liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2021年07月

NHK「ヒューマニエンス」、必ず見ているわけではないものの、気になる放送回は録画していたりします。
また再放送回も多く、改めてみてみると、最新の知見をもとに織田裕二さんをはじめ、ゲスト、研究者の方々の【夢】や【妄想】が語られて、それがテロップで表示されます。
で、
先日2回にわたって放送された「腸内細菌」。
面白うございました。
無菌状態の胎児のお腹にどーゆーふーにして腸内細菌が住みつくのか?
とか、
「惹かれ合う」のは、実は、腸内細菌が原因!?
とか、
知らないコトばかり。
さらに、
番組中の小芝居で、この回は、なんとこれ(↓)が登場。
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女子高校生が自宅で寛いでいる一場面、そこで彼女が着ていたTシャツが、あの名作、キング・クリムゾンの【クリムゾン・キングの宮殿(In The Court of the Crimson King)】だったのでした。

番組のテーマソングが「21世紀のスキッゾイド・マン」ですから、然もありなんなんですが、あたしゃ、「スキッゾイド・マン」ていう表現にどうも馴染めない。
高校時代にこのアルバム(LP)を買った時にゃ、その曲の邦題は「21世紀の精神○○者」でしたからねぇ。
時代とともに、こーゆーふーに配慮が必要になったのでしょう。
あっ、
番組収録をしているスタジオの床、そこにはダ・ビンチの「ウィトルウィウス的人体図」が大きく描かれています。
実は、当店のarflexチェア・机の上に同じ図柄のモノが、(前屈運動をしながら)置いてあります(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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チック・コリアの2作品(↓)。
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涼しげな“return to forever”
もう一枚は、「コーヒーでも、如何?」といったようなこのアルバム(↓)。
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お顔付近をアップ(↓)。なかなかお洒落なカップをお持ちです。
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“THE MAD HATTER”

8月上旬は3・4・8・9・12・16日が休みの予定です。よろしくお願いいたします。

コロナ禍によって、行きたいけれど行くのを躊躇っている展覧会が多い中(現在の東京へは「美術鑑賞」に地方からわざわざ行こうとは、思えません(_ _))、当地から比較的近場で「えっ、モンドリアン作品が来てるの!」という、とてもありがたい(!?)展覧会が豊田市美術館で開催中です。
で、
先日、足を運んできました(県境越え(_ _))。
建築家・谷口吉生の傑作と言われている豊田市美術館は、水平・垂直のラインと採光が美しい建物となっており、モンドリアン作品との親和性が高いように思うのです(↓)。
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夏休み中の平日だったこともあり、適度な数の入館者がいて、こんな感じ(↓)。
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展示室8は【撮影可能エリア】になっていたので、「パチリ!」。この作品も(↓)。その他、「コンポジション」シリーズは合計8作品を展示(たぶん)。
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モンドリアンの初期の作品は印象派的な風景画が多く、その色使いも「なんか、暗いんですけど・・・」そんな作品が多かったように思います。
ところが、
展示室8へと繋がっている回廊にいくつもの「砂丘」と題される作品が展示されていて、それらは点描だったり、抽象的な表現がされていたり、彼の代表作品(シリーズ)につながる過渡的な作品群なのが明らかでした。
展示室8は、彼が【 デ・ステイル】グループで関わりを持った人々の作品群が、絵画以外のモノも含めて展示されていて、例えば、これ(↓)。
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リートフェルトの作品です。これには「色」がついていませんが、展示室外のロビーでは、記念撮影ができるように、こーゆーふーに設置されており、座ることもできます(↓)。
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「レッド&ブルーチェア」。きっと、こちらは「ホンモノ」なのでしょう。

話はいきなり、当店。
残念乍ら、当店に置いてあるのは、リプロダクト品です(_ _)。
お好みで、こちらのお席にもご自由におかけになってください。
決して「腕時計は外してからおかけください」などとは、申しませんので(_ _)。
そーいえば、
「コンポジション」シリーズに因んだMoMAのマグカップ、当店では【TS】【OF】ブレンドをご注文のお客様に、もしご希望であればこれ(↓)でご提供しています。
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話があっちコチに飛んだついでで、ガソリン価格。
コスモ石油のカードを持っていたモンで、愛知県内のこちら(↓)で給油してみると、なんとその価格は、
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1リットル143円ナリ!

