liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2021年01月

2月上旬は4・5・9・12・16・17日が休みの予定です。よろしくお願いいたします(念のため、1月31日もお休みです)。

学生時代、大月書店の普及版『資本論』(全5巻)を購入したものの、早々に白旗を揚げた身としては、「あたしにゃ、無理無理」とこっち系とは距離を置いていました。
が、
今月(2021年1月)のEテレ「100分de名著」に『資本論』が登場。
解説は、若き(1987年生まれ)経済思想家、大阪市立大学准教授の斎藤幸平先生。
現在の我々の位置からみても、『資本論』をはじめとしたマルクスの著書群(現在も刊行が続くMEGA=マルクス・エンゲルス全集に収められている草稿、書簡、抜粋、メモ書き、抜き書き等)には、資本主義の矛盾を突破して、未来を共に生きるためのヒントが満載なんだそう。
テキストの「はじめに」で斎藤先生は、次のように語っています。
----------引用開始
日本のマルクス研究の歴史は古く、実は、世界で初めて全集を刊行したのは日本です。
世界中に一〇〇冊ほどしか現存しない『資本論』第一巻初版も、その約半分を日本が所蔵しています。
戦前戦中の思想弾圧を乗り越え、戦後日本は、世界的に見ても稀有な「マルクス研究が盛んな資本主義国家」でした。
しかし、高度経済成長に沸き、労働者たちの生活が改善を続け「一億総中流」が謳われるようになると、リアリティをもってマルクスを語ることが難しくなっていきます。
「資本主義の矛盾は国家によって十分に制御することができ、完全雇用のもとでの経済成長は実現可能だ」というケインズ主義のほうが、マルクス主義よりも説得力をもって現実を説明することができたのです。
絶好調の資本主義を前に、マルクス研究者の多くは哲学的で難解な抽象論に傾倒し、マルクスを現実から切り離して象牙の塔に閉じ込めていきました。
皮肉にも、『資本論』の難解さが、研究者たちが自らの権威を守るために役立ったのです。
けれども、マルクス本人は、大学で教えたり研究活動をしたりしていたわけではありません。
ジャーナリストとして頭角を現すも、当局に目を付けられて亡命を迫られます。
ヨーロッパを転々としながら、貧しい暮らしのなかで、労働者階級のために『資本論』を書き上げた、在野の理論家なのです。
そんな彼が「健康も、この世の幸福も、家族をも犠牲にして」(マルクスからジークフリート・マイアー宛の手紙。一八六七)執筆した『資本論』は、学術論文ではなく、社会変革に向けた「実践の書」なのです。
今こそ『資本論』が必要です。
資本主義が危機に陥り、その暴力性がむき出しになっている二一世紀は、再びの「マルクスの世紀」だからです。
現代を生き延びようとしている私たちにとっても、よりよい将来社会を構想するための、実践的な道標になってくれるでしょう。
『資本論』では、今回取り上げたテーマ以外にも、様々な経済学的考案がなされていますが、今回は、これまでの研究では必ずしも重視されてこなかった「資本主義の暴力性」に注目してマルクスの問題意識を浮かび上がらせることを主目的とします。
できるだけ身近な事例を挙げながら、現代社会の問題と、ポスト資本主義の社会像を考えていきたいと思います。
『100分de名著 カール・マルクス 資本論』 斎藤幸平著(2021) NHK出版刊 より
----------引用終了
25分*4回で解説するというこの番組、各回のテーマは、次の通り。
第1回:「商品」に振り回される私たち
第2回:なぜ過労死はなくならないのか
第3回:イノベーションが「クソどうでもいい仕事」を生む!?
第4回:<コモン>の再生--晩期マルクスのエコロジーとコミュニズム
第3回のテーマについて、司会のNHK安部アナが「こういう表現してNHK的にいいんでしょうか?」と言う趣旨の発言もありましたが、「いいんです! ブルシット・ジョブの適正な和訳なんですから(^_^)。」
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番組では、私のような理解力の劣る(いや無い)人でもよぉ~~~くわかるようにアニメ等を多用していて、「そーゆーことなのね!」と、とても平易に解説してくれます。
それらを、「今」の我々が直面している諸課題と関連付けて、例えや実例(企業や商品・サービス等の固有名詞)をバンバン出しながら解説してくれる---斎藤先生の力量は、この人、只者ではないナとお見受けしました。
なんでも2018年、ドイッチャー記念賞を日本人初、史上最年少で受賞した研究者なんだそう。
第3回で、こーゆー指摘があった時(↓)、
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私がまだ20代の頃、テレビのインタビューを受けていた灘校生が、「今の世の中は2つの立場があるから、将来、私はこっち(構想)のほうの立場に立つよう勉強しています」---と言う趣旨の発言をしていたことを思い出しました。
あれって、マルクスを理解した上での発言だったのか?
(「構想」と「実行」は、マルクス本人ではなく、ブレイヴァマンというマルクス研究者が用いたものです。)
それと、第4回:<コモン>の再生では、こーゆーふーなテロップ(↓)。
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このフレーズは有名なものなので、私も知っています。
ただ赤文字括弧を書き加えた文からは、昨年観た映画「鬼滅の刃 無限列車編」を思い出しました(この日のブログ参照)。
番組はただ名著の解説に留まらず、第4回で<コモン>の再生という処方箋を示しており、斎藤先生が「はじめに」で触れている「よりよい将来社会を構想するための、実践的な道標」になっていました。
『100分de名著 カール・マルクス 資本論』 斎藤幸平著(2021) NHK出版刊は、例の書棚に置いてあります(↓)。
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こーゆーふーに、目につくところに置いておくと、「店主は○カかい?」とか、言ってくる人、いそうな予感(悪寒)。
(アプローチ坂下の【COFFEE】の看板(の配色)見て、「おたくは○価学会かい?」とか言う人いるくらいだから('A`)。
わたしは、どっちも違います。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。快晴なれど風寒し(ヒューヒュー!)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。お餅をいただきました。美味しいですね、お餅は。
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よく利用しているイオン飯田店。
昨日、ネットチラシをチェックしていたところ、こーゆーふーなページ(↓)が目に入りました。
aeoniida
「そうか、公表するんだ。」
でもこれだけの情報では断片的だよなぁ、と思うものの、利用者は「もう行かない」という選択か、「店舗の清掃消毒実施」を信じて買い物には行くが、自己防衛を図るという選択になります。
そう、手洗いうがい+【NOシューキンペー】の徹底(これは最善を尽くしても、完璧ということはありません)。
私は、後者を選択します(でも、時々キラヤへも行きます。いや、ドンキへも少々)。

