デパ地下ではお馴染み「柿安」さん。
そんな柿安がレトルトでカレーを作っていて、それもなんと「松阪牛」を用いたカレー。
庶民のあたしゃ、せいぜい1つ500円クラスでも「奮発したなぁ!」と思うくらいですから、こーゆーふーな(価格帯ランク・BLOG主基準)マーケット感覚からしたら、
「大奮発!」です。
(とは言え、藤井聡太さんの5000円レトルトカレーに比べりゃ、安いモンで。)
これ、1296円也(税込み)(↓)。
DSCN8654
公式ホームページでは、こーゆーふーに紹介しています。

『肉の芸術品』と称される松阪牛を使い、野菜の旨み、フルーツの甘味、バターミルクのコクが一体となった厚みのあるソースで仕上げたカレーです。

俄然高まる期待値。
ただ、不安要素もあって、以前(15年以上前)に、前の職場旅行で松坂市の「和田金」さんへ行ったことがあり、そこでいただいたのです。
本場の松阪牛を。
(これまでで、1回きりです、和田金は!)
そーゆースペシャルな記憶がある所為か、「松阪牛」と記されているものへの期待値が、(レトルト)カレーであることを忘れて、高くなりがちなのですね。
もうひとつの不安要素は、パッケージの裏面(↓)。
DSCN8655
①「松阪牛」だけど、桑名市の(株)柿安本店が販売。
②「柿安」名だけれど、製造はサンハウス食品(株)で、製造場所は愛知県江南市。
②の会社は、ハウス(株)のグループ企業で、1970年以来、レトルト市場を牽引してきたところだそう。
①「松阪牛」を名乗ることができる三重県のエリアって、 厳密に決まっていたような気がする(↓)。
ただ、レトルトのように加工されたものについては、どこで加工されていても、この限りではない(=名乗っても可)・・・のかな?
さてさて、
お皿へ(↓)。
DSCN8656
欧風カレーのような、ルーの彩り。
美味しそうですね。
で、
松阪牛はというと(ルーの中を探索)(↓)、
DSCN8657
ありました、が、意外に小さくカットされていて、(期待が大きかったせいもあり)ちょっとがっかり。
ルーは美味しゅうございます。
ただ、松阪牛は小さいなりに、いや、小さいゆえに、それなりのお肉としか捉えられず、「えっ、これが松阪牛で1296円!」って、思ってしまうのでした。