liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2021年02月

昨日、営業時間中に4本の電話が掛かってきました。
そのうちのひとつは、当店の定休日を確認するものでしたが、なにぶん、当店は「不定休」なため、具体的に「○○日は営業するのかどうか?」というお問い合わせになりました。
「その日はお休みをいただく予定でおります(_ _)。」
と、お答えいたしました。
そー言えば、
私にも経験があります。
「定休日○曜日」となっている遠方のジャズ喫茶へ行った時のこと。
開店予定時間30分後くらいに伺ったものの、開いておらず・・・、もう一回り近くをドライブしてから1時間後に伺っても、お店のドアは閉じたまま。
「臨時休業」の張り紙等もなく、結局、諦めました('A`)。
そーゆーの、気持ちが萎えますよね(と同時に「ここまで来るのに費やした時間、どーしてくれるんだぁ!」とも思う)。
体調不良等で、開店できない場合もありましょう(私もそーです)。
そーゆー時には、今は、このブログ等のネット環境によって告知できるようになりました---が、それを見てくれているかどうかは、また、別の話( ^.^)( -.-)( _ _)。
で、
そーそー、他の3本の電話の件。
①電力料金が云々
②インターネット回線が云々
③金融関係の運用・投資で云々
すべて、お断りしました。
が、
ここ最近のやりとりで、感じたことがあります。
それは、電話をかけてきているお相手の方々が、なんかぎこちなく、覚束ないような言葉遣いで、マニュアルが未消化---という印象を受けるのです。
先日のは、酷かった。
私「はい、○○○○(店名)です。」
「もしもし、こちらはNTTなんちゃらかんちゃら・・・の○○○です。インターネット回線の件でなんちゃら・・・、電話口の方は世帯主の方でいらっしゃいますか?」
私「(こっちは最初に店名を名乗っているんだから、電話をかけた先が事業所(店舗)であるということがわかっていないようだと判断し)いえ、違います。」
「奥様でいらっしゃいますか?」
私「オレ、男なんだけど。」
「あっ、失礼いたしました。」
私「もう、いいです(ガチャン、と切る)。」
電話を切ってから、まさかLGBTQに配慮した発言相手だったとも思えず、暫く、この最近の「劣化」について考えてみた。
以下、仮説です。
コロナ禍によって失業した人々が、既に8万人以上います(1月のNHKのニュース)。
統計に補足されていない潜在的な方々も含めれば、10万人以上はいるでしょう。
その人々が「電話一本でできる高収入のお仕事」という触れ込みに乗っかって、こーゆーふーな電話営業の職に就く。
営業トークのスキルもなく、マニュアルもまだ未消化な状態で、兎に角かけまくる。
数をこなしても、これでは成約に至ることはないでしょう。
この営業で成果を上げられず、電話をかけた相手からは罵詈雑言の嵐、人格否定の罵声等々を受ける場合もありましょう。
メンタル、やられますよ。
そして、退職(メンタルに傷を負って)。
合掌。
こうして、消耗品の如く「使い捨て」となる人々を量産していく回路が成立(これもコロナ禍の負の産物です)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。風が冷とうございます。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。りんごをいただきました。ありがとうございます。そろそろリンゴも終わりの時期でしょうか?
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(2月28日もお休みで、)3月上旬は4・5・9・10・14・15日が休みの予定です。よろしくお願いいたします。

1階玄関・入口前には先日からノースポールの鉢を4つ(↓)。
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花はマーガレットに似ているんですが、マーガレットより寒さに強いんだそうな。
なんせ当地は寒うございまして、今でも毎日営業終了後にはお家の中に引き入れています。
ところが、
先日、うっかりミスしたら、葉が寒さ焼け?('A`)。

