CBCテレビが昨日(6/12(木))11:19に配信したこちらのニュース(Yahoo!ニュースに転載)。
見出し(↓強調BLOG主)。

逆走車は99歳男性が運転していた 目撃者「ポカーンとした感じ」恵那山トンネル内で正面衝突事故 男性2人がケガ 中央自動車道

一昨日の事故発生当日は、逆走車の運転は90歳代の男性---と、報じていましたが、なんと、実は99歳だったんだそう。
上記のニュースに対して、ヤフコメも5000近い投稿が行われており、高齢者運転による事故への関心の高さがうかがわれます。
後期高齢者(75歳以上)の場合は、運転免許の更新による有効期限は3年なので、こちらの男性の場合、96歳か97歳か、98歳、いや99歳(今年)の時点で更新がなされていたことになります。
高齢者講習の受講、認知機能検査の受検、運転技能検査の受検(一定の違反歴がある方のみ)---これらをクリアしていたということですよね。
でも、上記の報道から想像するに(あくまで私の臆断ですが)、

①恵那山トンネルを通過した後、チェーン着脱場でUターンし、トンネル内を約3.7キロ逆走。
②「阿南町の自宅を出て、買い物からの帰宅途中だった」と話している

ということは、①チェーン着脱場には本線に戻るための標識(→)がある。それに従えば、逆走することはない(はず)。
②99歳の男性が恵那山トンネルをぬけて買い物に行く所って、どこ? (たぶん)自分が今どこへ向かっていたのかがわかっていない(はず)。だから戻ろうとした。
①②から導かれる状況は、確実に認知機能が低下していたのではないかということです。
現行では後期高齢者の免許証の有効期限は3年となっていますが、その3年間に認知機能や身体機能がみるみる低下する場合もあります。
ですから、
更新間隔を3年から1年にしてはどうでしょう。
そして、認知機能検査や運転技能検査では一度不合格になっても、再検査を受けてその検査で「問題なし」と判定されれば通常通り更新可能になっていますから、再検査回数の上限を設ける必要もありましょう。

以前、飯田市にあるキラヤ黒田店前の信号でのこと。
広域農道側の信号が「赤」なのに、ブレーキを踏むことなく高速で目の前を通過していった軽自動車に遭遇しました(もうじき信号が変わるようなタイミングではなく、私の方が完全に「青」になっていました)。
この時は周囲のクルマが自重して(=危ないと予見して)、自分が「青」なのにその軽自動車の通過を待機していました。
それ故、事故に至らず(_ _)。
この時、思ったモンです。
「無法地帯じゃん!」って。
その時のドライバーが高齢者だったのかどうかは、今となってはわかりません。
だからでしょう、こーゆー事態を経験している所為か、「危うきに近寄らず」運転を心掛けるようにしています(アヤシイ運転は、見ているとそーゆーシグナルを発している場合が多いのです)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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