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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東進ハイスクールの講師の人が(受験生向けではなく一般向けに)出版した書籍(『教養としての地理』山岡信幸著(2021) PHP研究所刊)を購入してみたら、

「えっ、いまはこーなってるの!?」

という驚きが、基礎的なデータからも伺えて面白うございました。
例えば、人口数(↓)。
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上位陣の顔ぶれはそこそこ知ってはいましたが、既に7位のナイジェリアまで2億人超になっていたとは!。
日本は人口数でメキシコにも追い抜かれ、後ろを振り返ると、エチオピア、フィリピン、エジプト・・・と続いています。
「お米」の生産量(↓)。
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このランキングも「へぇ~!?」でした。
日本人が主食だと思っているお米、その生産量は既にアメリカ様やブラジルのほうが多いという現実。
確かにアジアエリアの国々が上位に並んではいますが、ここでも後ろを振り返るとなぁ~んとアフリカの国ナイジェリアが追い上げてきています。
小麦と違って、国際的な流通量は少ないものの(それだけ自国消費が多い)、それ故、アメリカ様やブラジルの戦略が際立っているように思います(タイをはじめミャンマー、フィリピンが日本の倍以上の生産量というのも驚きで、こりゃぁ、きっと私の記憶が古すぎるのでしょう)。
はたまた、お米・小麦・トウモロコシの生産量の時系列変化を見ると(↓)、
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2000年くらいまでは、この3品目はだいたい同程度の生産量で推移してきていたことが、先ず、不思議でした(示し合わせて生産量をコントロールしてきたわけでもあるまいに)。
が、
2000年以降、その生産バランスに異変が生じています。
トウモロコシの生産量が、急激に増加。
そう、
食料としての用途や家畜のエサとしての他、このころから「燃料(バイオエタノールの原料)」用として大規模に利用され始めたからでしょう。
当時、
「食べるのか、燃やすのか!」
と、言われていたりしましたが、結局、両方ですね。
ホント、基礎的な数値もアップデートが必要だと思った次第です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。じゃがいも(キタアカリ)をいただきました。ありがとうございます。
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かれこれ5年前、ロンドンオリンピックが終えた頃に書いたブログ(「オリンピック、獲得メダルの数え方 考)にアクセスが急増しています。
私はメダル至上主義者でもなければ、関心が全くないわけでもなく、それを「スポーツ国力」としてみたら、どーゆーふーになるんだろう?---と、別の切り口もあるのでは、と思ったのですね。
(そーいえば、むかしある水泳選手がマスコミの執拗な追っかけに対して「メダルき○がい!」って発言したこともありました。)
さて、
1週間ほど前、『大豆田とわ子と三人の元夫②』坂元裕二著(2021)河出書房新社刊が発売されました。
同書①は第1話から第5話まで、②が第6話から最終話(第10話)までのシナリオ本です。
装丁も凝っていて(↓)、2冊並べてみると、
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カバーを1枚剥がすと(↓)、
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このカバーの裏側は(↓)、
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このカバーも剥がすと(↓)、
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こんな感じです。
②の第7話で、小鳥遊(たかなし)大史(ひろし)(オダギリジョー)が、言っていた台詞が気になっておりました。
主人公・大豆田とわ子(松たか子)の幼少期からの親友・綿来かごめ(市川実日子)が急死してから1年後、とわ子はかごめのことを時々忘れてしまうことに自覚的で「またひとりにさせちゃった」とか、「こんなんだったらそっちにいってあげたいよ」と、孤独感に苛まれることがあると告白。
それに対しての小鳥遊の台詞(↓)。
----------引用開始

大史
「あのね、過去とか未来とか現在とか、そんなのどっかの誰かが勝手に決めたことだと思います。
時間って、別に過ぎて行くものじゃなくて、場所っていうか、別のところにあるんだと思います。
人って現在だけを生きてるんじゃないと思う。
五歳、十歳、二十歳、三十四十、その時その時を人は懸命に生きてて、それは別に過ぎ去ってしまったことなんかじゃなくて。
あなたが、笑ってる彼女を見たことがあるんだったら、彼女は今も笑ってるし、五歳のあなたと五歳の彼女は今も手を繋いでいて、今からだって、いつだって気持ちを伝えることは出来る。
人生は小説や映画じゃないもん。
幸せな結末も悲しい結末もやり残したこともない。
あるのは、その人がどんな人なのかってことだけです」

