liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2022年04月

昨年に閉店したことも知らずにいました。
そして、
今年2月に復活したことを、Yahoo!ニュースで知りました(こちら)。
上田市の「信濃路うさぎや」さん。
代表的なお菓子が「くるみそば」です(↓)。
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包装紙もいろんな花のイラストが描かれていて、あたしゃ、好きです。
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うさぎや伝来の製法でじっくり練り上げた餡を、香り豊かなそば粉の皮で包み、くるみをまぶしました---これが美味しゅうございます。
で、
以前の店舗から引っ越した先の売り場で。
「今はね、県内産の信濃一号のそば粉を使ってるから、前より美味しくなってるよ!」---と、接客慣れしていなさそうなおじさん(職人さん?)が説明してくれました。
コロナ禍で消えていくにはあまりにも惜しい!---そーゆー存在が日本、いや、世界各地に存在することは確実なわけで、それを復活させる力も、在るところには在る。
ずくだせ農場」さん、ありがとうございます。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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誠に勝手ではありますが、本日(4月23日)は都合により営業いたします。
不定休のお店で、さらに急な営業日設定と、お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解の程お願い申し上げます(_ _)。
(昨日の代替営業です。)

誠に勝手ではありますが、本日(4月22日)は都合によりお休みいたします。
不定休のお店で、さらに急なお休みと、お客様にはご迷惑をおかけいたしますが、何卒、ご理解の程お願い申し上げます(_ _)。
(若しかしたら、明日(23日)は営業できるかもしれません。)

上野仲街通りにあったお店、「イトウ」。
あっち系のネオンがまぶしい中にあって、ジャズを聴かせる正統派のジャズ喫茶でした。
鰻の寝床のような構造の店内は、スピーカーに向かって席が配置され、皆さん真摯に聞き込んでいる---そんな印象でした。
で、
マッチはどーゆーのかというと(↓)、
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このイラストは、ケニー・バレル(g)の「ブルー・ライツ」からとったものでした(↓)。
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右上の演奏者名が記されている場所に、イトウのマッチでは、次のように記されているのでした。

ブルーマウンテン珈琲
専門店
直輸入ステレオジャズ
演奏


「えっ、イトウって、ブルーマウンテン珈琲の専門店だったの? あの珈琲が?」
今となっては確かめようがありません(_ _)。
気になると言えば、「背」に記されている【仕入部】の電話番号。
【店専用】とは別に、【仕入部】直通の電話。
珈琲豆の仕入れなのか、それとも「直輸入ステレオジャズ(レコード)」の仕入れなのか?---はたまたその両方なのか?


NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」第9回、山原小学校での青柳史彦(戸次重幸)の特別授業が素敵でした。
彼は、民俗学を研究する東京の大学教授で、沖縄の文化を研究するために沖縄本島北部のやんばる地域に滞在しています。
小学生にもわかりやすい言葉を用いながら、民俗学について語り出します(↓)。
chimu
今日のタイトルは、その一節。以下引用します。
----------引用開始(強調BLOG主)
「民俗学とは、みんなの思い出なんだと思います。
この村には、ここで暮らした人たちの思い出があります。
ただ、思い出なんてお金にはならない。
思い出で経済は発展しません。
でも、つらいことや悲しいことがあった時、間違った道に進みそうになった時、子どもの頃にこの村の山や海で過ごした思い出、美味しいものを食べた思い出、家族や友達と笑い合った思い出がきっとみんなを正しい道に導いてくれます。
大好きな人と離ればなれになった時も、心と心をつないでくれます。
それは、この村に限りません。
沖縄の、日本の、世界中のどこの村でも、どこの町でも同じなんです。
そして思い出は必ず、それぞれに違います。
その違いを知って、互いを尊重してください。
その先にだけ、幸せな未来が待っていると、私はそう思っています。
みんな1人1人に、これからどんな未来が待っているのか、誰にも分かりません。
不安なことも不運なことも、きっとあると思います。
でもどうか、人生を恐れないでください。
人生は、幸せになろうとする道のりです。
明日は今日よりも、きっと幸せになれる。
その信念を持ち続ける勇気を、思い出が支えてくれると、私はそう信じています。」
----------引用終了
民俗学の主な調査方法は聞き取り調査です。
青柳史彦(戸次重幸)は写真を撮りながら、比嘉家の様子を記録し、話を聞いていました。
それは人の記憶に寄り添いながら「思い出」を語ってもらう---そんな手法のようにも見えます。
実は、
「思い出」に残す(残した)こと---そこにフォーカスした民俗学的手法も近年、注目を浴びているみたいです(こちら、新潟県立歴史博物館講座)。
青柳教授は、最先端の手法を1960年代に援用していたのです!
この青柳教授の話は、主人公・暢子(稲垣来泉)が一大決心をする気持ちの後押しをする---そんな伏線でした。
それにしても、だ。
最終場面での暢子(稲垣来泉)の表情、「子役」というもんじゃなく、最早「俳優(女優)」然とした演技でした。天晴れ、です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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実はこちらへは、私は伺ったことがありません(_ _)(↓)。
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先達のwebによれば、こちらのお店ではフリージャズもかかっていて、リクエストがあるとレコードのA面からB面の最後までかけてくれたらしい。
店名は、ソニー・ロリンズのこちらのアルバムに因んだのでしょう(たぶん)(↓)。
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それにしても、だ。
自由が丘駅前にあってフリージャズがかかるお店って、今の(私が勝手に抱いている自由が丘の)イメージからは、とても思いが及びません(_ _)。

