liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2024年10月

2024年11月上旬のお休みは、今のところ3・7・8・12・15・16日の予定です。よろしくお願いいたします。

NHK+で過去の放送回を視聴していた中に2024年10月22日の「クローズアップ現代(クロ現)」がありました。
この日のテーマは、「美食」が地方を救う!? ガストロノミーツーリズムの新潮流
冒頭で日本の「地方」にあって、(外国人に向けて)魅力を秘めたお店が日本地図上にプロットされて紹介(↓)。
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司会の桑子アナの口からは「日本の英字新聞社が選んだ、日本発信のレストランセレクション(=地方の魅力あるレストラン)」としか紹介されません。
そう、
何て言う新聞社なのか、そして、紹介されているお店は、いったいどこなのか?
具体的な名称を言わないのですよ。
でも、赤矢印の先にはちゃんと【The Japan Times Destination Restaurants】と記されていました(出典元の表示は必須ですから)。
私が気になったのは、青矢印の先。
この場所って、飯田市っぽい。
アップ(↓)。
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あぁ、やっぱり飯田市にあるお店のようです。
で、
出典元を検索、検索。
どーやら、こちらのようですね。
“日本人が選ぶ、世界の人々のための、日本のファインダイニング・リスト”として2021年に発足し、毎年10店を選出しているとのこと。
選考対象となるのは「東京23区と政令市を除く」場所にある、あらゆるジャンルのレストラン。
①「日本の風土の実像は都市よりも地方にある」と考えること。
②「地方で埋もれがちな才能の発掘を目指す」こと。
③「既存のセレクションとの差別化を図る」こと。
以上3点から、あえてエリアを地方に限定している。---こーゆー基準だそうです。
過去のアーカイブをみてみると、あっ、ありました、2021年の第1回に選出された中に、飯田市の「柚木元」さんが。
こーゆーふーなところで選ばれたわけだから、きっと、地元紙でも紹介されているだろうと思って、「ポチッ!」とな、をしてみると、
あ~ら、今年1月また別の受賞記事(↓)。
柚木元が全国で最高の「金」受賞  食べログアワード  日本が誇る「おいしい店」
私が知らないだけで、こーゆーふーな全国区、いや、もう全世界の外国人を対象にしたファインダイニング(柚木元さんは日本料理店)が、地元にもあったのですね。

「クロ現」では、
富山の過疎の村や札幌から車で4時間かかる町に海外の富裕層が訪れる。
目的は“美食”。
食を通じてその土地の文化や歴史に触れる「ガストロノミーツーリズム」という観光で、世界の市場規模は100兆円に上る可能性もあると試算されている。
日本はコンパクトな国土に多様な食文化が集まり、世界の美食家たちからは「聖地」と呼ばれるまでに。
地域に”想定外”の経済効果を生むなど、国も注目。
新時代の日本の観光の可能性を探る。---という内容(公式サイト)。

紹介されるアレコレからは、示唆に富んだ(=真似できそうもないものやできそうなものも含めて)学びがありました。
スタジオに招かれたゲストの柏原光太郎さん(日本ガストロノミー協会会長)の番組最後の提案、

「イベントよりもワンボックスカーを50台」

過疎の村でファインダイニングがオープンしていても、最寄り駅からの「足」、二次交通網の貧相な地方にあっては、それを補う必要性を指摘されていました。
番組QRコードのリンク先の「クローズアップ現代取材ノート」も参考になります(こちら)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。今年の髙橋章子賞作品。
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3坪(=約10平米)に家は建つか、否か?

トヨタ・ヴェルファイア(↓)のラジオCMは、今日の標題のあと、次のように続きます。
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様々な強敵たちが、あなたに襲いかかる。
①仕事メールには返信しないが、SNSには投稿する【SNS侍】
②フリマアプリで値下げ不可といっているのに、「お値下げをご検討いただけないでしょうか?」とコメントしてくる【お値下げ一揆】
③「リモート打ち合わせは耳だけの参加になりま~す」と、出席だけはする【耳だけ芳一】
④「担当させていただいた仕事で、賞を受賞させていただきました」---させていただきましたと言っておけば、どんなに自慢してもOKだと思っている【させていただきました大名】
凄惨を極める令和戦国時代。
駆け抜けるにはこんなクルマが必要だ。
トヨタ、新ヴェルファイア誕生。

