長野県民的には四つの地域区分が一般的です。
こーゆーふーな地域分け、小学校で習いました(↓坂城町の配色を訂正しました。2023.05.16、ただ色目が違っています(_ _))。
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県歌「信濃国」では、♪松本、伊那、佐久、善光寺ぃ~、四つの平は肥沃の地---と、まぁバランスよく歌い上げています。
行政的には、基本【郡】を単位として、こーゆーふーに地域振興局が設置されています(↓)。
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かつて、高校の学区制が12通学区だったときは、この【郡】がほぼ生活圏であったことを反映させたのでしょう(一部、例外的なエリアはありましたが)。
その後、規制緩和!?で、実質(隣接学区はOK・北信と南信のみ接していない)、全県1区(とは言え、時間的・距離的に通えませんけどね)。
これらとは一線を画し、「お外」の視点で、例えば、それは「るるぶ」的=観光するとしたら、と言う視点ではどーなっているかというと、
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2023年4月1日発行の「るるぶ ’24最新版 信州」をみてみましょう。
「えっ!?」という大胆さ!(↓)。
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長野県内を効率よく合理的に移動するには?---という視点があったものと思われます。
長野県民に馴染んでいる4区分(北信・東信・中信・南信)や10区分などはお構いなし。
同じ色に分けられているエリアは(見出しとして)、
長野・戸隠・小布施・志賀高原
軽井沢・上田・別所温泉
清里・諏訪蓼科・ビーナスライン
上高地・乗鞍白骨温泉
松本・安曇野・白馬
木曽・伊那・高遠・阿智村
地名の大きさが、イコール、ページを多く割いている、そんなエリアです(清里は山梨県だけど、厳密に県境で区切ることもないでしょう、読者にとって関所があるわけでもないし)。
地名の見出しとして登場していない「飯田」はというと・・・・・、
全ページをくまなく見たわけではありませんが、⑥エリアに当たる飯田から掲載されていたのは、こちらだけ(↓)。
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天龍峡と和泉庄、それと御幣餅の紹介で今宮半平。
「お外」の視点で全「信州」を見渡してみるとき、そーゆーふーに見えてしまう---これはこれでリアルな現実を突きつけてますねぇ、Deep southには。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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