この時に申し込みをした消毒液噴霧器(足踏み式)が先日届きました(↓)。
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利用者(お客様)向け資器材使用案内用POP(赤○)も同封されており、ありがたい!(↓アップ)。
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一緒に入っていた「ご案内」(↓)に目を通してみると、
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資器材貼り付け用事業名記載シール---を、資器材に必ず貼り付けておいてください、とのこと。
念を押すように、

巡回時に貼り付けがされているか、確認をします

とも書かれています。
私「えっ、確認のためにわざわざ見に来るの!?」
暫く(いや、数秒)後、こーゆーふーに考えが及んだ。

「転売する輩がいるかもしれないから、釘を刺す文言を加えたに違いない」

楽天市場
で見てみると、安いものでは6000円台から高いものは2万円超まで並んでいます。
平均的なものは1.3万円くらいか?
小銭稼ぎのために転売する人って、いるのか?(いるだろうナ)
当店では、ちゃんとココに貼り付けました(↓)。
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以前、設置しておいたジェルタイプのものとは違って、スプレータイプのサラサラ系ですので(今はだいたいどこに設置されているものも、このタイプになってきています)、ジェルタイプのベタベタ感が苦手の方でも抵抗なく使用できるものと思います。
ご利用ください。
因みに、
同封されていた使用説明書の表紙には(↓)、
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【職人の手仕事 Made in Japan】の文字。
岡谷にある古川製作所さんで手作りされたもののようです。
大切に使わせていただきます(_ _)。
(新型コロナウイルス拡大防止協力金も振り込まれました。これで糊口を凌ぐことができます。ありがとうございました。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨晩(4/16)の「ブラタモリ#201」は前回の続きで、テーマは「大名屋敷と東京」でした。
番組開始早々に、タモリさん曰く(↓)、
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皇居が元・江戸城であったことから、このように指摘。
その通りですね。
官庁街である霞ヶ関や政治の中枢・永田町、ビジネス街の丸の内もみんな元・大名屋敷。
話としては知っていたものの、こーゆー画像(写真)で見たのは、あたしゃ、初めてでした(↓)。
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門をつけて「外務省」の看板が掛かってる!
「へぇ~!(ガッテンガッテン)」でした。
因みに、明治初期の様子は『日本図誌大系』(朝倉書店刊)の地図で確認できます(当店のスタッキング・シェルフに置いてあります)。
実は、
テレビ朝日の番組「タモリ倶楽部」が当地の長野朝日放送では何週間も遅れて放送されていることもあり、たまたま今週の内容が「居抜き物件グランプリ」だったのです(テレ朝では2022年3月18日 放送
4つの物件が紹介されました。
① 銀行 → ボクシングジム
② ガソリンスタンド → 墓石・仏壇屋
③ ラブホテル → カレーショップ
④ パチンコ店 → モスク
こちらの番組内でもタモリさんは、

日本最大の居抜き物件は、皇居(元・江戸城)!

と指摘しておりました。
で、
そーそー、ここで告白しておかねばなりますまい。

当店も、居抜き物件である!---と。

元は「民芸食事処・居酒屋」だったのです。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。昨晩18:20撮影。
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今日(4/17)3:55が満月だったそうです(ピンクムーン)。

先週で放送が終了したNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」。
今週に入ってもその余韻、冷めやらず。
4月17日には「朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に、3人のヒロインが必要だった「深い意味」」---という論考も「現代ビジネス」WebからYahoo!ニュースに転載されるなど、いろんな立場の方々が論じられています(この論考、秀逸です)。
私はというと、今週に入って書店に足を運び、NHKのテキストが各種並んでいるコーナーに向かいました。
で、
こーゆーテキストが目に入り、購入(↓)。
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ドラマの進行と連携したテキスト。
最終号第1節が「あんこのおまじない」を英語で言ってみよう---でした。
「御菓子司たちばな」に伝わる、例のおまじないです。
----------引用開始
小豆の声を聴けえ。
時計に頼るな。
目を離すな。
なにゅしてほしいか、小豆が教えてくれる。
食べる人の幸せな顔を思い浮かべえ。
おいしゅうなれ。おいしゅうなれ。おいしゅうなれ・・・。
その気持ちが乗り移る。
うんとおいしゅうなってくれる。
甘えあんこができあがる。



