「冠婚葬祭」の中で「葬」だけが、突然、その事実を知らされる---という事が多い。
礼服の出番は人生の中で、そーそー多くはなく、丸々1年(以上)も袖を通すことがない---まま、あることです。
私の場合も、前回から既に1年以上経っていました。
さらにその1年以上前のこと。
礼服を着てみると(=袖を通すだけでなく、「下」もちゃんと履いてみると)、「あぁ~ら、ウエストがきっつきつ!」
そうなのです。
礼服あるある、ですね。
振り返れば、実は、この礼服は私がまだ20代前半の頃に購入したもの。
J.Pressのプレステージだったので、(当時の収入に対し)お値段が高かった記憶があります。
保存状態が良かったのか、虫に食われることもなく、着続けることができていました。
しかし、自分の体型のほうが変わってしまっていたのです。
急遽、(個人営業でおじさんがやってる)服のお直し店に持ち込み、「ウエスト出し」をしてもらいました(MAXまで)。
1年前はそれで凌ぐことができたのですが、ここ1年間、安心しきってしまった( ^.^)( -.-)( _ _)。
「ちょっと、きつい。」
(紳士服のアオキ等では、ウェスト・アジャスター機能付きで調整できるものがあるんだそうな。)
それでも、「葬」は突然やってくるので、その礼服で会場へ向かいます。
向かう途中の車内でのこと。
FMから、森高千里「私がオバさんになっても」が流れてきました。
それもフルコーラス。
2番の歌詞の最後のほう(↓)、

私がオバさんになったら あなたはオジさんよ
かっこいいことばかりいっても お腹が出てくるのよ


嗚呼、その通りですわ。
森高さんのこの曲は、1995年の作品。
彼女は今55歳なので、当時は26歳か。
作詞は、彼女自身によるもの。
29年後の自分の姿を想像して書いたのでしょうか?
二児の母で長女は既に24歳ですが、現在も精力的にコンサートを続ける彼女からは「オバさん」臭は感じません。
流石です。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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オ・マ・ケ(↓)。三日坊主めくりカレンダー、今年の「大賞」(であり、シリーズ最後の「大賞」)作品。
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