liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2025年01月

2025年2月上旬のお休みは、今のところ1・5・6・10・13・14日の予定です。よろしくお願いいたします。

今年の大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』を見ています(NHK+で)。
これが面白うございます。
戦国時代でもなく、幕末の動乱期でもない、むしろ、天下太平の江戸時代のお話。
ところが、
1月26日放送回(「『雛形若菜』の甘い罠)」)では、主人公・三郎(横浜流星)をめぐる動きは、ビジネス大河ドラマで、徳川家の田安賢丸(後の松平定信)をめぐる動き(=人事抗争)は、ポリティカル大河ドラマでした。
吉原に客を呼び込む狙いで発行した『一目千本』が成功した蔦重。
次は女郎の錦絵を作ることになるのですが、ここで彼は(平賀源内に命名してもらったことになっている)「耕書堂」を名乗り、版元になることを宣言。
ところが、
鱗形屋(片岡愛之助)や鶴屋(風間俊介)ら同業者が、この業界(地本問屋)のしきたりを次のようにいうのですね。
「市中では地本問屋の仲間のうちで認められた者しか、『版元』はやってはならぬ『定』になっておってな。」
既得権益層が、若くて能力のある新参者を潰しにかかる---そんな印象を受けるシーンでした。
と同時に、
私は、X JAPAN(当時はX)のYOSHIKIさんがエクスタシーレコード(レーベル)を立ち上げたことの意味は、そーゆーことだったのね!---と思ったのです。
このことについては、過去のブログ(こちら)で触れています(BS・TBSで放送された「X年後の関係者たち~あのムーブメントの舞台裏」の#8「バンドブーム」を見ての事)。
アイデアだけではビジネスにならないということを知った蔦重は、鱗形屋で商いを学んでいこうとする(らしい・2/2放送回)。
江戸時代は、出版社、取り次ぎ、書店が分業化されておらず、その全ての業務を版元が担っていたんだそう。
だから、業界の「中の人」になって、オカネの流れがどーゆーふーになっているのか、その仕組みを学ぶ必要があるのですね。
で、
今日の標題。
これは、蔦重と一緒に行動している「唐丸(渡邉斗翔)」が、思わぬ能力を発揮する場面での台詞。
唐丸は(放送第1回の)明和の大火で、蔦重にその命を救ってもらった「謎の少年」で、その時のショックで記憶が飛んでいるという設定。
その彼が、
「試しにおいらに直させてもらってもいい?」
と言って、礒田湖龍斎(鉄拳)に描いてもらった女郎の下絵を、寸分違わぬように仕上げるのです。
(鉄拳さんが素顔で登場したことも「え(吃驚)!?」でしたゼ。)
このシーンから、唐丸の将来について、「考察班」の方々は、アレコレと検討。
・歌麿説
・写楽説
・北斎説
この3つが有力。
そんな中、
・ヨーロッパに渡って、ゴッホとなる。
と、ゆーのがあって、ホッコリ(^_^)。
確かに、ゴッホはこーゆーふーな(↓)作品模写もしているしね。
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・(左)広重「名所江戸百景 亀戸梅屋舗」
・(右)ゴッホ《花咲く梅の木、広重作品模写》
大河「ドラマ」ではあるものの、
・時代考証
・版元考証
・戯作考証
・風俗考証
・吉原風俗考証
・近世美術史考証
・古文書考証
・医事考証
・建築考証
を踏まえており(↓)、
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さらに、
・所作指導
・殺陣武術指導
・馬術指導
・芸能須藤
・書道指導
・医事指導
・江戸ことば指導
・アクション指導
・料理指導---の手が入り、そして、今回
・インティマシーコーディネーターもスタンバイしています(↓)。
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放送第1回で話題になった場面等も、ちゃんと「手が入っている」ということなのでしょう。
松平定信治世下になって「お上」と対峙することになる蔦重を主人公にしたことといい、今回のNHKのそのスタンスには、並々ならぬ覚悟を感じる---というのは、考えすぎでしょうか?

