liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2024年04月

先日、当店に届いた「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード」のお誘い案内(↓)。
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いちばんはじめに思ったことは、「なんでウチに?」
まがりなりにも、アメックスのゴールドカードといったら、それなりの利用履歴がなきゃ、だめでしょうに?---と、思っていたのですが、ふと、宛先に記されていた当店の住所を見ると、

長野県下伊那郡高森町牛牧2863-82F

とあるのです。
正しい住所は【長野県下伊那郡高森町牛牧2863-8】なので、最後の【2F】記述は、特に必要ありません。
で、
思い当たったのが、当店開店間もない頃(13年前)、食べログに投稿された方がそーゆーふーに住所を記述していたこと(念のため、店主の投稿ではありません)。
これが大本となって、それから引用されたと思われるアチコチのWebには、住所の最後に【2F】と記されています。
もしや、10年以上営業が続いていれば、営業実態に関係なく、ばらまいているのか、アメックスは?
ビジネス・ゴールド・カードは、そーゆー程度の「ゴールド・カード」なのでしょうか?

今となっては、ゴールド・カードの上に「プラチナ・カード」があって、さらにその上には「ブラック・カード」があるということが知れ渡っているので、もう、「ゴールド・カード」のステイタスはかつてのようでも、なんでもないような気がします('A`)。

(勿論、申し込みはしていません。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。再び雨が降ってきました。
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今日のストームグラス(↓)。
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2024年5月上旬のお休みは、今のところ3・7・8・11・15日の予定です。よろしくお願いいたします。

「ゴルゴ13」第212巻の表題作は「琉球の羊」(↓)。
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舞台は沖縄。
会話の中で示される以下の実態(↓)。
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日米地位協定についての言及、そして(↓)、
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職業としての「活動家」たちが、本土からやってきて、基地反対運動を担っていること。
米軍の辺野古移転後、嘉手納基地以南の再編(返還)についても、ちゃんと触れています(↓)。
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そして、(調べればわかるコトだったのだが、それをしないでいた自分にとっても、驚愕の数字=金額だったという)高額軍用地主のこと(↓)。
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日本にある米軍基地の7割が沖縄にあるということまでは知っていても、その基地となっている土地の元々の持ち主(地主)は沖縄県人なわけで、どーゆーふーな運用(借地関係に纏わる権利や土地の利用料等の支払い)になっているかまでは、数字(=動いている金額)も含めて、あたしゃ、知りませんでした。
ストーリーは、米軍、高額軍用地主、それに中国が絡んできます。
ゴルゴ13の活躍や如何に!
【*念のため】
【この物語は、すべてフィクションである。】---ゴルゴ13のすべての巻頭に記されている一文です(_ _)。

(SPコミックス「ゴルゴ13」第212巻は、いつものゴルゴコーナーに場所に置いてあります。)

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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ホームセンターで鉢花を買ってきました(↓)。
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アジサイです。
私でも、これはアジサイです!---と、わかるのですが、これ、

九重の桜

と言うのだそう(枝についていた札(↓))。紛らわしい?
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どーやら、「花弁が先端に向かってやや細っており、その花形から命名された名前」なんだそうナ。
アジサイだけど名前は「九重の桜」か(↓)。
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乳酸菌飲料をアレコレと試している中、そのブランド的にも確固たる地位を築いている「ヤクルト」の容器について、ふと、気になったことがあります(↓左側が「ヤクルト」、右側はトップバリュの「カルシウム入り乳酸菌飲料」で、製造はルナ物産(株))。
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一見してわかるとおり、ヤクルトは容器にわざわざフィルムを被せて、それに印刷しています。
右側の容器のように、直接文字をプリントすることも可能だろうに、どーしてよりコストのかかることをしているのだろう?
こーゆー時は、「おしえて!ヤクルトマン」Webへ(こちら)。
現在20のQ&Aが掲載されているものの、この疑問に対するアンサーは見つからず('A`)。
容器に関しては「Q. ヤクルトの容器のかたちに意味はありますか?」という問いがあり、アンサー動画を見ると、
・現在の容器は1968年から採用。
・小さなお子さまからご高齢の方まで、持ちやすいように、さらに、少量でも飲み応えを感じられるように、そして、中身が口の中に一気に流れ込まないように、くびれのある独特のデザインとなっている。
・ヤクルトマンはしゃがめない。---ということらしい。
同業他社のお品も、上記のような観点から、似たような形状をしているのでしょう。
ヤクルトはこの形状容器で特許を取得しなかったのだろうか?
昔は、
ヤクルトもかつては容器に直接印刷していたような気もするのだが(あやふや)、いつから現状になったのだろう?
最近のお気に入りは、ピルクルの900ml入りパック。
ただ、どーしても多めに飲んでしまうことが(=自制がきかずに)、自分にとっての課題(個包装にすればいいんですけどね)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、人口戦略会議が報告書を発表しました。
10年前の衝撃の実名指摘(自治体を名指し)から、「その後」の10年間に行われた(+動向を踏まえた)取り組みへの通知表的な意味合いもありそうです。
地元県紙でも、