なかなか面白うございますね。
世の中は便利になってきているのに(だからなのか)、アチコチに配慮が必要で、それを怠っていると突っ込まれたりして、中には炎上したりもする社会(たぶん、突っ込むために常時スタンバっている人がいるのでしょう)。
世はまさに令和戦国時代---とは、よく言ったモンです。
疲れますねぇ('A`)。
そんな時は、「おひとりで」または「おふたりで」当店にでもおいでになってはいかがでしょう? 

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日、投票が行われた衆議院選挙の推定投票率は、53.84%前後とのこと(こちら)。
私は選挙に行くことが当たり前の環境の中で育ってきたので、毎回、こーゆー数字を見ると愕然とします。
信毎Webのこちらから、長野県下の自治体別投票率をソートしてみました。
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いちばんの高投票率だったのは、平谷村で81.21%。
県内でいちばん人口が少ない村で、(たぶん)高齢化率もそーとー高い自治体です。
上位には高齢化率の高い自治体が並んでいるのがわかります。
そう、
「じいじ」や「ばあば」は選挙に行くんです。
一方、
若年層はどーかというと、低投票率がアチコチで課題となっており、
「投票率を上げる取り組み」
と検索窓に打ち込んで「ポチッ!」となをすると、たくさんヒットします(こちら)。
その中には、総務省の「投票環境向上に向けた取組事例集」(PDF)もあって(ちょっと古いけど平成29年のモノ)、当地の取り組みも紹介されているのですよ(取り組み事例3)。
今では【期日前投票】の割合がほぼ2割になるんだとか。
かつてのメンドクサイ手続きも要らないようになり、投票場へ足を運ぶ時間さえ意識して確保すれば、そんなにハードルは高くなくなった---と、私は思うのですが。
若年層には当たり前のインターネット。
インターネット投票の導入も、もう、必要な時期にきているとも思います。

でも、たぶんモンダイは「そこ」にはないのでしょう。
自分の日常、毎日の生活が「政治」と地続きになっている感覚---どーして、わかんないのかなぁ?
自分の一票が「それ」を変える第一歩になる(かもしれない)のに、ねぇ。
なんて、勿体ないことをしている人が多いのでしょう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨日のアメリカ・メジャーリーグ・ワールドシリーズ、ドジャーズVSヤンキース。
劇的でしたね。
延長10回裏、一点を追うドジャーズの攻撃。
2アウト満塁。
バッター、フリーマン。
初球打ち。
逆転+満塁+サヨナラ+ホームラン
いやぁ~、痺れる結末でした(今日も8回終了時点で、LA④vsNY①)。

閑話休題。
先日、PayPayから「Alipay+販促品」が送られてきました(↓)。
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その表書きの下欄には、【Alipay+導入店舗で取引金額が約20%増加】(赤○箇所)の文字(↓アップ)。
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というわけで、当店でも赤扉の掲示に(↓)ステッカーを追加(青矢印先)。
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「Alipay+」はアントグループが提供しているサービスで、PayPayと提携済みの海外キャッシュレス決済サービスを利用するユーザーが、日本国内でPayPayのQRコード決済も利用できるというモノ。
PayPayと提携済みの海外キャッシュレス決済サービスはこーゆーふーなところなんだそうな(↓)。
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この一覧を見て直ぐに思ったこと、それは「これって、華僑経済圏じゃん!」。
でも、イタリアも入ってる。
コロナ禍が猛威を振るう状況の中、西欧諸国の中で医療崩壊が初期に生じたのは、イタリアでした。
特に北イタリアで中国人の集中度合いが多かったように記憶しています。
G7の中で唯一「一帯一路」に参加していたのも、イタリアでした(その後、離脱という話もありましたが、今はどーなっているのでしょう?)。
コロナ後、2023年頃から来日外国人数が回復してきているというニュースは、知ってはいますが、(伊那谷のDeepsouthにある)当店にとっては「それって、どこの国の話?」です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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いただいたアルバムからセレクトして掲示している今月の2枚。
録音年に注目して点検してみたところ、次の2枚が(手持ちの中で)最も古い録音であることがわかりました。
いちばん古かったのが、こちら(↓)。
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「Jazz from new orleans」---クレジットを見ると、収録曲は1917年~1918年。1925年、1927年、1929年の演奏のようです。
次に古かった録音盤は、こちら(↓)。
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「New York to Chicago」---こちらは1923年~1928年と記されています。
で、
「ジャズでいちばん古い録音はいつ?」と打ち込んで、「ポチッ!」となをしてみると、
あ~~ら、こーゆーふーに出てきました(↓)。