【オマケ】
西村屋を西村まさ彦さんが演じているというその配役は、誰がそーしたのでしょう?
この西村屋って、北斎の「富嶽三十六景」を出した西村屋さんと同じトコロなの?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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今月の男子トイレの例の場所(↓)。
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「鏡」(と思われるもの)が置いてあります。
それ以上のことは、わかりません(_ _)。

1月18日のブログでちょっとだけ触れていた『身辺整理』(森永卓郎著 2024 (株)興陽館刊)。
著者の森永卓郎さんが、1月28日、
原発不明癌のためお亡くなりになりました。
享年67。
ご冥福をお祈りいたします。
森永さんの著書を先週から、例の書架にこーゆーふーに置いてあったので(↓)、
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いつか訪れることとはわかっていても、あまりにも「急」であると感じざるを得ません(2枚の付箋は、今日貼りました(_ _))。
なんでも、前日のラジオ番組の収録には、リモートとは言え、出演されていたとのこと。
前日まで仕事をし、コロッと翌日亡くなる。
それまでの闘病生活があるので、ピンピンコロリというわけではなく、むしろ、余命宣告を受けてからの、闘病しながらも、すごい勢いで著書を出し続けるそのパワーや精神力に感銘を受けるのです。
安らかに(というわけにはいかないかも知れませんが)、お眠りください。

『ザイム真理教』からはじまる三五館シンシャの著書群は、スタッキングシェルフに置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。陽が射している中、雪が待っています。
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今日のストームグラス(↓)。
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昨年のNHK・Eテレでのアニメ版「はたらく細胞」を見たから、ではないんですが、【健康】という文字に反応することが多くなってきたように思います。
で、
先週のこと、月曜日のNHK BS 「ヒューマニエンス」。
番組タイトルが「“健康寿命” 見えてきた謎のトライアングル」(昨年放送されたものの再放送)。
水曜日のBSテレ東 「いまからサイエンス」。
番組タイトルが「元気に長生き!健康寿命をのばすメカニズムを徹底解説」。
たまたまなのでしょう、共に、「健康寿命」について扱っていました。
前者の番組紹介文(↓)。
健康上の問題で制限されることなく生活できる期間「健康寿命」。
この健康寿命に関連して最先端研究を行うのがアメリカ、ワシントン大学の今井眞一郎さんのチームだ。
今井さんは2000年、サーチュインと呼ばれる遺伝子が老化を抑える上で重要な役割を果たす可能性を報告し注目を集めた。
そんな今井さんが今挑んでいるのが、健康寿命を支える「トライアングル」の謎。
脳と筋肉、脂肪が密接に働くというものだ。その正体に迫る。
後者の番組紹介文(↓)。
人類にとって長年の夢、不老長寿も夢じゃない!?
細胞を新品に生まれ変わらせ、生き物の老化を遅らせる可能性があると、世界中から注目を集める「オートファジー」研究でいくつもの発見を成し遂げてきたトップランナーが、大阪大学・吉森保特任教授!
鍵を握るのは、先生が発見したあるタンパク質!
さらにオートファジーを活発化させる生活習慣とは?
「老い」や「死」とは何なのか?知られざる最先端の世界に加藤浩次も驚きの連続!
2016年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大隅良典さんと一緒にオートファジーの道を切り開いてきた吉森先生。
オートファジー」とは、細胞内で常に部品の一部を分解し新品に生まれ変わらせる、という超スゴい働きのこと。
中でも鍵は、吉森先生が発見したオートファジーにかかわるタンパク質「ルビコン」。
その働きが抑えられると寿命が伸びる?
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日本人の男性は平均寿命と健康寿命のと間に約9年、女性は約12年という「ままならない期間」があります。
この2つの時間差をなるべく短くしたい!---つまり、ピンピンコロリ。
前者で興味深かったのが、今井先生と(トークパートナーとして登場していた)平松洋子さんの「食生活」。
食のサーカディアンリズムについて触れていて、こーゆーふーな(↓)メニューと食べるタイミングなんだそう。
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お二人とも、朝からステーキ!---なのです。
夕食はというと、平松さん(↓)。
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今井先生もおんなじ様子(ワインとナッツなど)であるとのこと。
食べる時間帯(↓)。
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こーゆーのを習慣化できれば、それがその人にとっては、フツーと化します。
ただ、そのための努力が自分にとっての苦痛であったり、自分が考えるQOL的に「私には無理!」ってなる人も多いと思われ、そこの落とし所(=納得感)をどこに置くか、だと思うのです。

