)。
何でまた、こーゆー組み合わせを考えたのだろう?
レトルトカレーの世界は、「何でもあり!」なんですが、安易な手法として「地元の名産品をカレーの中に入れてみる」商品が、日本各地で乱発されています('A`)。
この栗カレーを購入したのは長野道・姨捨SA。
小布施に寄った帰りだったモンで、頭の中が勝手に「きっと、小布施栗に肖った(あやかった)んだろう」と思い込んでしまった(x_x)。
でも、製造は(↓)、
安曇野市。パッケージをよくよく見ると、どこにも「小布施」の文字はありません('A`)。「信州」の文字はある。
原材料欄では「カレー粉」が記されているのは、6番目。こーゆーことらしい(↓)。
お皿へ(↓)。
栗がゴロゴロ入っていて、パッケージほど原形をとどめているわけではないものの、良心的なボリュームです。
「中辛」のカレーで、欧風的な仕上がりでした。固形物は「栗」のみという潔さは認めるものの、最後まで残る疑問---なんでわざわざ栗をカレーに入れたんだ?
ごちそうさまでした。
iPhoneが1台売れた時の利益を国別に見ると・・・(゚ω゚)。
先月、AERAに掲載されていたぐっちーさんのコラムがYahoo!に転載されていて、読んでみると・・・・(゚ω゚)でした。
----------引用開始
iPhoneを1台売ったときの利益はどのくらい米国に残るのか、米国の大学生にアンケートを取ると、70%以上と答える学生が半分以上いる、という結果が出ていました。
まあ、わからなくもありませんが、実際に販売したときの利益の行き先を見てみると、
1.日本 34%
2.ドイツ 17%
3.米国 6%
4.中国 3.6%
となります。要するに付加価値の高いものは圧倒的に日本で供給されているということが言え、トランプ大統領がこの数字を見たら再び暴れることは間違いない(笑)。
ぐっちー「西日本豪雨がもたらす世界経済の停滞に懸念」〈AERA〉
7/22(日) 7:00配信
----------引用終了
そう、ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリアではなく、iPhoneそのものが売れた場合の利益を「国別」に見ると、こーゆー比率になるんだそうな。
じゃぁ、日本のどこのメーカーが部品提供しているのかというと、ちょっと古いけど、こーゆーデータが出てきました(↓)。
これからもわかるとおり、iPhoneってまさに「多国籍」軍です。
国家を飛び越えて活動する企業にとって、国境なんてあまり意味のないことだと思いつつ、でも、利益に対しての納税はしなきゃイケナイから、合法的に節税(いや、脱税!?)するためのノウハウが蓄積されています。
これによって、
国家が用意した社会資本を思う存分利用しながら、でも、税金は払わない。
通信業界を見ていると、富める者はより富んでいくマタイ効果が、「そのとーりじゃん」と感じるのでした。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今日は夏空が復活。飯田の予想最高気温も35℃だし。
今日のストームグラス(↓)。
メニューの更新です(8月25日)。
1つめ。
ゲストコーヒーがひとつ、新しくなりました。今回は、フレンチプレスでのご提供です(訳あり)。
2つめ。
トーストメニューの価格を9月1日より、一部更新(値上げ)させていただきます。どうもすみません。
何卒、よろしくお願いいたします。
自分の名前が究極のブランドであると「小川の庄」で学ぶ。
道の駅のお土産コーナーに置いてあった小瓶、そのうちから2つ購入しました(↓)。
農家の味自慢シリーズで、商品は「にんにく焼き味噌」と「ねぎ味噌」です。
ただ、これを製造・販売している「小川の庄」が違っているのは(狙っているのは)、そんな商品名だけではなく、その商品を提案・商品化させた「本人」の名前までパッケージに記載しているということ。
小林よし子さんと萱津寿津子さんの提案。
提案された当人にとって、その売り上げはモチベーションに直結することでしょう。
「小川の庄」は積極的に高齢者を雇用している地域企業として有名で、65歳以上の割合が1/4以上らしい。
なんせ高齢化比率が50%に近い小川村ですから、おじいさん・おばあさん方の「やりがい創出・生きがい創出」が、地域の浮沈を左右する---そーゆーことがわかっているから、元気なお年寄りが生涯にわたって活躍できる場所を用意している、ということでしょう。
そーいえば、
農産物直売所も、似たような仕組みで成り立っています。
生産者さんは、バーコードのシールに値段と「生産者(自分)の名前」を掲載しています。たくさんいる生産者の中でも、特定の生産者さんには「ファン」がついていて、その人の商品はすぐ売り切れてしまう---そんなこともあるらしい。
これって「自分の名前」を冠した商品がブランド化していることの証左でしょう。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。まるで梅雨空みたい。
今日のストームグラス(↓)。
これまで見てきたなかで、いちばん印象に残る栞(しおり)。
単行本にはその本を出版した会社がオマケで、ペラペラで紙1枚の「栞」を挟んでくれていることが多い。
その栞には自社の出版広告であったり、他社の広告であったりと、だいたい、「宣伝」文句が並んでいます。
そんな中、こんな栞が挟まっていた本がありまして(↓)、
裏面には何も印刷されておらず、この文言のみが目に入る、そんな栞でした。
帯にも同じ文言がピンクの文字で記されています。
本を読んでみると、こんな文章が出てきます。
----------引用開始
お金や利益を目的にしてしまうと、ステークホルダーとの間にある「見えざる資産」を毀損し、誰かを犠牲にしてでも儲けを追求してしまいます。
そこで犠牲にされるのは、社員、顧客のような人間だけではありません。
社会の持続可能性の基盤となる自然や環境、資源までをも犠牲にして短期的に利益を出そうとする。
この方向性のまま進んでいけば、資本主義よりも前に、国家や社会が危機に陥ってしまいます。
でも、すでに変化の芽は表われ始めています。
「いまの資本主義はおかしい」と疑問を感じ、単なる批判ではなく実践を通じて企業と社会のあり方を変えようとしている経営者が、少しずつ増えてきているからです。
『持続可能な資本主義』 新井和宏著(2017) ディスカヴァー・トウェンティワン刊 より
----------引用終了
著者の新井和宏さんは鎌倉投信のファンドマネージャー。
以前にこの日のBLOGでも登場したところですね。
先日のYahoo!ニュースにもあった「地銀、手数料ビジネス、目立つ拡大」(朝日デジタルより転載)で報じられている方向って、金融機関自らだけが生き延びるための算段であって、誰かを食い物にする---そんなふうに思えてなりません。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午後から台風20号の影響で天気は下り坂の予報。
今日のストームグラス(↓)。