liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2020年05月

6月上旬は1・2・6・10・11・15日が休みの予定です。よろしくお願いいたします。

かれこれ4ヶ月ほど前の、この日のブログ(「世界に一つだけの花」を用いて、どーゆー【道徳】の授業をしているのだろう?)。
ここのところアクセスランキングで上位に入ってきていて、「どーしてなんだろう?」と訝しく思っています。
で、
若しかして「経済的視点」が入っていたからなのかも?---若し、そーであったとすれば、そーゆー視点で、漱石作品も指摘されています(この視点は、もう、アチコチで為されているので、特段、目新しいわけではありません(_ _))。
以下、引用します。
----------引用開始
自分たちの世代(BLOG主注:著者は1960年生まれ)は、バブルもデフレも体験したけれども、親たちの教育の成果もあって基本は楽天的である。
財産は個人が努力と倹約で作るのが当たり前だったから、格差やら不平等やらはほとんど意識しないで今まで生きてこられた。
ところがそれは非常にラッキーなことであって、20世紀の数十年間に限られた現象であるらしい。
既に今の子どもたちの世代は、親の収入次第で教育機会も大きく左右されるようになっている。
このまま行くと、「個人の努力ではとうてい優雅で快適な人生は送れない」という19世紀型の社会に回帰するのではないか。
すなわち遺産を相続するか、金持ちのお嬢さんと結婚する以外に人生で浮かび上がる方法がない、という時代である。
思えば19世紀末から20世紀初頭の日本を描いた夏目漱石の作品でも、『それから』の代助は親がかりで暮らす「高等遊民」であった。
就職しないでのうのうと暮らしているが、それを精神的に有意義なことだと心得ていた。
さしずめ今だったら高学歴ニートと呼ばれていることだろう。
『こころ』に出てくる「先生」も、仕事をせずに親の遺産で生活していた。
当時のことだから、たぶん「不在地主」であったのだろう。
「先生」はとてもいい人なのに、若い頃に父の遺産を叔父に騙し取られたことをずっと根に持っている。
そして主人公に対し、おカネを人任せにするなと警告を発している。
つまり日本もほんの100年前までは、g(勤労所得)ではなくr(不労所得)で生活している階層が立派に存在したのだ。
それは当時の社会が格差社会であったから実現したとも言える。
「先生」はきっと見えないところで小作人たちを搾取していたからこそ、東京の片隅で心豊かな暮らしを送ることが可能だったのである。
『21世紀の資本』の予言が正しいとしたら、これからの世界は19世紀のような格差社会になっていく。
いや、むしろ「戻っていく」と受け止める方がいいだろう。
世界経済は低成長が続きそうだし、テロはあるけれども大戦争には至らない。
だからr>gに戻って格差が拡大する。
その場合、1%の金持ちが99%の普通の人たちを搾取して、rが上昇することが考えられる。
ピケティはそれではいけないと批判して大著をモノした。

---『気づいたら先頭に立っていた日本経済』 吉崎達彦著(2016) 新潮新書 より
----------引用終了
日本では戦後の混乱期のあとに迎えた高度経済成長期のほうが、歴史的に見て稀な、特異な時代でした。
それが終わったあとに訪れた低成長期~失われた10年・20年・30年を経て、豊かにそして便利になったはずの社会なのに、これから何もしなければ、あの以前の格差社会に「戻っていく」という指摘。
文学作品もその時代の空気を吸って作られたものですから、漱石作品も実際そーゆーふーな「設定」を自明なものとして書かれています。
それを先ず理解してからはじめて「文学作品鑑賞」となるものでしょう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。いただきもの、ありがとうございました。
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右のどら焼き、「米どら」と称し、米粉でつくられたものだそうです(まだ食べてないけど(_ _))。


約1ヶ月前に、一輪しか咲いていなかった鉢花を購入し、その後の開花にいたる経過を愉しんでいます。
約二週間前には、こーゆー様子だったのが(↓)、
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現在は、ほぼ満開(↓)。
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サフィニア(R)アート「ももいろハート」---いちばん人気なの、納得デス。