健康への道は、中庸がいいような気がするんですが、それは、自分にとってのどーゆー中庸なのか?---人それぞれなので、参考にはするものの、同じ事ができる(同じ事をする)かどうかは・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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今朝、コーヒー豆の焙煎をし終えたころ、BGMとして聞き流しているFMから、秋吉敏子・ルー・タバキン・ビッグバンドの名盤「孤軍」(↓)(からタイトル曲の「孤軍」)が聞こえてきました!!
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なんでも、昨年が「孤軍」がリリースされて50周年だったんだとか。
よもや、この時間帯に、この番組で、こんな曲がかかるなんて!
(そー言えば、5年前にも、「よもや、こんな曲がかかるとは!」として、レッド・ツェッペリンの「アキレス・ラスト・スタンド」について触れています。こちら。)
パーソナリティの伊織さんが、軽く穐吉さんのプロフィールを紹介したインタビューの中で、
Q「これまでジャズをやってきて誇りに思うことは何ですか?」
との問いに、穐吉さんは
「survive(サバイブ)してこれたこと。」
と返した。
穐吉敏子さん、御年95歳。
ロールモデルのお一人です。

人間の体内には37兆個もの細胞が存在し、無数の細胞たちが、人間の健康を守るため日夜はたらいています。
昨年、NHK・Eテレでも放送されていたアニメ版「はたらく細胞」(それに言及している過去ブログはこちら)。
そのオープニングの定番ナレーションでした(↑太字)。
で、今回は
実写化された映画「はたらく細胞」を見てきました(↓)。
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標題の「この人たち」は、
①永野芽郁
②佐藤健
③山本耕史
④仲里依紗
⑤松本若菜
⑥マイカ・ピュ
⑦染谷将太
で、漆崎日胡(芦田愛菜)の体内で日夜、はたらいています。
こーゆー細胞たちとして(↓)。
①赤血球(AE3803)
②白血球(好中球・U-1146)
③キラーT細胞
④NK細胞
⑤マクロファージ
⑥血小板
⑦ヘルパーT細胞

ストーリーは、親子(漆崎茂:阿部サダヲ、その娘・日胡:芦田愛菜)を中心とする人間世界のドラマと、その体内世界ではたらく細胞たち(上記①~⑧)の活躍を並行して描いています。
原作の漫画「はたらく細胞」とスピンオフ漫画「はたらく細胞 BLACK」の2作品に、人間世界のドラマと体内世界の細胞たちの活躍が上手く絡んでくるオリジナルストーリー。
それが、よい!のですよ(よくできてる!)。
実写化によるその表現も、例えば
・抗がん剤投与
・放射線治療
・骨髄移植
というヘビーな治療行為によって、「細胞たち(=私たちの体内で起こっていること)」は、こーゆーふーになるのだと、わかりやすくビジュアル化。
医療知識に乏しい私でさえも、体内のメカニズムがわかる、そんな工夫表現が満載デス。
見た人たちのレビューからも、
・自分の体をいたわりたくなる傑作。
・自分の体が愛おしくなる映画。
・「がんばれ! 細胞たち!」と、思わず応援したくなってしまう。
・私の身体もまだまだ捨てたもんじゃないな、もっとちゃんと労わってあげよう。
等々、「自分ごと」として受け止める前向きな書き込みが多いように思います。
私も、まったくもって、同感です(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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私のJAF会員証のお色は、金。
入会が1984年8月と、表示されています。
既に入会して40年超となりました。
今では自動車保険に付帯して、事故や車両トラブル時の対応ができる契約もありますが、あの当時(40年前)にはそーゆーものもなく、やっぱり頼りになるのはJAFでした。
で、
入会すると2ヶ月に1回(=隔月刊)、雑誌「JAF Mate」が送られてきました。
数年前から印刷物としては、年4回(=季刊)になり、新たにWebマガジンへと移行しています(こちら)。
先日、送られてきた「JAF Mate」2025年冬号。
その表紙が、この40年間の中で、私が見てきた表紙の中で、いちばんキュートでカワイイ!---と思った写真(=被写体)だったのです(↓)。
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撮影:吉永勝啓
シマエナガ:北海道に生息し、体長は約10~14cm。体重は5~10gほど。表紙は写真家・吉永さんがシマエナガロケットと呼ぶ飛翔姿。
とのことです(↓)。
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エエモン、拝見できて、ありがとうございます。(_ _)。