暫く前にこーゆーふーな封筒が届きました(↓)。
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開封してみると、読者アンケートのお願いで、(↓)
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「ごく少数の方だけに」という文言が、「あなたは選ばれし者」的に心をくすぐる表現となっていますが、要するに、アンケート実施に際しての予算規模(サンプル数)が小さい(少ない)のでしょう。
とは言うものの、こちらはかれこれ定期購読10年選手だから、そーゆーことも勘案されているのかもしれん。
ほったらかしにしていたところ、先日、さらに次のようなはがきが届きました(↓)。
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慇懃な文、言葉遣いなれど、アンケートに協力してくださいよぉ~、という督促です。
で、
末尾、追伸以下の3行(↓)。「手書き」文字!?
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まさかねぇ、はがきの文面ぜんぶ、コピーでした(そりゃ、そーだ)。
回答者には500円分の図書券進呈。
アンケートに費やした時間は10分程度(ということは、時給換算すると3000円/時か)。
本日、投函してきました。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。雪雲通過。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、役場の産業課商工観光係から封筒が届きました。
中には2種類の申請案内の文書が入っていて、
ひとつは「テイクアウト販売促進支援」に関するもの、
もうひとつは「アクリルパネル無償配布」に関するもの(↓)。
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後者は長野県が進めている事業で、申請のとりまとめは地元の商工会(会員でなくても申請を受け付けるとのこと)。
アクリルパネルと言えば、当店では今のところ、会計場所に自前で設置したもののみ。
客席用にはひとつも置いてありません。
今後のことも考え、必要に応じてお客様がお使いになればいいので、申請することにしました。
配布時期は2~3月中を目処---とのこと。