2020年5月28日より、当店も【PayPay】での支払いができるようになりました(↓)。
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ご覧の通り、お客様がお店のQRコードを読み取って、金額を入力してお支払いいただく【スキャン支払い】です。
ちょっとばかりお手を煩わせますが、慣れればタイシタコトナイです(_ _)。
今後とも、よろしくお願いいたします。
今のところ、【現金払い】とこれ以外での対応は考えておりません(_ _)。

そーいえば、
宇宙人ジョーンズの缶コーヒー BOSS CM、ラジオ編で、
設定は、ジョーンズがコンビニでレジ打ちを覚えるという場面。
○○ペイの人、クレジットカード払いの人、プリペイドカード払いの人、そして、現金払いの人・・・・、というふーにひとつずつ対応が違うレジ打ちにタジタジとなるというオチ。
いやぁ、ホント、コンビニのレジ対応は機転や融通が利かない人には難しい職種なのかも知れません。
(コンビニ弁当に付ける「お箸」・「スプーン」・「フォーク」の違いだって、宇宙人ジョーンズをはじめとして、外国人には「!?」なコトばかりでしょうし・・・・、付けようとすると「いらない!」って断る人もいるし。これをネタにしたBOSS CM、ラジオ編も、かつてありました)。

既に何度か再放送されているNHK「美の壺」、500回記念のテーマは「美術館」。昨日もBSで再放送。
そう、この回は「美術館」の収蔵品ではなく、美術館そのものを鑑賞するというスタンスです。
登場した美術館と有名人は、順に
・アーティゾン美術館
・東京国立博物館(ヤマザキマリ)
・日本民藝館(土井善晴)
・軽井沢千住博美術館(千住博・西澤立衛)
・多治見モザイクタイルミュージアム(藤森照信)
・地中美術館(紫舟)
アーティゾン美術館は今年1月にオープンした、ブリヂストン美術館の後継ぎのような存在。
行ってみようと思っていたら、今回のコロナ禍で美術館そのものも、閉館中。
同じ県内にありながら、軽井沢千住博美術館へは伺ったことがなく、あーゆーふーな構造になっていたとは、知りませんでした。
以前、千住博さんが雑誌のインタビューに載っていた写真を見て、
「あっ、この椅子、今じぶんが座っているのと同じ!」---と驚いたことがあります。
【Steelcase Strafor】
当時、厨房内に置いて使用していましたが、現在は階下で余生を送っています。
この2館以外は足を運んでいます。
「美術館」そのものをそれぞれ(漫画家・料理家・設計者・画家・書家)の視点から語っていて、面白うございました。
「奇を衒う」ことと「しっかりと計算し尽くされた斬新さ」とは、似て非なるもの。
ハコモノもひとつの「作品」であることが、じゅうぶん伝わってきました(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。お客様からいただきました。ありがとうございます。
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「オ・マ・ケ」へのお礼だそうです。ありがとうございました。



フツーは、オリーブオイルなんですが、今回はこちら(↓)。
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「ごま油」です。京都・山田製油のお品。
これまで使っていた(現在も使用中の)かどや精油のものとは、お色が違っていて、より鮮やかな黄金色。
なんでも、
白ごまを焙煎せずに搾る---玉締製法で、圧搾・湯洗い・静置・精製の工程を経て一番絞りのみを製品化しています---ということらしい。
現在、メニューに14種類用意してあるトーストのうち、2種類のお品に使用中です(無くなり次第、「かどや」のお品に戻ります(_ _))。

FM長野の番組「Oasis 79.7」で、7:40 から【 No.1s】というコーナーがあります。
その日に因んだミュージックチャートにおいて、No.1になった曲をかけるんですが、きょうのそれが、
「アキレス・ラスト・スタンド(アキレス最後の戦い)」byレッド・ツェッペリン
10分超の曲なので、最後まではかからずじまいだったものの、あの
♪♪ドンドコドンドコドンドコド・・・・・
というふーに聞こえるイントロ、あぁ~、懐かしの学生時代が甦ってきました。
リスナーの方々から番組に寄せられたメールでは、「アキレス」について触れている人が多いこと多いこと・・・(ということは、リスナーの世代って私と近いのか・・・?)。
FM番組では10分超の曲が最後までかかることは滅多になく、ロックの名曲「レイラ」byデレク&ドミノスも、アウトロの美しい旋律まではなかなか聞けません。
と言うことで、YouTubeを見てみると、ありました。
「アキレス・ラスト・スタンド」(こちら)、ライブでの様子はこちらをどうぞ。
この1曲の選曲で、見直しましたゼ、伊織さん。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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[信州を愛する大人の情報誌]KURA2020年6月号(↓)。
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5月号に記述されていた「予告」とは違う誌面構成でした。5月号では「初夏の信州、どうする?」(仮題)---だったんですが、小さい文字で

