liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2020年06月

7月上旬は3・7・8・12・16・17日が休みの予定です。よろしくお願いいたします。

コミュニティFMではなく、県域レベルのFM局で、今日、閉局を迎えるところが2つあります。
FM PORT(新潟県)
Radio NEO(愛知県)
ともにJFNに加盟している局ではなく、私のイメージでは「第2局」的な存在です(Radio NEOは第3的)。
wikiせんせいのFM PORT(新潟県民エフエム放送)の項目には、

スポンサー不足による経営悪化で債務超過に陥る状態が続き放送事業を断念

という文字があります。
翻って、当地の県域的なFM放送局(↓)、
fmnagano
FM長野は、大丈夫なんでしょうか?
私は午前中の開店準備中も、県内をクルマで移動中も、よくチューニングをこの局に合わせていることが多く、ず~~~っと聞いていると、気がつくことがあるのですね。
1:自局の番組CMが多い(FM長野オリジナルプログラムやJFNでネットしている番組、その両方とも、です)。
2:長野県ローカル企業のCMが少ない。
3:時折、「FM長野で広告してみませんか?」という、【広告CM募集のCMが流れる(こちら)】。そのラジオCMでは「3万円から広告することができます!」とアナウンスしています。
4:私は他県をドライブ中、その県のJFN加盟局にチューニングを合わせて聞いていることも多く、そのFM局では、けっこうローカル企業のCMが多いんです(@FMとかK-mix・・・)。比較して聞いてみると、圧倒的にFM長野ではローカル企業のCMが少ないということがわかります(因みに当地にある「市田酪農」さんのスポットCMが流れてくるときがあります)。
5:長野県出身ロックバンド、グリム・スパンキーの30分番組(JFN制作)でさえ、番組を提供する企業がなく、CM時間帯はBGMが空しく流れるだけだった( ^.^)( -.-)( _ _)。この番組は今月で終了しました。
・・・、と、まぁ、気にし出すと「そー言えば・・・・・あれもこれも・・・」とゆーふーに思いつくのですね。
FM長野の財務状況は大丈夫なんだろうか?
「えっ!?」
他人のこと心配する前に、自分のとこ心配しろって・・・か!
---御尤も(ごもっとも)(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午後は「大雨」の予報です。
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今日のストームグラス(↓)。
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以前、東急ハンズで購入した「袋入りラーメン」があって(↓)、
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利尻漁業協同組合---この文字に惹かれて衝動買い。
惹かれたポイントはもうひとつあって、それはパッケージの透明部分から中身が見える乾麺の「お色」。
緑色---きっと商品名にあるとおり「利尻昆布」が練り込んであるだろうと思われます。
いや、
ちゃんと「昆布パウダー」が練り込まれています(↓)。
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販売者が「利尻漁業協同組合」で、実際の製造所は、「藤原製麺」さん。
シロクマのパッケージで有名な札幌円山動物園ラーメンとか、「熊出没注意」パッケージでも有名な、アソコです。
だから厳密な意味で「日本最北」なのかどうかは・・・・???

実は、ブランド品である「利尻昆布」も魅力的ですが、「乾麺が緑色」---これから昔の記憶が甦ったから、でもあるのですね。
一定年齢以上の方々には、たぶん、記憶にあるであろう【ヤクルトラーメン】、そう、(確か)クロレラ入りで、麺の色が緑色だった「あの」乾麺。
もう、何十年も口にしたことはなかったのですが、ネットで「ポチッ!」となをしてみると、
「あっ、まだ売ってる!」---という発見(「麺許皆伝」シリーズ)。
「麺が緑」は変わらず、そのお色の原材料は【クロレラ → 青汁】へと変わったらしい。

(どーでもいいことだが、利尻漁業協同組合の所在地、最後の「地先1」って、何を称しているのだろう? 埋め立て地っていうこと?)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。朝からの雨は、午後は回復予定。
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今日のストームグラス(↓)。
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今月の男子トイレ(の正面)には、こーゆーフレームを置いてあります(↓)。
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アップ(↓)。
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髪型や風貌から、晩年のビル・エヴァンズ(p)ですね。
来月は、女子トイレに「巡回」の予定です(_ _)。そのあとは「店内」へ!?

先日、スコップを購入しました。
関東における【スコップ・シャベル】と称しているものと、関西における【スコップ・シャベル】と称しているものは、お互い逆のものを指している---そう知ったのは「秘密のケンミンSHOW」で、でした(こりゃ、新鮮な発見でしたゼ)。
で、
ホームセンター、D2にて購入したこれ(↓)。取っ手には「角スコップ」と記されたシールが貼ってあります。そう、当地での、これは「スコップ」です。
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取っ手の裏側にシールが貼ってあって(↓)、
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その1つめに、上記のような「ご使用上の注意」。
あたしゃ、これを側溝や排水槽に溜まった土砂の浚渫等に用いるつもりで購入したものの、こーゆー用途以外にどーゆー「使用」が考えられるのだろう?
えっ、
【武器】として使うんですか?
これで殴ったり、突いたり、叩いたりとか・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
そりゃぁ、キケンだわぁ!

