liddell coffee house リデルコーヒーハウス

【大切なお知らせ】2022年1月2日から、 次のように店の方針を変更しています。「 3名様以上の人数でのご来店は、お断りしています。」 つまり1~2人で、ご来店ください---ということです(3人以上で座れるお席はございません(_ _))。実際のところ、今は90%くらいが「おひとり様」のお客様です。

2025年06月

パッケージには「日本橋紅花別館監修」の文字があります(↓)。
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さらに、「12種類のスパイスを使用したスリランカ風チキンカレー」の文字。
このスパイスカレーは、スリランカ風。
その理由は、裏面に記されていました(↓)。
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スリランカ人のアルバイトが「賄い(まかない)」として作ったのが始まりなんだそう。
1990年頃とありますから、大阪由来のスパイスカレーとはその来歴が違いそうです。
裏面の原材料欄(↓)。
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メインとなる鶏肉はブラジル産、それを日本国内で、スリランカ人のアルバイトのレシピで作る。
最下段、
■この商品は国分首都圏(株)とエム・シーシー食品(株)が共同開発
と書かれているものの、黒衣のエム・シーシー食品(株)が製造しているわけではなく、「製造所」として静岡県焼津市の石田缶詰(株)の名前があります。
石田缶詰(株)---記憶の片隅にあった(3年前の、「中華街のカレー」を作っていたところです)。
早速、お皿へ(↓)。
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シャバシャバ系のカレーです。
こっち系のルーの時は、ジャポニカ米よりもインディカ米のほうがよかった(と思ったものの、インディカ米を持っているわけでもなく( ^.^)( -.-)( _ _))。
「辛口」表記があるとおり、ちょっと辛めですが、あたしゃ、美味しくいただきました。
鶏肉も程よい固さ、マッシュルームも適度な数。
それはそーと、
お店の来歴のはじめのところの記述。
1937年に俳優であった青木湯之助が日本橋にジャズ喫茶「エリントン」を開業したことに始まります。---全く知りませんでした(_ _)。

定期購読誌「Jaz.in」の連載「中野俊成がジャケ買いしてしまった!!」。
前身の雑誌から続いている(たぶん)好評企画なので、今回で第153回を数えます。
この連載をまとめた単行本も出ていることから、やはり、著者の中野さん(肩書きには放送作家と書いてあります)の記述と実体験に基づくアレコレ話が魅力なのでしょう(斯く言う私も、このコラムのファンです)。
で、
2025年8月号(vol.21)では、著者の中野さんが今年還暦を迎えたこともあって、

ジャズの巨人たちは60歳の時にどんな作品を出していたのか?

をテーマに構成されているのでした。
最初に結論(↓)。紹介された6作品すべてが【大成功ジャケ買い】という評価。
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(たぶん)連載153回で初めてのことではないでしょうか?---6作品すべてが「大成功」だなんて。
「成功」でも「やや成功」だったり、モノによっては「失敗」というのもありますから。
なんせ、「ジャケ買い」という中の音を聴かないで、外見(=アルバム・デザイン)だけで購入するという、ある種、自分のセンスを信じた賭けみたいなモンですからね。
で、
6作品は何だったのか?
①ツツ/マイルス・デイビス
②フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ジャズ/ソニー・ロリンズ
③アレグリア/ウェイン・ショーター
④レイディアンス~ソロ大阪・東京/キース・ジャレット
⑤フューチャー・2・フューチャー/ハービー・ハンコック
⑥パースト・プレゼント&フューチャーズ/チック・コリア
大御所たちの還暦作品群。
④と⑤が、当店にはありませんでした(_ _)。
因みに、
中野さんは60歳からジャズ喫茶の店主になるよう動き出し、65歳ぐらいで開店、健康状態を鑑みながら10年間限定で実現させたいんだそう。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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2025年7月上旬のお休みは、今のところ1・5・9・12・15日の予定です。よろしくお願いいたします。

かねてより長野県内を統一した「道の駅ガイド」的なものは、ありませんでした(無料のもの、ね)。
どーしてだろうと思いエリア地図を見ると、国土交通省の【関東】と【中部】の地方整備局の管轄範囲が見事に長野県を二分しており、夫々にガイドマップを発行しているのです(↓これは「中部」のもの)。
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管轄範囲は平成の大合併以前に決められていたこともあって、塩尻市は楢川村と合併したことで、旧塩尻市内にある「小坂田公園」は関東ブロックに所属し、旧楢川村にある「木曽ならかわ」は中部ブロックに所属しているのでした。
今では同一市内なのに、なんか別々('A`)。
そこで、
「信州道の駅交流会」。
こーゆー(↓)信州に特化した道の駅ガイドを制作。
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やはり、同じ問題意識だったらしい(↓)。
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令和6年9月、佐久穂町に「道の駅 八千穂高原」がオープンし、現在、長野県下には54の道の駅が営業中です。
因みに当地から一番近いのは、「南信州とよおかマルシェ」です(最近は行ってないけど)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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駐車場脇の花々、その中にナデシコがあります(↓)。
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先日、咲き終えたと思っていたら、まだまだ花を咲かせています。
以前のブログ(4年前)では、12月に入っても花を咲かせていたことが記してあります。
恐るべし、ナデシコ。