アクリルパネルと言えば、先日、松屋に行った時のこと(念のため、デパートではなく「牛めし」屋さんのほうね)。
カウンターにはアクリルパネル設置。テーブルごとに消毒用アルコールが置いてあります。
で、
店内アナウンスが流れてきて、そこでは
・店内消毒の徹底をしています。
・従業員はマスクを着用しています。
・従業員の健康チェックと手洗いの徹底をしています。
・店内の空気は、1時間に5回以上入れ替わっています。
等の取り組みが流れてきており、私はぼぉ~~っとしていたので、その中に
・店内では、(マスクを外したままで)お客様同士の会話はお控えください(会話はお止めください。会話はご遠慮ください。会話は禁止です---そんな趣旨のアナウンス)が、あったような・・・・。
そう、
飲食店内でいちばん求められているのが、これなんですよね。
とは言うものの、松屋さんって「おひとり様」が多いので、大きな声で談笑している人はいませんでした。
因みに松屋フーズ公式ホームページのここでは、上記の太文字のようなことは書かれていません(それ以外の取り組みは記されています。やはり、私の空耳か?)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。いつ降り出してもいいような空模様。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日、当地は終日「雨」でした。
で、
今朝、南アルプスを見ると(↓)、
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手前の天竜川による段丘群、伊那山地、そして赤石山脈で雪による「白さ加減」が見事に違っているのです。
駐車場から撮影(↓)。
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南アルプスの北部エリア(伊那市方面)でも(↓)、
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標高差による積雪量が「白さ加減」に反映されている、それがハッキリとわかります。
伊那谷の幹線国道R153と当店の位置とでは200mの標高差があり、雪の時は「段丘一段10cm」ということもあったりするのですが、昨日はそーゆーこともなく、「下界」と同じように雨デシタ。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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かれこれもう20年以上、いや30年?、気に入って使い続けてきたカップ、ワイルドストロベリー。
それが、私の不注意で(手が滑って)取っ手を破損('A`)(↓)。
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これは自分用として毎日使い続けてきたもので、縁の金飾も剥がれ落ち、「底」にも垢がたまったかのような汚れ('A`)(↓)。
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購入当時のバックスタンプは、こんな感じでしたね。
(ウェッジウッドのバックスタンプの「歴史」については、こちらへ。)
で、
どうしたのかというと(↓)、
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瞬間接着剤で補修しました(↓近くで見れば一目瞭然(_ _))。
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これはお客様にはお出ししませんので、ご安心ください(_ _)。

「破損」と言えば、
・バカラのグラス3つ(すべて縁をちょびっとだけ欠く)。
・うすはりグラス2つ(もともと「うすはり」なので、取扱注意だったのに('A`))。

割れる時は、ほんの一瞬。(「あぁ~!」)

「ブルーピリオド」(山口つばさ著)第9巻が出ていて、そこで教授会(?)の様子が描かれています。
その中での台詞(↓)。
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あれ!?---このデジャヴ(déjà vu)感は・・・。
『最後の秘境 東京藝大』二宮敦人著(2016)新潮社刊で、見たような、いや、読んだような。
この日のブログを発見(こちら)。

凄く高い峰の頂のほうで少数の実力者が切磋琢磨している、そんなイメージでしょうか。
麓で見上げている私には、皆目見当もつかない。
「ブルーピリオド」はそんな私にもわかりやすく、「そーゆーことなのね(合点、ガッテン)!」と理解できる作品です。
因みに、
昨年来スタッキング・シェルフにおいてある、これ(↓)。
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まだ、誰ひとりお持ちになった方はおられません(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。こちらは雨ですが、雪のため中央道は一宮御坂~八王子通行止めとのこと。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。「日本語、上手ですねぇ」おぉ、聞こえる!
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有権者に占める自民党員の割合が10年連続日本一の富山県---知りませんでした、そーゆーふーな地域性であることも。