とわ子「(かごめを思って)・・・・」

大史「だからね、人生には二つルールがある。
亡くなった人を不幸だと思ってはならない。
生きてる人は幸せを目指さなけれぼならない。
人は時々ちょっと淋しくなるけど、人生を楽しめる。
楽しんでいいに決まってる」

とわ子「・・・・」

大史、ハンカチを差し出す。

とわ子「何ですか?」

大史「(白分の頬を指さして)こぼれてますよ」

とわ子、目元に触って。

とわ子「ほんとだ」

とわ子、ハンカチを受け取って涙を拭いて、見ると、力タツムリの刺繍のハンカチだった。

『大豆田とわ子と三人の元夫②』坂元裕二著(2021)河出書房新社刊 より

----------引用終了
小鳥遊はけっこう難しい数学が理解できているので、それを踏まえた時空間に対する数学的な理解をもとに、とわ子を元気づけようとしているのでしょう(たぶん?)
人は自分の物語を紡ぎながら生きていて、それは思い出として蓄積されていく。
ただ記憶としてなのだけれど、これも曖昧なところがあって、自分の記憶の中のそれは、時々、上書きされていく。
こうあってほしかったとか、こうだったよね---というような自己の願望が反映されていく。
「死人に口なし」だからこそ、それを埋め合わせるように私たちは自分の中でその人を育てていくのかもしれません。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。今日は「親子の日」だそうな。でも、こーゆーふーに言われると、「パパ、傷つく!」(by 佐藤二朗 スズキ自動車・スペーシアのCM)。
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今回の東京2020オリンピックは、開会式の選手入場が国名のアルファベット順ではなく、「あいうえお順」だということに意表を突かれました。
ABC順だと、だいたい今、行進がどれくらいの順番にきているか、世界中で見ている人にもわかりますが、「あいうえお順」となると、どーゆー法則性に則って自国の順番がくるのか、皆目見当が付かなかったことでしょう。
だから、
テレビモニターの前に釘付けになった人も多かったと思われます(イギリス(GBR)は、「英国(いこく)」で登場したり、CYPRES(“サイプレス”と発音する国は「プロス」で、登場したり・・・・)。
そんな中、知らなかった国(地域)が早々に登場して、あたしゃ、思わず帝国書院の地図帳を取りに走った。
それは、“ARUBA(アルバ)”。
「そんな国、あったっけ?」と、思っていたところ和久田アナが、「カリブ海に浮かぶオランダ領アルバ島」です、とのこと。
私「あぁ~、キュラソー島と一緒にオランダ領として有名で、ベネズエラ産の石油を精製(たぶんシェル石油)している、あの島か!」
カリブ海諸国に関しては、そこそこ国名くらいは知っていたつもりでしたが、盲点でした(オリンピックは「地域」単位でも出場できるし・・・、プエルトリコやバミューダ諸島、英領ヴァージン諸島とかも(_ _))。
知らなかったのは、「北マケドニア」。
私「えっ、マケドニアじゃないの?」と、思っていたら再び和久田アナ「旧国名マケドニアから3年前に『北マケドニア』に国名が変わりました」とのこと。
私「へぇ~~~」でした(_ _)。
そんな中、目を惹いたのがカザフスタンの女性旗手(↓)。
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民族衣装に身を包み、その見目麗しそうなお姿は、ネットでも騒然(「ポチッとな」o(^-^))。
その後に続いたキルギス(カザフスタンと共に旧ソ連から独立した中央アジアの国)は、ノーマスクじゃん(↓)。
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206の国と地域の中で唯一、ここまで徹底したノーマスクの国は、ここだけ(あかんやろ、これ)。