先日観てきた映画「教皇選挙」(↓)。
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日本では映画の公開中に、現実のローマ教会で前教皇フランシスコが死去し、コンクラーベ(教皇選挙)が実施されるというタイミングだったことから、また、コンクラーベは「密室」で新教皇が誕生するまで枢機卿たちだけで行われるという謎に包まれた歴史から、「どーゆーふーになっているのだろう?」という興味津々な内容。
で、
フィクションであるこの映画を観ての感想が、今日の標題(↑)。
これじゃぁ、もうネタバレしているようなモンです(_ _)。
この標題について、wikiせんせいの項目では(こちら)、
現代における使用例として(強調BLOG主)、

既に死んでいた諸葛亮の威光により司馬懿を撤退させたことから、既に亡き人物が生きている人物に大きな影響を与えることの喩えとして用いられることもある。

とあります。
映画冒頭で死去する前教皇は、その後一切登場せず(=亡くなってるので)最後の最後で判明する彼の予見する能力(=チェスで8手先をみて、実現させる力)に脱帽でした(伏線回収もよろしい)。
聖書の文言を現代に合わせて(いや、現代の事象を聖書の文言によって)どーゆーふーに解釈しようとしても、そこには矛盾が生じるだろうと、あたしゃ、思うんですが、なんせ、「神の言葉」故、冒しがたいものがあるのでしょう。
カトリック教会にも様々な問題を孕んでいることを浮かび上がらせ、それでもそれらを乗り越えようとしている意志を感じました。
それはそーと、
心配なのは、アメリカにおける福音派と共和党の繋がりです。
福音派は、本気でハルマゲドンを望んでいる!?---というNHK・BS「世界のドキュメンタリー」を以前に見たモンで。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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駐車場脇の花々、いくつかあるその中に鉢植えから路地に移したアジサイがあります。
先日、水遣りをしようとみてみると、葉っぱが虫たちに食べられて穴だらけ。
このままでは花が咲く前にヤられてしまいそう---('A`)。
でも、
他の花々(の葉っぱ)には虫がついていないのです。
ホント、アジサイの葉だけがヤられているのです(↓オイシイのか、アジサイの葉は?)。
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カインズでこれを買ってきて、一吹き二吹き・・・・(↓)。
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これ以降、葉っぱの蚕食具合には歯止めがかかり、アジサイも心置きなく?開花中です(↓)。
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私が過去に引っ掛かった!?---という話ではなく、このブログでも過去2回触れていた「カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義」 甲斐谷忍著・原案:夏原武 集英社刊(グランドジャンプ連載中)のお話。
過去2回は、2年前のこちらこちら
第10巻「第64講義 新入ゼミ生・春木」から新章が始まっています。
先日、第11巻が発売され、加茂教授のゼミ生・春木優斗くんがマチアプを舞台に潜入フィールドワークを繰り広げます(↓)。
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春木くんには、まだまだマチアプがこーゆー世界だということがよくわかっていません(↓)。
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主人公・加茂教授は、こーゆー世界に食指が動くのですね。
加茂教授は春木くんが取り返しのつかない危ない目に遭う寸前で登場して、いや、(多少)危ない目に遭わせたあとで、読者の我々に「ここが『POINT OF NO RETURN』のチェックポイント!」とゆーふーに解説してくれます。
世間知らずの私にもわかるそれらの指摘は、巻末の原案者・夏原武さんの「カモリズム経済白書」を読むことで、より理解が進みます。
因みに今回のお話で加茂教授から出されている課題は(↓)、
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というもの。
次号(第12巻)では、この章の決着がつくようです(上記の「仕組み」が開陳されるのでしょうか?)。
楽しみです。