昨日、この2誌の発売日でした(↓)。定期購読してるモンで(_ _)。
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今月12日には、
2月9日、キーボードの巨匠チック・コリアが79歳で死去。---と報じられ、一般のニュースでも伝えられていたことから、ジャズの専門誌でも・・・・と思ったら、あら?
どこにもチック・コリアの「チ」の字がない。
「JAZZ JAPAN」誌は、誌面にこーゆーふーな(↓)、
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「訃報」欄もあるんですが、そこにも記載なし。
「JAZZ JAPAN」は月刊誌、「ジャズ批評」は隔月刊誌なので、それぞれのスケジュールによるとチック・コリアの死のタイミングは、間に合わなかったのでしょうか?
それでも、「FROM THE EDITOR(JAZZ JAPAN)」、「編集後記(ジャズ批評)」くらいの場所だったら触れていても良さそうな気がするんですケド、そこにも記述なし。
紙媒体を最少人数で切り盛りしている(であろう)編集部にとっては、突発的な出来事への対応は難しいのでしょうかねぇ。
こーゆー専門誌には即時性を求めてはいませんが、あまりのノータッチが逆に吃驚デシタ。
若しかしたら、
次号で「追悼特集」が組まれたりして・・・・・。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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現在、NHK・Eテレで放送中の異色の照明ドラマ?「ハルカの光」(公式ホームページは、こちら)。
第3回にイサム・ノグチの【AKARI】と吉岡徳仁の【tofu】が登場しました。
前者については、当店の開店当時に照明用として検討し、購入もしていて(↓)、
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そのまま、倉庫で眠り続けること既に10年( ^.^)( -.-)( _ _)。
【AKARI】は当店でもどーにか手の届くお品なのですね(いずれ、店内のどこかに登場するかもしれません)。
【tofu】も検討しました。
大きいのと小さいのがあって、大きいのは結構なお値段で、小さいのでも・・・でした。
魅力的な光を発する【tofu】は、いずれ入手したいと思っています。
で、
ドラマの舞台となっているお店「eclat」に並んでいる照明の数々、ス・ゴ・イんです!
第1回:アルヴァ・アアルト、妻アイノ・アアルトの「ゴールデンベル」
第2回:インゴ・マウラーの「ワン・フロム・ザ・ハート」(これは、私は苦手)
第3回:イサム・ノグチの「AKARI」、吉岡徳仁の「tofu」
ネットによると、あと2回の放送では
第4回:ベルトラン・バラスの「ヒア・カムズ・ザ・サン」
第5回:ポール・ヘニングセンの「PHスタンド」
が登場するみたいです。
でも、これら以外にもディスプレイされているお品は、すべてホ・ン・モ・ノなんでしょ。
ドラマとは言え、こーゆーお店が成立している(商いとして成り立っている)ことって、とても魅力的です(東京だったら、可能でしょう)。
「灯り」のもつ質感(光の感じ?)って、ネットの画面ではなかなか伝わりづらいものですから、こーゆーのは実店舗で!って、いうのが正しい選択だと思うのです。
主人公のハルカとともに店主の西谷さんの照明愛も、古舘寛治さんがいい味出して演じています。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。可能性としては、こーゆーお宅はあり得るナ。
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昨年の夏、入口・玄関前にパトランプを設置しました(この日のブログ)。
それは電球の周りをリフレクターが回転している、昔ながらのパトランプ(電源はクルマのシガーソケットに挿入することになっており、底部には磁石が付いていてクルマの屋根に置いて走行可能。結局、電源のコンセントとシガーソケットを繋ぐアダプタの値段の方が高かった!)。
ところが、
この冬を越える中、リフレクターを回転させているモーターの様子がおかしくなってきて、故障('A`)。
ホームセンターに行ってみると、もう、こーゆーパトランプもLED化が進んでおり、モーターではなく電球の点滅によって「回転しているように見せる」、そんなお品が主流です。
で、
購入してきました(↓昼間)。
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暗くなってから(↓薄暮時)。
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音もなく静かではありますが、光源から届く光のメッセージが弱い!?---そんな印象を受けました。
あの「うぅうぅ~~ん」と鳴きながら回転しているパトランプ、なにか人情味があるような、そんなお品でした。

R153座光寺信号~飯田バイパス・高屋信号間を4車線にするため、
・もう更地になっている場所
・現在、取り壊しをしている建屋(店舗)
・看板以外の建物は既にセットバックが完了している店舗
等々、「まち」の新陳代謝が進行中であることが、よぉ~くわかるようになってきました。
で、
気になる場所がひとつあって、それは土曽川とR153が交わる場所の、国道脇にある「墓所」。
クルマを運転していても、目に入るいくつもの墓石。
アノ場所は、どーするのだろう?
まるごと、移転されるのでしょうか?