「消滅可能性のある自治体」長野県内は26市町村 全国では4割 民間組織の報告書

と、報じています(こちら)。
具体的にこーゆーふーな自治体名が「消滅可能性のある」ところとして載っています(↓)。
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これらの市町村は「子どもを産む中心世代となる20~30代の女性が50%以上減るとの推計を根拠」にして「消滅可能性のある自治体」に名指しされました。
別のソースから、長野県下77市町村のデータを見てみることにしましょう(↓)。
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あたしゃ、まだ、分析には至っていませんが、とりあえず10年前のこれ(↓)と比べてみると・・・、「ありゃ!?まあ!?びっくりだよぉ~!」
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そー言えば、9年前のブログでもこれ(↑)に関して触れています(こちら)。
この新書では、巻末に「全国市区町村別の将来推計人口」一覧が掲載され、各都道府県毎の自治体名が【若年女性人口変化率】順にランキング形式で掲載されてます。
10年前の長野県の1位って、どこだと思いますか?(人口変化率の少ないところはどこでしょう?)
答えは、

下條村 -8.6%

当時のことを思い浮かべると、下條村は「(出生率が2を超える)奇跡の村」として全国区になっていた、そーゆー時期だったような気がします(未確認)。
下條村の取り組みは、その後、周辺自治体や日本各地で実践されていく(=真似されていく)ようになります。
すると、どうでしょう?
上記の表で下條村を見てみると、

下條村 -46.3%

と、なってしまっているのです。
きっと【結婚したり、(子育て世代の)若年女性】にとって下條村に住む優位性がなくなってしまったのでしょう。
どこの自治体に住んでも同じような「子育て支援」制度があるようになれば、「地の利」のいいところが選好されるようになりますから。
でも、よく考えてみると、これって自治体同士のサービス合戦によるパイの奪い合いに過ぎません(9年前のブログでも指摘していたことです)。
たぶん、行政の当事者はわかっているのでしょうけど、【生活圏域】レベルで考えないといけないでしょう。
特に「平成の大合併」で合併しなかった小さな自治体レベルで、「消滅可能性のある自治体」云々を言ったところで、問題は解決しません。
幸い、長野県では「地域振興局」の範囲(↓)がちょうど【生活圏域】レベルと(ほぼ)一致していますから、早急にアレコレやったら、どうなんでしょう(長嶋ふう)。
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一昨日(4/24)は朝から雨で、気温も上昇しなかったこともあって(+まだタンク内に灯油があることもあり)、ファンヒーターのスイッチON。
で、
今日現在も、ファンヒーターは、まだ、片付けていません。
ところが、今日の飯田の最高予想気温は、26℃。
室内は、それ以上になりそうです。
予想としては、開店時間にはエアコンのスイッチを「暖房」から「冷房」にして、スイッチONになっていそうです。

今日は飯田高校の強歩大会だったようで、ハーモニックロードを飯田市側から生徒がじゃんじゃんと駆けてきます(いや、けっこう歩いている生徒も多いナ)(今現在11:10頃)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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2013年9月、アメリカのオバマ大統領は「アメリカ合衆国は世界の警察官ではない」と宣言。
同じ9月、中国の習近平国家主席は「『一帯一路』は中華民族の偉大な復興である」と述べ、陸路のシルクロード経済ベルトと海路の21世紀海上シルクロードを繋ぐ経済圏を構想。
「あぁ、米中2大国時代の到来だな。」
などと、当時は思ったものです。
その前は、アメリカの一人勝ちで、ニッポンもアメリカ様についていけば大丈夫だろう思っていました(たぶん)。
で、
2024年の現在は?
先日、
『街場の米中論』 内田樹著(2023) 東洋経済新報社刊---を読んでいたら、その最終章で内田センセイが次のようにまとめているのを目にしました。
-----------引用開始(強調BLOG主)
第一のシナリオは「ウクライナ戦争の失敗で、ロシアは軍事的にも、経済的にも急速に国力を失う。
中国は少子・高齢化と『ゼロコロナ』政策の矢敗と習近平独裁のせいで経済的に停滞する。
米国は国内の分断をなんとか乗り越える」という「アメリカ一人勝ち」シナリオ
第二は「中国が経済成長に成功し、軍事テクノロジーでもアメリカに比肩する」という「米中二極世界」シナリオ
第三は「米中ロシアすべてが衰退し、世界が多極化・カオス化する」という「カオス化」シナリオ
僕はこういう話については、アメリカの政治学者、外交専門家の書くものを読むようにしています。
というのは、アメリカという国では、想像力をたくましく発揮して「アメリカが滅びるシナリオ」を精緻に書き上げるタイプの知性に敬意が払われるからです。
これは他国ではなかなか見ることのできない知的習慣です。
これはSFというジャンルがアメリカで開花したという文学史的事情も関係があるかも知れません。
SFが最も好む主題は「ディストピア」です。
「人間たちの愚行のせいで、文明が崩壊して野蛮状態に戻ってしまった世界」をカラフルに描くことに実に多くの作家たちが健筆をふるいました。
でも、それは別に自傷的な行為ではなく、むしろ「ディストピアを精緻に描くことで、デイストピアの到来を防ぐことができる」という信憑が存在するからだろうと思います。