「カモのネギには毒がある」はスタッキングシェルフに置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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2025年6月16日~20日は、NHK【連続テレビ小説】「あんぱん」の第12週で、テーマは「逆転しない正義」。
この週、ネットでは「神回」と評する方々も多く、斯く言う私も同感です。
後に「アンパンマン」が登場するも、その核心に「逆転しない正義」があることを知っている私たちは、そうであるが故に、柳井嵩(北村匠海)が戦地で経験したこと(=餓死寸前までの壮絶体験)の意味を深く考えようと思うのでした(少なくとも私は)。
で、
この週の放送回では「逆転しない正義」という言葉(台詞)は、1回も出てこないのです。
金曜日の(60回)最後の最後、次週予告のこの画面で(↓)、
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若松のぶ(今田美桜)「私が信じていた正義は、まちがっていました。」
柳井嵩(北村匠海)「正義なんか信じちゃいけないんだ。そんなもん、簡単にひっくり返るんだから。」
という台詞が被せられているのでした。
のぶは父の朝田釜次(吉田鋼太郎)をして、「のぶは『愛国の鑑』やき。」というくらいでしたから、8月15日を境とする価値観の変化に適応できていません。
そう、
朝ドラで戦時中の主人公がそーゆー立場にいる(いた)という設定は、かなり珍しいことらしい(朝ドラウォッチャーの堀井憲一郎さんが指摘)。
驚いたことといえば、
NHK系のWeb、ステラnetのこの記事
「あんぱん」の脚本を担当している中園ミホさんへのインタビュー記事のこちら(↓)。

中園 やなせさんとは不思議なご縁があって。実は子どものころ文通をしていたんです。10歳のときに父が病気で亡くなり、落ち込んでいたら、母がやなせさんの『愛する歌』という詩集を買ってくれて。それを読んで救われる思いがしたんですね。
その気持ちを手紙で送ったら、やなせさんからすぐにお返事をいただき、そこから文通が始まりました。音楽会にもお招きいただいて「おなかがすいていませんか?」「元気ですか?」と優しく声をかけてくださいました。

脚本家冥利に尽きるとは、こーゆーことを言うのだなぁ。
念のため、wikiせんせいもみてみると(こちら)、同様のことが記されています。
金曜日(6/20)の(60回)最後、この場面も(↓)、
2025-06-22 185042
こんなふーに(↑)報じられていました。
高知の市街地には、終戦の約1ヶ月前(7月4日)に空襲があり、
死者401人、重傷95人、軽傷194人、不明22人、罹災人口40,737人。罹災面積4,186,446平方m、全焼壊11,804戸、半焼壊108戸。---とwikiせんせいに記されています。
市街地の40%を焼失とも。
「総力戦」では敵わない相手であることは明白だったのに、どーして戦争に突き進んでいったのか?---もう、答えは出ているのでしょうが、戦後、そこから学んだことは、いったい何だったのでしょう?

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。お客様からいただきました、CD(未開封品)。
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次のように記されています。
Recorded on 30. March - 2. Aplil, 2002
at “Canvas” in Iida city, Nagano, JAPAN
Recording Producer & Mastering Engineer : Toshihiko Kuwahara
また、ジャズ・フルートの第一人者、ジェレミー・スタイグ(Jeremy Steig)からの賛辞も寄せられています。

Yahoo!ニュースのトップに、

トランプ大統領、イラン核施設3カ所を攻撃 「成功した」と投稿
6/22(日) 9:14配信

と、飛び込んできました(朝日新聞Webより転載)。
イランの核施設3カ所を空爆---フォルドゥ、ナタンズ、イスファハンの3カ所。「攻撃は非常に成功し、完了した」としています(トランプ大統領のXへの投稿による)。
私の記憶にあった「ゴルゴ13」SPコミックス第195巻第1話「ペルシャ湾岸危機 大統領選異聞」。
この話には、何故か毎日新聞と岸井主筆が実名で登場していて、違和感がありました(こちらのブログ。6年前のものです)。
話は、2012年のアメリカ大統領選で「オズマ」大統領再選の陰に、ゴルゴ13が暗躍し、イランのフォルドゥにある核施設を破壊するという筋書きでした。
次のようなコマも登場するのです(↓)。
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強固な岩盤の下、地下80mに建設されているというフォルドゥの地下施設。
イランとしてはバンカーバスターにも堪えられる構造設計を採っていたと思われますが、今日の速報では、
米紙ニューヨーク・タイムズによると、フォルドゥの空爆には米国製の大型特殊爆弾「バンカーバスター」が使われ、初期評価では施設は使用不能になったという。
と報じています。
この第一報を聞いて、あたしゃ、先ず

パンドラの匣を開けてしまったのか?

という、最悪の未来をイメージしていました。
因みに、「ゴルゴ13」のこのお話(「ペルシャ湾岸危機 大統領選異聞」)の中で、標題のようにゴルゴ13へ依頼したのは、EU首脳(名前は不明)でした。

「ゴルゴ13」全巻は棚に置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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