道路整備と言えば、中央道・座光寺SICの工事もいよいよ仕上げ段階にきています。
わたしゃ、その脇を何度も通るのですが、当初の計画図面と違うような、そんな気がしています。
当初は、飯田市のこの資料(6ページ目)にもあるように、市道2-46号大門原線を修正して「北側」で接続するようになっていたハズなんですが、Yahoo!マップを見てみると、どーゆーわけか(↓)、
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「A」地点で現在の市道とは接続せず、その直前で90°曲がり中央道を跨いで下り線からのアクセス道路と合流。
そこから「座光寺原」信号に下りてくるアクセス道(「B」)になるみたいです。
「C」には秋葉山大権現の石碑と祠もあるため、県道15号飯島飯田線からはここにアクセス道を作って、開業すると思われます。
ただ、これはあくまでこの地点での県道とのアクセスなので、リニア長野県駅へのアクセス道は、さらに市道・座光寺168号線として延長・整備されるのでしょう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。飯田の今日の予想最高気温は19℃。
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今日のストームグラス(↓)。
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NHK大河ドラマ『青天を衝け』の第一話の冒頭、徳川家康(北大路欣也)の日本史概説で、彼は徳川の治世を称して、こう仰った。

戦乱の世を平らげたのは「私」であり、徳川の世を作りました、島原の乱あとは戦いもなく新しい文化も育ち、二百六十年も続いた、悪くない時代だったと私は思う

時(徳川のいつの時代なのか)と場所(どこの所領に住んでいたのか)と身分によるのでは?---などと、突っ込みたくなりました。
というのも、
今、長野県内だけのベストセラー『長野のトリセツ』(昭文社刊)の、ある地図を見て、それをもとにした次のランキングをご覧下さい(↓)。
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飯田藩における百姓一揆が、信濃国で断トツに多いのです。
念のため、「広辞苑(第五版)」では
③中世の土一揆、近世の百姓一揆などのように、支配者への抵抗・闘争などを目的とした農民の武装蜂起
念には念を、「新明解第八版」では、
(代官や守護など土地の支配者の横暴に対して)土民が団結して自己防衛に立ち上がったこと。
---と、記されています。
つまり、それだけ切羽詰まった状態の、非常事態なわけです。
一応、出典元『図説長野県の歴史』(河出書房新社・1988年刊)も見てみると(↓青棚に置いてあります)。
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まったく同じ図版が載っていました。
そのタイトルは「信州の百姓一揆 所領別の総件数と主な一揆」。
本文には、
藩権力と結ぶ特権商人・地主も民衆への裏切り者・内通者として打ち壊されるが、主な内容は藩権力への強訴であった。領主・領民の多年の合意による先規・先例への一方的背信行為として、収奪強化はかる藩の新規・新法が糾弾される。---と、あります。教科書的な表現ですが、これが実態に近いのでしょう。
と言うことは、飯田藩はそーゆー圧政下に置かれ、あっち側とこっち側に分断されていたのか?
1:歴代藩主とそっち側に与していた特権商人・地主による支配体制の弊害
2:一揆を起こす側も、世代を超えて受け継がれる一揆のノウハウがあり、頻繁にそれを行使
3:農業生産に影響を与えるような気候変動に対し、とても脆弱な生産能力しかなかったという自然的・社会的な欠乏要因(「貧しさ」という地域性)。

実は、DeepSouthの所領域は、結構入り組んでいて(↓)、
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天竜川左岸は小さな飛び地のような所領域、国境域は幕府領となっています。
天竜川右岸の飯田藩と隣接している飛び地のような白河藩(市田)との一揆数の差は、いったいどこからきたのだろう?

