先日、センターラインのない県道を走っていたときのこと。
センターラインが引けないくらいの道幅なわけですが、普通車同士だったら問題なくすれ違うことができる、そんな県道です。
で、
私は、前方左側の脇道から出てきそうなクルマを見つけます。
ただ、そのクルマのボンネットから先は大幅に県道に飛び出しており、運転者(=おじいさん)の顔もわかるくらいです(車長の1/3くらいははみ出しています)。
私のクルマが近づいてきても、一向に引き下がる(バックする)様子がありません。
車内で、心の中で、
「おいおい、引っ込めや!」
と思うものの、それが伝わることもなく・・・・( ^.^)( -.-)( _ _)。
こうなったら、私が避(よ)けてやり過ごすしかありません。
ところが、
対向車がやってきたのです。
軽自動車を運転するオバさん。
私は、そちら側(対向車側)にはみ出してまで、この飛び出しているクルマを避けるわけにもいきません(はみ出したら、正面衝突してしまいますし('A`))。
しょうがないので、はみ出したクルマの手前で私は停止し、対向車のオバさん軽自動車が通過するのを待つことにしました。
すると、どうでしょう!
対向車のオバさん軽自動車も、はみ出したクルマの手前で停止した!
私「えっ! なんでアンタが止まるんだよ!」---と、心の中で思うものの、事態はさらに進行し、そのはみ出したクルマのおじいさん自動車が、何の挨拶もなく脇道から県道へ出てきて、私の来た方向へ走り去って行くのでした。
こーゆー場合、県道を走行しているクルマが優先なわけで、わざわざ脇道から出てくるクルマのためにいちいち止まっていたら、どーゆー事態を招くのか?
オバさん軽自動車の人は、わかっているでしょうか?
事ほど左様に、同じシチュエーション下にあっても、それをどーゆーふーに認識 → 行動するのかは、人それぞれ---ということがわかります。
幸い、今回は誰かが(=私)事態を予見し、グッと堪えたので大事には至らなかったものの(それが普通のドライバー的行動です)、交通安全は、誰かの【予見 → 回避行動】で成り立っているのだなぁ~と、実感したのでした。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。まだ、関東甲信エリアは梅雨明けせず?
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今日のストームグラス(↓)。
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