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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廃藩置県により、
1871(明治4)年7月の3府302県+開拓使
1871(明治4)年11月の3府72県+開拓使
1888(明治21)年12月の1道3府43県---これから既に130年以上にわたり、ほぼ現行の「都道府県」が続いています。
ところが、1903(明治36)年11月、「府県廃置法律案」が内務省で作成され、それは沖縄と北海道を除いた45府県を26府県とするものでした。
この法案の理由書には、
「交通機関発達の今日、府県区域の拡張を計ることは行政の整理統一を計るために必要である」とあり、内閣総理大臣の承認のもと、法案として帝国議会に提出されました。
この事実を私は知らなかった(*゚∀゚)。
『地図とデータでみる都道府県と市町村の成り立ち』齊藤忠光著(2020)平凡社新書を読んでいたら、このことについて触れていて(↓)、
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国立公文書館デジタルアーカイブをチェックしてみました。
ありました、附図はここです。
本州・四国・九州がこーゆーふーに(↓)区分されています。
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これによると、現在と名称が違うのが、
・仙台県
・宇都宮県
・金沢県
・名古屋県
・松江県
・高松県
そんでもって、現在の47都道府県制においては存在しているけれど、このとき消滅していた県は、
・岩手県
・山形県
・群馬県
・茨城県
・埼玉県
・山梨県
・富山県
・福井県
・静岡県
・岐阜県
・滋賀県
・奈良県
・和歌山県
・鳥取県
・山口県
・徳島県
・大分県
・佐賀県
・宮崎県
上の画像で確認してみて下さい。と~~~~~っても、興味深いデス。
これで目指したのは、
府県の広域化と大きさの平均化、自然的にまとまりの強い地域の旧国郡区域を単位として、区域を設定したことだったんだそうな。
よぉ~~くみてみると、オモシロいところがあって、山口県下関市周辺は、なぁ~~~んと「福岡県」に組み込まれていますゼ!
壱岐と対馬も福岡県になっています。
越前と若狭でできている福井県は、越前が金沢県へ、若狭が京都府になっています。
因幡と伯耆でできている鳥取県は、因幡が兵庫県へ、伯耆が松江県になっています。
と、ゆーふーな様子(他にも「消えた」県の行方はオモシロデス)。
じゃあ、この府県制で今の時点における都道府県別統計をとってみると、いったいどーなるのでしょう?

因みに、法案は第19回帝国議会に提出されたものの、審議される前に議会が解散してしまったため、廃案になったんだそうな。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。午前中の雨が上がって、蒸し蒸しします。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日のブログで思い出した書籍『最後の秘境 東京藝大』 二宮敦人著(2016) 新潮社刊。
かれこれ3年ほど前、こーゆーふーに触れていて、その日のブログタイトルは、

「何年かに一人、天才が出ればいい。他の人はその天才の礎。ここはそういう大学なんです。」

これに相似した表現を、「数字であそぼ。」でも発見(↓)。
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画中の「吉田大学理学部」とは、この(↓)カバー表紙からもわかるように、京都大学理学部のこと。
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念のため、来年度の募集要項(入学定員・募集人員)を見てみましょう(↓)。
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京都大学理学部は括り募集のため、専攻は入学後に5つの中から選択することになります(↓)。
・数学・数理解析専攻
・物理学・宇宙物理学専攻
・地球惑星科学専攻
・化学専攻
・生物科学専攻
前期日程での募集は306人。それとは別に「特色入試」で5人。合計311人。
前期での募集人員が305人なら、わかるんです。
きっと、入学後の専攻が5分野あるのでそれを考慮してのことだろうと。
でも、なぜか306人。
この【+1人】に込められた数字(募集人員)に、京都大学理学部からの象徴的なメッセージがあるのでしょう。
それは、漫画の中でも触れられているように、「(本学を志望するあなたこそが)そのたった一人たれ!」というメッセージ、というかラブコール!です。
「自由の学風」ここに在り。

因みに「数字であそぼ。」(絹田村子著)は、かつて「動物のお医者さん」(佐々木倫子著)が札幌にあるH大学獣医学部を舞台にした青春群像o(^-^)+犬、であったのに対し、こちらの舞台は京都にある吉田大学理学部。
共通点は共に少女漫画であるのに、色恋沙汰が皆無という珍しい内容だという点でしょうかo(^-^)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓三日坊主めくりカレンダー)。1994年の今日、「ライオン・キング」が公開されたんだそうな。
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昨年出版された書籍、『世にも美しき数学者たちの日常』 二宮敦人著(2019) 幻冬舎刊。
著者が二宮さんなので、再びアノ『最後の秘境 東京藝大』的な中身を期待o(^-^)。
二宮さんが大学の先生や市井の数学愛好家、(数学)芸人等を訪ねてお話を伺うという形式で、インタビューがそのまま活字になった部分と、それを受けて二宮さんが感じた印象や考えを並べています。
先日、「リウーを待ちながら」を読んで印象に残っていた【誠実】ということについて、こちらでも津田一郎(中部大学教授)さんが次のように述べていて、