【追記】
生き物といえば、ここ数日、当地では最高気温が10℃を超え、どこから侵入したのか、カメムシをはじめとした虫たちが店内に出没しています。
こればっかりは、(今のところ)太刀打ちできずにおり、ご来店くださるお客様、何卒、ご理解をお願いいたします(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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ココイチの2025年創業祭。
1月17日から始まりました。
例年は、(創業当時に提供していたという)グランドマザーカレーが登場して、それを注文するとその場で当たるスピードくじがひけました。
当たると、その年のオリジナルスプーンがもらえる。
過去に何回かチャレンジしていたものの、なかなかヒットせず('A`)。
で、
19日に足を運びました。
今年はグランドマザーカレーではなく、塩豚角煮ジンジャーカレーを注文すると、くじがひける。
早速注文。
カレーが提供される前に、例の「くじ引きBOX」を持ってきてくれて、1枚取り出す。

すると、どうでしょう(劇的ビフォー・アフターふう)!

当たった!
「おめでとうございます。」
ということで、いただきましたココイチ・オリジナル・スプーン(↓)。
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嗚呼、単純に嬉しい。
公式ホームページを見てみると、今年の提供スプーンは
・ラウンドフォルム、マット仕上げ
・ラウンドフォルム、ミラー仕上げ
・スクエアフォルム、ゴールド仕上げ
・スクエアフォルム、マット仕上げ
の4種があるんだそう(各30000本*4種=12万本のキャンペーン)。
私がもらったのは「ラウンドフォルム、マット仕上げ」。
ここで一考。
「4種、揃えてみる?」
幸先がよかったので、翌日も足を運びました。
そうそう上手くいくはずもなく、ハズレ(=チャレンジ券)。
そーゆーモンです、スケベ心をだしゃぁ、ね。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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1月18日の南信州新聞Webにこーゆー表が載りました(↓)。
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それによれば、飯田署管内の被害件数は、県内22署で最多の32件だそう。
見出しには「飯伊」とあって、記事には飯田署管内での発生件数は32件とあるので、「阿南警察署」管内ではこーゆー詐欺事案はなかったということでしょう(たぶん)。
因みに、長野県内の警察署管内エリアはこーゆーふーになっています(↓)。
2025-01-21 162033
で、
被害額を発生件数で割り算してみました。
①SNS型投資詐欺 1165万円/件
②金融商品詐欺 749万円/件
③SNS型ロマンス詐欺 618万円/件
④オレオレ詐欺 266万円/件
⑤架空料金請求詐欺 55万円/件
①の被害額(=詐欺師にとっては不正に入手した儲け)が他と比べても、多い(パフォーマンスがいい?)。
②と合わせると、そこそこオカネを持っている人(=「カモ」)が詐欺師の誘いに引っかかるのでしょうか?
(投資に回せるオカネが無ければ、そもそもそーゆー方面には足を踏み込まないでしょう? えっ、いまは借金してまで、引きずり込まれるんですか!)
多少関心があるという気持ちを揺さぶられ(=元々「山っ気」があるため)、まんまと引っかかるのでしょうか?
昨年、茨城県内に住む70代の女性が8億円を投資詐欺でだまし取られた---というニュースがありました(こちら)。
被害に遭われた方の詳細は存じませんが、70代で8億円も持っているのに、まだ、儲けようという気持ちになってしまうのですか?
そこが、私にはわからないのですよ。
③も「上がり」が多そうな詐欺ですね。
これは、秀逸なストーリーが一番のキモになるのでしょう。
総務省の家計調査報告(貯蓄・負債編)に載っていたこのグラフ(↓)。
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60歳代になると負債も減り貯蓄が増えていっている様子が見て取れます。
この世代から上が、まさに詐欺師のターゲット!?

1月に入ってからも、私のところには
・ANAマイレージクラブ
・TS CUBICカード
・ジャックス
等々を名乗るアヤシイところからの確認メールが届いています。
あたしゃ、そもそもそれらにゃ、入ってないんだけど('A`)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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