(中略)

アメリカの外交専門家たちの間では、少し前までは「米中二極論」が支配的言説でした。
超覇権国アメリカの全能に翳りが生じて、中国という「不愉快な隣人」と共生しなければならない……というシナリオが少し前までは「最悪の事態」と想定されていたわけです。
それがいささか風向きが変わって、このところは米中ロシア全部がこのあと国力が衰微して、世界は多極化するという「カオス論」が勢いを得ています。
でも、カオス論を語る人たちは別にそれほど絶望的な筆致ではありません。
たしかに、もう人類全体を主導できるような汎通的ビジョンは失われました。
人類のあるべき未来を提示してグローバル・リーダーシップを執ることのできる国はもうない。
だから、そういう世界でなお生き延びるためにはどういう政策が適切かというふうに頭を切り替えている。
それが「味方の頭数を増やし、敵が過度に攻撃的にならないように抑制を求め、潜在的な敵同士の間には同盟関係ができないようにする」というあまりぱっとしない世界戦略です。
(前掲書より)
----------引用終了
「自由と民主主義」を旗印とするアメリカ様と仲良くすれば、豊かな社会と将来がやってくる、そんな信憑のもと西側世界(特にニッポン)は、同じ価値観を共有することができています。
でも、権威主義的国家であっても、中国のようにやれば、経済的に発展していくことがわかってしまいました。
こっち(権威主義的国家)のほうが、実は、世界においては「(国家数では)多数派」です。
「自由と民主主義」を実践しながら豊かになろうとすると、手間暇がかかり、なかなか(即効的には)豊かになれない---そーゆーこともわかってしまいました。
そう、
G7をはじめとする「自由と民主主義」が通じる「欧・米・日・(+α)」のほうが、今や世界じゃ「少数派」です。
かつて、開発独裁によって経済発展を遂げた国もありました。
朴政権下の韓国やスハルト政権下のインドネシアがそうですが、その背後には欧米日の影があり、今の中国のような対立する存在ではありませんでした。
内田センセイが言う「あまりぱっとしない世界戦略」は、国内的にはなかなか説明しづらいし、大言壮語でイケイケばんばん的な皆さんかにとっては、もどかしいことでしょう。
「わかりやすさ」のための単純化は、それ相当の危なっかしさを合わせ持っていますから、そういう言説にはご用心、ご用心。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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階段の「いつもの場所」には、今月この2枚(↓)。
1枚目(Great swing jam sessions vol. 1)、
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2枚目(Great swing jam sessions vol. 2)(↓)。
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共にヒストリカルレコーディングからの集成盤。
Direttore di produzione : Sergio Balloni---とあるので、イタリア盤か?(イタリア語っぽい)。
「ポチッ!」とな、をしてみると、
Sergio Balloni
Profile:Italian producer and designer.---と、出てきました。
ヒストリカルレコーディングとは言え、この盤は1971年製。

昨日、NHKのニュースを見ていた時のこと。
海上自衛隊の哨戒ヘリコプター「SH60K」2機が墜落したニュースの中で、スタジオのアナウンサーが「防衛省前からの中継です」と言うと、画面が変わり、そこには防衛省前に立つSくんの姿。
フルネームのテロップ上には【社会部】とあります。
そうかぁ、今は東京本局の社会部にいるのだな---と、その活躍ぶりに嬉しくなりました。
確か、記者職として入局が決まったとき、来店してくれて「松江局に配属です」と言っていました。
あれから、もう、何年経ったのでしょう?

テレビを見ていて、「そこ(画面)」に突然知っている人が登場すると、「えっ!?」と、吃驚(びっくり)します。
あたしゃ、過去に2回、そーゆーのがありました。
1回目。
「ブラタモリ」に大学の同じ学科の後輩が案内人として登場。
2回目。
「ファミリーヒストリー」の取材の中で、以前同じ職場だった方が登場。
何者でもない自分と比べるわけではありませんが、この彼我の差はどこからくるのだろうと、(ほんの数秒)思いを巡らせました(が、人は人、自分は自分なわけで、だからといって、何をするわけでもなし)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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