1917年2月26日、オリジナル・ディキシーランド・ジャズ・バンド(ODJB)が「リヴァリー・ステイブル・ブルース」と「ディキシー・ジャズ・バンド・ワン・ステップ」を録音した。
この2曲をカップリングした同年5月発売の78回転レコードこそが、史上最初のジャズ作品である。


1917年か!?
念のため、前者のアルバムの収録曲を確認してみると、
「あっ、あった。2曲とも!」
編集盤なので78回転ではありませんが、録音原盤からこちらのアルバムへ収録したのでしょう。
一寸、吃驚。

先日、以前勤務していた職場でお世話になった青木先生がおいでになりました。
共著(分担執筆)ではなく、自著が上梓されたとのこと(↓)。
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おめでとうございます(当店にも献本していただきました。ありがとうございます)。
長野県立歴史館編による三部作(↓)では、名前をお見うけしておりましたが、遂に、一冊自著による出版がかなったわけですね。
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内容に目をやると、「あっ、これは」と、気づきました。
そう、第一編は南信州新聞に連載していた「飯田城その日その日」。
新聞紙上での連載なので(=万人に向けて)、兎に角読みやすい。
出版社の紹介文(↓)。

飯田城主堀家の殿様とその家臣たちはどのような 日常生活を送っていたのか。
食事・外出・参勤交代・ 江戸の生活などをテーマに古文献を駆使して描き出す知られざる江戸時代の武士たちの生活。
さらに水戸浪士の飯田通行をめぐるこれまでの解釈を 根底から問い直した注目すべき論文も掲載。

ふと、
この著書が15年以上前に出ていたら?---あの『武士の家計簿』より前だったら?などと考えてしまったのです。
『武士の家計簿』は映画化もされ、著者の磯田道史さんはメディアにもたくさん登場し、史学の世界では、いまでも「時の人」。
それはそーと、
「飯田藩の幕府献上品」という節に、氷餅が登場します。
ああ、懐かしや、氷餅。
以前に購入してあったことを思い出しました(↓)。
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そう、諏訪では「今も」作られているのです(氷餅を献上していた藩は、寛政期で会津、白河、小諸、高島、飯田藩等10藩だったそう)。
出典元の『動向書上帳(つとめむきかきあげちょう)』での記述を中心に、
飯田藩に「御氷餅方」という役所があったことを記し、今に置き換えれば、飯田市役所内に「氷餅課」があるということ---と続けます。
このわかりやすさ、著者のなせる技でしょう(他にも「今」感覚でわかる解説が、アチコチに登場します)。
第二編は伊那谷の国学運動が、木曽谷や東濃地方と人的ネットワーク化していたことを史料をもとに展開し、「水戸浪士通行事件」を検証しています。
史料を前に、

厳密な意味では歴史は繰り返さない。
死者は戻ってはこない。
歴史の狭間に潰え去っていったたくさんの<未完の夢>は、掘り起こそうとする者の心の中でだけ、<成就した夢>の像を結ぶ。(p328)

こーゆー姿勢で臨むからこそ、著者の前には当地の豊穣な歴史像がみえてくるのでしょう。
(ただ、後進が育っていないことも危惧されておられます。)