Listen to the red beans.
Never trust the clocks.
Keep an eye on them.
They'll let you know what to do.
Imagine the happy smiles of the people eating them.
Be delicious, be delicious, be delicios.......
That feeling will flow into the beans until they become delicious, sweet, anko.
(英語で説明するコーナーのため、「意味」は直訳でない部分もあります)
-----------引用終了
「カムカム」の中で、安子→るい→ひなたと三世代に受け継がれた「あんこのおまじない」。
何度も登場し、唱えられた象徴的なフレーズでした。
ドラマの設定によれば「御菓子司たちばな」は、安子の祖父・橘杵太郎が創業したお店でした。
職人気質の彼のその製法は、息子・金太へと伝承されていきます。
その娘・安子がこのおまじないを唱えていたので、橘家に受け継がれてきた大事な「家訓」!?だったのでしょう。
その後は、次のような経緯を辿って受け継がれていきます。


るいのあとは、血の繋がりによる伝承ではなく、るいに学んだ花菜(息子・桃太郎の妻)が、回転焼き・大月を継いだことにより、「あんこのおまじない」を唱えているものと思われます。
一方、
岡山の闇市で金太から商売の面白さに開眼させてもらった「おはぎの少年」は、その後神奈川県横須賀市で御菓子司たちばなを創業し、全国展開するまでにお店を発展させています。
なんか示唆に富んでいると思ったのですね。
「あんこのおまじない」に象徴されるモノづくりの魂も、「御菓子司たちばな」のカンバンも、世代を超えて受け継いでいくためには、血の繋がりを越えて、志ある人にバトンを繋ぐことで伝承されていくということを。
今、日本各地で事業継承が困難な事例が多いと報じられています。
「跡継ぎがいないモンで・・・。」---に象徴されるファミリービジネスなどは、その最たるものでしょう。
そんな事例へのひとつの「答!?」が、「カムカム」の最終回で示されたのでした!?」
(そーゆーふーな見方をする人が多いとは思えませんが・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。風、強し!
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今日のストームグラス(↓)。
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4月10日にNHK・BSで放送された「Cool Japan 500回記念スペシャル」。
17年続いているご長寿番組です。
この回のテーマは「外国人への大疑問『不思議な常識』TOP5」---という内容で、日本人から見て「外国人」がフツーにしている行為(=常識的な行動)への疑問を紹介するというものでした。
ランキングは、次の通り。
第5位 食事の注文に時間がかかる。

第4位 エレベーターでは初対面でも話す。


第3位 電話はあっけなく切る(ガチャ切りがフツー)。



第2位 居酒屋でテーブルの上を片付ける気がない。




第1位 時間にルーズ。
---という結果でした。
私が興味深いと思ったのは、このランキング(とその内容)ではなく、「番外編」として紹介されていた【トイレットペーパーの向き】に関すること。
こーゆーことです(↓)。
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外国人と結婚している日本人夫からの指摘、「トイレットペーパーのセッティングでは、『後ろ向き』につける妻が、それをフツーだと思っている」という点。
外国人と結婚している日本人への調査では、4/8が後ろ向き。
これを受けてスタジオでも調査(↓)。
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スタジオでも5:5。
国際結婚されたご家庭では、こーゆー工夫をされているところもあるようです(↓右側のフランス国旗のご家庭)。
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スタジオでは「後ろ向き」である理由を開陳されている人もいましたが、外国人の皆さんの雰囲気としては「そーゆーの、あんまり気にしてないんですよねぇ~!」という感じでした。
で、当店。
開店以来、ず~~~~~っと「前向き」です。
いくらトイレットペーパーにミシン目が入っているとはいっても、カバーのエッジで切り取る人もいるため、そのほうが合理的だと判断してのことです。
あたしゃ、これがフツーだと思っていました。
でも、「そーゆーの、どっちでもいいんだよねぇ~」という人が外国人の中にはかなりの割合でいる---ということに吃驚したのでした(それはそれでそれなりの理由もあることがわかった、それも収穫でした)。
どーでもいいことのようにも思われますが、いやいやどーして、こーゆー些細なことの積み重ね(摺り合わせ)が異文化との遭遇(とその理解)なのでしょう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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