※新型コロナウイルス感染予防・拡散防止のため取材・掲載等、内容は変更になる場合があります。

とも記されており、案の定、その通りの誌面構成。
表紙にもあるとおり、「蔵出し」ネタのオンパレード。
言い方を変えると、
これまでの没ネタで一冊丸々つくっちまったぜ!---ということでしょう。
次回、7月号の特集は「みんなで信州を応援 地域が輝く」だそうですが、同時に、上の※の文言がありますので、またまた、没ネタによる誌面構成になるのではないかと思われます('A`)。
コロナ禍は、雑誌冬の時代にさらに追い打ちをかける、出版社泣かせの事態を招いています(_ _)。



もうそろそろ「夏ぴあ2020」版が刊行される時期だなぁ~と思って、「ポチッ!」となをしてみると・・・・(こちら、公式ホームページ発表)。
(現在は、まだ「春ぴあ」を置いてあります(↓)。)
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「あぁ~、やっぱり('A`)、そうか。」
イベント等の情報誌なので、コロナ禍によってイベントそのものがなくなってしまうと、誌面が成立しない・・・・か。
で、
思い出した、「ノジュール」の4月号(↓)。
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別冊付録は(↓)、今年は幻と化した「東京2020」観戦ガイド。
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3月末に配本されてきましたが、「東京2020」を見込んだ誌面。
取材 → 執筆 → 編集 → 印刷 → 製本 → 配本---というような制作過程を考えれば、スケジュール的に「あのタイミング」で1年ほど延期が決まってしまったので、対応は不可能だったんでしょう。
それで、でしょうか?
5月号の表紙、雑誌のタイトルロゴが変わりました(↓)。
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大特集は、4月号の「予告」通りでした。これは世情の変化とは関係ないテーマだったので、問題なし。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。きぬさやをいただきました。たまごとベーコンと炒めたり、焼きめしに入れたり。ありがとうございます。
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飯田市の中心市街地(通称「丘の上」)と飯田ICを最短で結ぶ道路が全線開通し、その最後まで工事区間だった場所には「北方トンネル」があります。
飯田インター方面に向かって、南進中(↓)。
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逆に、飯田ICから飯田の中心市街地(通称「丘の上」)に向かって、北進中(↓)。
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既にお気づきの方も多かったのではないでしょうか。
そう、トンネルの入口の形状がそれぞれ違っているのです。
北側:長方形(四角い)
南側:円形(おっぱい型)
これをみて、思い出したトンネルがあります。
長野県上田市にある「野竹トンネル」。
野竹トンネルも入口の形状が違っているのです。
多少長いトンネルのため、その形状がどこで変化したのか、トンネル内も暗いためにクルマを運転していると、よくわからない('A`)。
そして、都市伝説なんでしょうけれど、アソコは「(幽霊が)出る!?」---という話。
「ポチッ!」とな、をしてみると・・・・。
こことか、こちらとか、結構ヒットします。
野竹トンネルは、トンネル内の道路自体が坂になっていて、さらにカーブしているため、反対側の出口が見えず、浅間サンラインを運転していて、そこだけ違和感アリアリなんです。
さらに、その「上」にはかつてお墓があったとは・・・、これは知りませんでした。
で、
北方トンネルはというと、直線道路でトンネル長も超・短く、「向こう側」も見えてるし、トンネルの内側にいるという閉塞感はありません(_ _)。
でも、
どうして入口の形状を変えたんだろう?(地質的な問題とか、構造上の負荷のかかり方とかイロイロあったんでしょう、きっと)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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