今日のブログは「一揆の発生件数」というワン・イシューだけでのアレコレですから、それがいつ・どのような背景で発生したのかなんて考慮していません。
でも、
こーゆーのが通奏低音になっていて、「ここにいちゃ、ダメだ!」とばかりに、満洲へ足が向いたのではないかと、(私がよくやる)揣摩憶測(_ _)。

『長野のトリセツ』(昭文社刊)は、例の棚に置いてあります(↓)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。もう今時点で15℃を超えました。
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今日のストームグラス(↓)。
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季節は行ったり来たり(三寒四温)、そーゆー時期ではありますが、今朝の長野県(の観測地点)は冷え冷えランキングの上位にずらぁ~~~り(↓)。
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ベスト10までに7箇所がランクイン。
今回は常連の【菅平】【野辺山】【奈川】【開田高原】に加え、【白馬】【大町】【木祖薮原】が上位にきたからでしょう。
さらに30位くらいまで見てみると(↓)、
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DeepSouthでは冷え冷えランキング上位常連の【浪合】が18位にランクイン。
天気の週間予報では、三寒四温が続きそうです。
体調にお気を付け下さい(斯く言う私も(_ _))。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝の冷え込み → この快晴!
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今日のストームグラス(↓)。
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」第一回の話題(アレコレ)がニュースになっていたので、私もNHK+で視聴しました。
冒頭、徳川家康(北大路欣也)による日本史の概説(↓)。
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こーゆーのを「俯瞰的、総合的」なお話、と言うのでしょう。
途中「我が徳川のルーツ」---【ルーツ】と口にした家康公も話題ですが、私は時代劇「水戸黄門」で、落ち込んでいる八兵衛に助さん(いや格さんか?)がかけた言葉、

「八兵衛、ファイト、ファイト!」

を思い出しました(都市伝説です)。
で、そーそー、家康公はこうも仰った。

「よく明治維新で徳川は倒され近代日本が生まれた、なんて、言われますが、じつはそう、単純なものじゃない」

家康公は、冒頭の最後、こうも仰ってドラマは始まったのでした。

「古くなった時代を閉じ、いまにつながる日本を開いたこの人物こそ、わが徳川の家臣であったと、ご存知だったかな」

そして、一橋慶喜と渋沢栄一の出会いのシーンへ。
今日のタイトルは、その時、栄一が発した言葉です。

円四郎「そなた今、なんと申した。」
栄一「既に徳川のお命は尽きております。」
栄一「若し天下に事のあった時、あなた様がその大事なお役目を果たされたいとお思いならば、この渋沢をお取り立てくださいませ。」
慶喜「面を上げよ。」
慶喜「言いたいことはそれだけか。」
栄一「否、まだ山ほどございまする!」
慶喜「円四郎、そなたの仕業か。」
円四郎「ははぁ。」
慶喜「この者たちを明日、屋敷に呼べ。」

あたしゃこの「まだ山ほどある」発言に、これからの彼(渋沢栄一)のすべてが詰まっていそうで、グッときたと同時に、笑っていました(^_^)。
この出会いを仕組んだ平岡円四郎(堤真一)、七郎麻呂(のちの慶喜)を一橋家に養子に入れるよう話を運んだ阿部正弘(大谷亮平)のような幕府側の人物たちが、もっと長生きしていたらなぁ~と、歴史の【if】を思い浮かべてしまうのでした(前者は暗殺、後者は急死-きっと過労死!?)。
で、
家康公の発言の趣旨を裏付ける新書を読んだこともあって(↓)、
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薩長史観に毒されない視点も必要、と思うのでした。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。ほんの1,2文字違うだけで、こうも違ってくるとは!?
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