そんな地域で2016年、(自民党会派を中心とした)富山市議会議員が14人、政務活動費の不正流用で辞職したというニュース。
これは全国ニュースにもなりましたから、私も知っています。
で、
全国報道されたのは氷山の一角(辞職)だけで、それに至るまでの経緯と、報道後4年経過した昨年までの後日譚(実はまだ継続中)をドキュメンタリー映画としてまとめたのが、今回の映画「はりぼて」(↓)。
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地方自治の問題点を指弾した社会的硬派の映画かと思いきや、いやいやどーして、あたしゃもう何回も失笑してしまいましたぜ。
演技しているわけでもないのに、辞職していく議員の皆さんに共通した滑稽さとでも言いましょうか。
また、この場面でこの音楽(劇中効果音)を使うのか!?---というくらい、素っ頓狂な、お間抜けな音楽が効果的なんです。
ナレーションは、山根基世さん。
昨年のドラマ「半沢直樹」のナレーションを担当されていた、あの方です。
監督はチューリップテレビの五百旗頭幸男キャスターと砂沢智史記者。
チューリップテレビは富山県内最後発のローカル局(3局目)で、社員70名ほどの(弱小)放送局です。
私は、昨年8月封切りだったものを見そびれてしまっていたのですが、現在、岡谷スカラ座にて期間限定で上映中(実は、地元富山では昨年8月には封切りされず、10月の県知事選挙が終了してから、ようやく上映が始まったんだそうな。そーゆーところにも【保守王国・富山】を感じますねぇ)。

映画は、富山市議会議員の報酬引き上げ(現在の60万円/月に、さらに+10万円/月)から始まります。
行政お得意の審議会方式で答申してもらい、市議会では賛成多数で可決。
こーゆーのは「お手盛り」と言いますよね。
(私の憶測ですが、市議会議員選挙で「議員報酬引き上げ」を公約に掲げていた立候補者、いなかったんでしょ。)
「金沢は70万円だから(富山もそれくらいの議員報酬をもらってもいいんじゃねえのか)」という発言も収録されており、こんなところからも「北陸3県」と括られるものの、対抗意識やらが垣間見れます。
で、
議員報酬とは別に支給されている政務活動費。
その使用率(消化率?)が人口20万人以上の自治体の中で、唯一、富山市だけが100%。
つまり、「ぜんぶ使い切っている」状態(残れば、返せばいいことになっている費目なんだそう)。
そこにメスを入れるべく動き出したチューリップテレビ。
取材は、情報公開制度を利用して開示請求し、実際には行われていなかった市政報告会の、
①会場となった公民館の使用記録
②報告会に使用された資料等の印刷代(の領収書)
等から迫っていきます。
特に①に関係した公務員、マズイよなぁ~。
だって、
公民館主事・公民館長 → 生涯学習課 → 議会事務局 → 該当の市議会議員
へと、チューリップテレビの取材が入っていることを伝えてるんだもん。
映画の中でも指摘されていましたが、それ、【守秘義務違反】ですから。
情報提供を受けた市議会議員は、口裏を合わせるよう関係者に圧力かけてたというんだから、そーとー根は深いですぜ。
どこ向いて仕事してんだか。


以下、ネタバレ(と私の憶測)があります(ご注意ください)。

















ラスト10分ほど、チューリップテレビの「正々、報道」を掲げてあったポスターが剥がされ、砂沢記者は経理部門へと異動の話。
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五百旗頭キャスターは、上司に相談する場面が出てきて、最後は辞職するという決断を、スタッフミーティング時にみんなへ伝える。
その時の彼の表情や言葉からは、無念さを禁じ得ない---そんな思いが伝わってくるのです。