「数学という学問は、誠実という言葉が非常に当てはまる学問だと思います。
インチキは絶対できないから。
やろうとしてもできないようになっているんです。
誠実にならざるを得ないし、誠実にやれない人はたぶん、数学者には向いてない。
だから数学者は変わった人も多いけど、基本的に誠実です」
確かにこれまでお会いしてきた方も、そういう印象だった。
やり取りがうまくいかないとしてもそれは伝え方の問題や、こちらの知識不足が原因であって、嘘をつかれるとか、誤魔化されるようなことは一切なかった。
---と、二宮さんが受け止めています。
自然科学においては、条件が同じであれば誰がやっても同じことが再現されなければならないわけで、そこにウソやインチキがつけいる隙はありません。
未知のものへの最先端、数学においてもそーゆー事象は存在しており、トコトンそーゆー領域に関して数学者同士で話をしていても、こーゆー(↓)ことが往往にしてあるらしい。

----------引用開始

淵野昌(神戸大学大学院システム情報学研究科教授)さんへのインタビューで、

「僕は大学院生の指導もするわけですが、学生のレベルと研究者のレベルとの間にはやはりハードルがあって、それを超えるだけの能力がない人はいるわけなんです。
いかに数学に興味を持っていて、数学者になりたいと思っていても」
「それはもう、はっきりわかってしまうものなんですか」
「『この人はこのぐらいのレベルだな』というのは、少し数学的な議論をすればすぐにわかってしまいます。
学生とでもそうだし、数学者同士でもそう。
だから怖い世界ですよね。
他の世界ならもっといろいろな要素があるから、努力でカバーできる部分もあるでしょう。
でも数学は閃き、センスみたいなものが占める部分がかなり大きいので、ダメな時は本当にダメ。
で、そういう人をどう扱ったらいいかというのは、本当に難しい問題なんです」
常に朗らかな渕野さんだったが、この時は深刻そうな顔だった。
「その人を叱ったり、怒ったりすればいいという話じゃない。
こちらはサポートしてあげたいわけだけど……。
『君には無理だ』と言えば自尊心を傷つけることになる。
落胆して、最悪の場合は自殺してしまうかもしれない。
趣味でやる数学なら楽しければいいんですけれど、大学は専門家を養成する場なので。
そこをどうしたらいいのか、すごく悩むところですね」
「海外でも、それは同じなんですか」
「ドイツの人は割とはっきり言うかな。
僕はドイツの大学にいた頃、『君、なんであんなできない学生を採るの?』と批判されたことがあります」
「こ、怖いですね……」
何だか再び、数学の恐怖が蘇ってきた。

『世にも美しき数学者たちの日常』 二宮敦人著(2019) 幻冬舎刊 より

----------引用終了

この話を読んでいて、以前、坂本龍一さんが次のようなことを話していたのを思い出しました。
それは、
(自分が大学院時代に研究していた)「現代音楽」の最先端について議論しようとすると、話が通じる人が日本には10人もいない---と、ゆーふーな内容だった(気がする)。
先日も、京都大学数理解析研究所教授の望月新一さんが abc予想を証明したとするニュースが流れてきましたが、ここに至るまでの査読がなんと8年。
それこそ最先端の数人しか理解できない世界なのでしょう・・・。
まさに「数学の深淵」。

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今日の南アルプス↓11:00撮影。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。玉ねぎをいただきました。ありがとうございます。
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「JAZZ JAPAN」No.118(2020.06月号)では、(コロナ禍によってお亡くなりになった方々の)追悼特集として、
・リー・コニッツ(as)
・エリス・マルサリス(p)
・ウォレス・ルーニー(tp)
・川崎燎(g)
が見開き2ページずつ紹介されています。
で、
今月の2枚は、リー・コニッツの紹介ページにも載っていたこれ(↓)。
「サブコンシャス・リー」
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もう1枚は、「サトリ」(↓)。
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ご冥福をお祈りいたします。合掌。

新書を読んでいて、一瞬、「クスッ!?o(^-^)」となった箇所(↓)。
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「弘法さま(空海)」がアンバサダー(大使)になってしまっています。
漢字入力変換の際に、きっと「こうぼうたいし」と打ち込んで、変換したものと思われます。
私のATOKでもやってみた(↓)。

【弘法大使】

なるなる、アンバサダー(大使)に。
でも、「こうぼうだいし」って入力すると(↓)、

【弘法大師】

と正しく変換。
加齢とともに漢字をどんどん忘れるし、漢字入力変換の際にも、その正誤があやふやになりがち---他人様の誤りを嗤うような、そんなこたぁもう言ってられなくなってきました。嗚呼(_ _)。

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今日の(南アルプス↓11:00撮影)。梅雨の晴れ間。
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今日のストームグラス(↓)。
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