以下、感想。
・MISIAの国歌斉唱(君が代)、お見事。昨年末の紅白歌合戦紅組のトリで「アイノカタチ」を聞いていた身としては、彼女の歌唱力に脱帽です(↓)。
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・国立競技場上空に浮かんだ1824台のドローンによる大会エンブレムと、それが地球に変現するハイテク制御の演出(↓)。どーゆープログラムを書けばこーゆー動きをするのだろう? 感嘆!
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・1964年の東京オリンピックのレガシーたる「ピクトグラム」。それを「ヒト」が生身で50種目を表現するというアナログなやり方に、笑いとともに「よくやった!」と喝采(↓)。ピクトグラム好きとしては、この映像は「完全保存版」デス。
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バドミントンのラケットをファンブルした時は、「おぉっ! 大丈夫か!」と思いましたが、それ以降は無事演技終了。
これは、アシストする人と共にカメラマンと息が合わないと、成り立たない絶妙な仕掛けでした(流石に「セーリング」だけは、アシスト者のポロシャツのアップでしたが)。
・市川海老蔵と上原ひろみのコラボ。「世界」の人はあれをどーゆーふーに受け取ったのだろう?????
・関係者挨拶---橋本聖子組織委員会会長 6分半(長い)だったらしい。
トーマス・バッハIOC会長  13分(超長い)だったらしい。
天皇陛下、開会宣言 13秒---陛下は、ちゃんとわかっておられる(宣言だけとは言え)。
・陛下が開会宣言を始めてから菅は立ち上がった。座って聞くつもりだったのか。テレビにしっかり映ってた(らしい)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日、FMを聞いていたらホクト・プレゼンツ「菌活プロジェクト」特番が流れてきました。
なんでも、この特番は東京FMとFM長野だけの2局ネットなんだそう。
で、
ゲストとして俵万智さんが登場。
懐かしいお名前。
確か、東日本大震災を機に沖縄の石垣島へ移住されたところまでは知っていましたが、今は宮崎県にお住まいなんだそう(これは知らなかった)。
どーゆー話の流れだったのか、俵万智さんが息子さんとのやりとりを、次のように紹介。

勉強を終えた息子さんが、「あぁ~、疲れた!」というので、俵さんが「遊んでいる時はそーゆーことを言わないのに~。」と、嫌みを言うと、

「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」

と返す、息子さん。
これを聞いていた私は、
「なかなか上手いことを言うなぁ~」と感心することしきり。
子どもながらに「集中」と「夢中」の違いを適確に述べられるなんて、やるなぁ~。
俵さんのお子さんが気になったので、帰宅後、「ポチッ!」となをしてみると、ヒット(ここ、とか)。
すると、どうでしょう。
このネタは、俵さんの鉄板モノらしいです(他にも彼女のことで知らなかったことばかり)。
まさに「人に歴史あり」。

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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー(優秀賞)。読んでいて、ちょっと切ない気持ちになる('A`)。
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7月20日、ポストを見ると【新型コロナウイルスワクチン接種券在中】と記された封筒が届いていました(↓)。
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接種の予約はこの封筒が届き次第、受付していて、接種は7月26日からというスケジュールが示されていました。
でもって、
地元自治体のコールセンター(電話)とインターネット(QRコード、URL)で予約を受け付けていることになっています。
電話はやめておいて、QRコードでアクセスしてみました。
すると、どうでしょう!
封筒が届いて、その日アクセスした午後2時の時点で、最寄りの医療機関では7月の予約が既に「満」状態。
皆さん、フットワーク?(いや、アクセスワーク?)がお早いようです。
ということで、
私は画面に表示されていた八月のカレンダーで、「空」日の中から予約完了。
同封されていた用紙にワクチン2種【ファイザー社】と【武田/モデルナ社】製の説明書きがあり、このどちらかを使用するらしい。そのどっちなのか?---と思っていたら、予約受付完了のメールで(↓)、
vaccine
「3週間後」の接種予約も受付---とのこと。
ということは、
私の場合はファイザー社製のワクチンということらしい(武田/モデルナ社製は「4週間」の間隔を要するため)。

ともあれ、漸く順番がきたのか・・・・、という安堵。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。桃をいただきました。
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「美味しゅうございました(故・岸朝子ふう)。」
(道端の無人販売所のモノとは、はやり違いますね。)

今日発売の月刊誌「KURA」(↓)。
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ここ2ヶ月という日々を経て(過去のブログ参照、こちらこちら)、八月号は発売日当日にちゃんと届きました。
(巻末に綴じ込まれている郵便振替による年間購読よりも、地元書店で定期購読した方が確実かもしれません。店頭まで行かなければなりませんが、ブルカカードが使えるお店で現金購入する場合は、購入額に応じてポイントが貯まるし、そっちのほうがイイカモ?)

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