「あっ、これは何か大きな力が働いたのだな」

と、感じると同時に、私は以前見た映画「空飛ぶタイヤ」を思い出していました。
というか、
それを書いたブログを(こちら)。

「財界総理」として君臨した奥田碩・トヨタ自動車相談役(日本経団連名誉会長)が、マスコミを恫喝する手段を口にしていた、あの手(↓)。

「なんか報復でもしてやろうかな。それくらいの感じは、個人的に持っている。例えばスポンサーにならないとかね」
「(テレビ局の)編集権に経営者は介入できないといわれるけれども、本当はやり方がある」

この「やり方」を富山ではやっちゃったんじゃないかなぁ~。
wikiせんせいでチューリップテレビの項目を見ると、大口株主は三協立山とインテック。
共に富山県を代表する企業です。
また、地方局のスポンサーには、他にも地元の有力企業である場合が多い。
その中には自民党派の支持者もいるはずで、そこから「広告とめるよ」と言われたら、チューリップテレビの上層部は、経営の立場とジャーナリズムの狭間で煩悶しながらも、結局、会社の存続を選択する(=逆らえない)とか、あり得る話。

そうそう、今日のブログタイトル「組織ジャーナリズムの限界」は、五百旗頭キャスターが東京新聞の取材で、映画の最後に彼がチューリップテレビを辞めた真相を描ききれていない点をただされた時、発した言葉なのですよ(こちら)。

彼は現在、お隣の石川テレビに勤務中。

あと、
時折挿入されるカラスとその群れ。
最後のほうで公園管理の人が設置する「カラスに告ぐ」立て札。
あれを映画.comで次のように指摘(↓)している方がいて、納得。

カラスが良い。
カラスのインサートショットや本筋とは関係ない公園のカラス駆除のエピソードが挟まれるのだが、これが良いメタファーとして機能している。
公園課の職員が「カラス禁止」の立て看板を設置しながら言う。
「カラスは看板の文字を読めないけど、公園に来た市民がカラスを監視してくれればいなくなる」。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今のところは、雨。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日、FMを聴いていたらいくつかの番組で、

「今日は、『カレーの日』です!」

と紹介していました。「ポチッ!」となをしてみると、一年中カレー関連の記念日があるようです(↓リンク先はこちら)。
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これらを足し算してみると、(日にちが被らないとして)合計80日。
ということは、80/365なので約4.5日に一回「カレー(関連)の日」。
で、
先日、昨夏にカルディで購入したレモンチキンカレーをいただきました。
そのころ店頭では「レモン推し」陳列となっていて、原材料にレモンを用いたお品が沢山並んでいたのですね。
カレーにもレモンを用いたのがあって、それがこれ(↓)。
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どーゆー趣旨(!?)で製造したのかというと、パッケージ裏面に(↓)、
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「レモンの爽やかな甘酸っぱさとスパイスの香り」「コクがあるのにさっぱりとした味わい」を狙ったものらしい。
あまり期待を抱かず、お皿へ(↓)。
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「なんなんだ、この鮮やかなオレンジ色は!」---というのが、鮮烈な第一印象。
パッケージよりも、もっと色目が明るく「あぁ、これはレモン側に寄せたのかなぁ~」などと思いつつ、スプーンで掬って、お口へ。

「あぁ、ホントにレモンカレーだぁ!」

パッケージの表現に嘘偽りはなく、爽やかな甘酸っぱさ・さっぱりとした味わい---が、楽しめるのです。
鶏肉もサッパリとしていて、好感触。
原材料欄のチェック(↓)。
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記されている順番から言うと一番最後の方に記されている「レモン濃縮果汁、レモン皮」の威力がこうまで凄いのか!---と、感じたひと品でした。
「美味しゅうございました(故・岸朝子ふう)。」
オススメです、カルディのレモンチキンカレー。
因みに、
製造は宮城県の「にしき食品」。
私の記憶が正しければ、こちらの会社は無印良品のカレー群も製造しているところだったハズ。
オンラインショップを見ると、きっと、これ(レモンチキンクリームカレー)が今回のカレーに近いお品なのかもしれません。




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