先日、知的刺激に満ちた新書を読了しました。
それが、こちら(↓)。
『知性の復権』 先崎彰容著(2025) 新潮新書。
今が歴史の変曲点と捉え、日本と世界を歴史的に洞察する内容。
折しも、
高市発言に対する中国の言いがかりとも言える対応が続く中、今朝、「中国空母「遼寧」発艦のJ15戦闘機、空自F15戦闘機にレーダー照射2回」というニュースが報じられました。
「嗚呼」---そーゆー国なのねと思うと同時に、先の新書の次の記述を思い出しました。
以下引用します(長いです)。
----------引用開始(強調BLOG主)
あっ、この新書の筆者、先崎彰容さん、「帯」に写真で載っているんですが(↓)、
三谷幸喜さんに似ているような気がしています?(黒縁メガネ+髪型が似ているから---という理由からだけだとは思いますが(_ _)。)
この本は、例の書棚に置いてあります。
---
今日の南アルプス(11:00撮影)。本日、快晴なり。

それが、こちら(↓)。

今が歴史の変曲点と捉え、日本と世界を歴史的に洞察する内容。
折しも、
高市発言に対する中国の言いがかりとも言える対応が続く中、今朝、「中国空母「遼寧」発艦のJ15戦闘機、空自F15戦闘機にレーダー照射2回」というニュースが報じられました。
「嗚呼」---そーゆー国なのねと思うと同時に、先の新書の次の記述を思い出しました。
以下引用します(長いです)。
----------引用開始(強調BLOG主)
中国はアヘン戦争以降、国際社会で弱小国に甘んじなければならなかった。
それは本来の自己像を著しく歪めたものだった。
中国は漢帝国に代表されるように、超大国なのが「本来」の姿なのであり、近代以降こそ例外的な時代に過ぎないのだ。
この国家像こそ習近平を支えている思想のはずです。
しかし問(●門構えに中は?)氏によれば、実際の中国は、近代以降、実務経験として国際社会をリードしたことはなかった。
リーダーの経験を持っていないのです。
筆者は、この「本来」の自己像と実際の「経験」の未熟さが生みだす齟齬こそが決定的に危険だと考えている。
国際秩序を乱す決定的な要素になると考える。
本書で指摘しつづけてきたルソー主義の問題点、すなわち、真の自己と国際社会の評価のあいだの「ズレ」を絶対に許せない。
「ズレ」解消の方法は、二者択一しかないからです。
暴力によって「真の自己」を実現するか。
「真の自己」と国際社会の評価とのあいだに折り合いをつけるか。
前者を戦争といい、後者を外交というと筆者は思います。
わたしたちから見て、中国はもう十分に大国化しています。
しかし自己意識としてはまだまだなのである。
もっと本来の自分は優れている、中国は道半ばなのだらこの「屈折」に注目せねばならないのであって、外交もまた人間論なのです。
二〇二〇年代に入つた現在、国際情勢はヨーロッパ地域から東アジアに中心軸を移したとしばしば言われ、経済興隆、新しい市場の出現もあつて東アジアに注目が集まり、EUの相対的地位低下が避けられないのは事実でしょう。
しかし大事なのは、英独仏には世界のリーダーを自覚した「経験」があり、国際秩序で主導権をとった歴史的経験知があるということです。
経験とは、「ズレ」を認識し折り合いのつけ方を知っているということであり、成熟した外交ができるということです。
筆者が現代を「近代システムの危機」だというのは、今後、国際秩序を主導する主人公が、未経験者になることにあります。
中国が「ズレ」に耐えられず、あまりにも早急な自己回復に取りつかれることを警成すべきなのです。
(前掲書より)
----------引用終了
彼の国には「百年国恥」という言葉があります。
アヘン戦争(1840年)から中華人民共和国建国(1949年)までの期間を指し、この「百年国恥」の恨みを晴らすこと、それが「中華民族の偉大なる復興」と考えている。
だから、
WWⅡ後の戦後秩序(国際秩序)なんて、本音のところではなんとも思っていないのでしょう。
欧米諸国が散々これまでやってきたことを、なんで(今ようやく力をつけた)自分たちがやっちゃいけないのだ!---そーゆー視点で見るとあの不遜な物言いや態度は、腑に落ちる。
やっかいな隣人(というか中共)という地政学的リスクは、その地理的位置のせいで永続的に続くのでしょうか?(前掲書より)
----------引用終了
彼の国には「百年国恥」という言葉があります。
アヘン戦争(1840年)から中華人民共和国建国(1949年)までの期間を指し、この「百年国恥」の恨みを晴らすこと、それが「中華民族の偉大なる復興」と考えている。
だから、
WWⅡ後の戦後秩序(国際秩序)なんて、本音のところではなんとも思っていないのでしょう。
欧米諸国が散々これまでやってきたことを、なんで(今ようやく力をつけた)自分たちがやっちゃいけないのだ!---そーゆー視点で見るとあの不遜な物言いや態度は、腑に落ちる。
あっ、この新書の筆者、先崎彰容さん、「帯」に写真で載っているんですが(↓)、

この本は、例の書棚に置いてあります。
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今日の南アルプス(11:00撮影)。本日、快晴なり。

今日のストームグラス(↓)。


オ・マ・ケ(↓)。12/5、16時~16時30分頃の南アルプス。




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