例の書棚に置いておきます。

【追記2024.10.28】
今日、平安堂座光寺店へ行ったら、この書籍が平積みされており、売り上げベストテンの第9位に堂々のランクイン。おめでとうございます。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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「冠婚葬祭」の中で「葬」だけが、突然、その事実を知らされる---という事が多い。
礼服の出番は人生の中で、そーそー多くはなく、丸々1年(以上)も袖を通すことがない---まま、あることです。
私の場合も、前回から既に1年以上経っていました。
さらにその1年以上前のこと。
礼服を着てみると(=袖を通すだけでなく、「下」もちゃんと履いてみると)、「あぁ~ら、ウエストがきっつきつ!」
そうなのです。
礼服あるある、ですね。
振り返れば、実は、この礼服は私がまだ20代前半の頃に購入したもの。
J.Pressのプレステージだったので、(当時の収入に対し)お値段が高かった記憶があります。
保存状態が良かったのか、虫に食われることもなく、着続けることができていました。
しかし、自分の体型のほうが変わってしまっていたのです。
急遽、(個人営業でおじさんがやってる)服のお直し店に持ち込み、「ウエスト出し」をしてもらいました(MAXまで)。
1年前はそれで凌ぐことができたのですが、ここ1年間、安心しきってしまった( ^.^)( -.-)( _ _)。
「ちょっと、きつい。」
(紳士服のアオキ等では、ウェスト・アジャスター機能付きで調整できるものがあるんだそうな。)
それでも、「葬」は突然やってくるので、その礼服で会場へ向かいます。
向かう途中の車内でのこと。
FMから、森高千里「私がオバさんになっても」が流れてきました。
それもフルコーラス。
2番の歌詞の最後のほう(↓)、

私がオバさんになったら あなたはオジさんよ
かっこいいことばかりいっても お腹が出てくるのよ


嗚呼、その通りですわ。
森高さんのこの曲は、1995年の作品。
彼女は今55歳なので、当時は26歳か。
作詞は、彼女自身によるもの。
29年後の自分の姿を想像して書いたのでしょうか?
二児の母で長女は既に24歳ですが、現在も精力的にコンサートを続ける彼女からは「オバさん」臭は感じません。
流石です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー、今年の「大賞」(であり、シリーズ最後の「大賞」)作品。
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先日、継続購読中の単行本2作品の第4巻が、漸く発刊されました。
それが、こちら(↓)。
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左:女の園の星 和山やま著 FEEL COMICS swing(祥伝社刊)
右:詩歌川百景 吉田秋生著 Flowers comics(小学館刊)
奥付を見ると、
第3巻が刊行されてから、前者は1年10ヶ月ぶり、後者は1年4ヶ月ぶり。
「女の園の星」は一話(「○○時間目」という表現)完結なので、直ぐ没頭できます。
一方、
「詩歌川百景」は大きなストーリーの流れがあって、それと登場人物たちの背景や人物相関図が頭に入っていないと、いきなり第4巻から読み始めても、「この人って、どーゆー人だったっけ?」状態になります(一応、巻頭にキャラクター説明とストーリーの概要あり)。
さらに、
「海街diary」と(ほんの少しだけど)繋がるシェアード・ユニバース的な物語構成になっているので、「海街diary」まで遡って読んでみたくなるかも知れません(シェアード・ユニバースという言葉は、映画「ラストマイル」で初めて知りました)。

共に、スタッキングシェルフに置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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先日、HMV on-lineでCDを2枚購入しました(送料は330円だけど、ポンタポイントを使用)。
送られてきた箱を見て、あたしゃ、「なんでこんなに大きいの?」状態(↓)。
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約12cmスクエアのCDに対して、315*415*80mmの大きさの箱なのです。
理由は開封してわかりました。
特典のクリアファイルが同梱されていて(↓)、それでこのサイズにしたものだと思われます(それにしても大きすぎる!)。
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これまで山中千尋さんのCD特典で付いてきたクリアファイルのサイズはだいたいA5版で、はっきり言って、私にとっては「使えない('A`)」ものでした。
ところが、
今回は(たぶん)初めてA4版なのです(上の画像「Carry On」)。
他の特典は、ボーナストラック+フォトブック。
内容は、
今年生誕100年を迎えるバド・パウエルとヘンリー・マンシーニの作品+自身の書き下ろし新曲3曲で構成。
もう一枚は、纐纈歩美さんの「リンビッド・フレイム(Limpid Flame)」。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー。こーゆー事態だと、もう、あたしゃ、堪えられません。
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