丸善・丸の内本店、新書売り上げランキング上位に、「今」を学ぶための世界史本が上位にランキングされていて、前から気になっていました。
「売り上げランキング」は、場所柄、ビジネスマンの関心の高さがどーゆーとこにあるのかの、反映でもありましょう。
幸い、最寄りの書店店頭にあったので、購入しました(↓)。
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左:『世界のエリートが学んでいる教養としての超現代史』 山中俊之著(2026) SB新書
右:『新書 世界現代史』 川北省吾著(2025) 講談社現代新書
上の画像は、帯を外した状態で撮影しましたが、ともに、こーゆーふーな帯が巻かれていました(↓)。
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この3人の思考・行動等の背景や理論枠組み等を、各国の歴史を踏まえて論述しています。
例えば、プーチン大統領。
-----------引用開始(強調BLOG主)
アンジェラ・ステントは自著『ブーチンの世界』で、ブーチンを突き動かすドクトリンを考察した。
核心にあるのは「国の大小によって主権に差がある」との信念だという。
「彼は『一握りの大国だけが完全な主権を備えている』と語ったことがあります。ロシア、中国、インド、そしてアメリカです。
逆に言えば大国は、不完全な主権しか持っていない近隣の中小国の主権を制限し、従属させる権利すら持っていると信じ込んでいる。
(中東欧諸国を衛星国化した)旧ソ連に似た世界観と言えるでしょう。
『ウクライナは国ですらない』という彼の言葉は、こうした世界観に由来します」
プーチンはウクライナだけでなく、アメリカの安全保障に頼る日本やドイツの主権にも疑問を呈したことがある。
ドイツは今なお「占領」下にあると公言し、日本にも「(ワシントンの意向を離れ)主体的に行動できるのか」と問いかけた。
「ウクライナの非ナチ化」というプーチンの要求も、こうした文脈に照らすと分かりやすい。
「国ですらない」のに国家主権を掲げるのは、ナチス・ドイツの独裁者アドルフ・ヒトラーのような「極右ナショナリスト」というわけだ。
だからこそ、ブーチンはウクライナの大統領ウォロデイミル・ゼレンスキーを「ネオナチ」と呼ぶ。
彼の目には、ウクライナ人の愛国心を鼓舞する指導者の姿が、ソ連に牙をむいた「ナチス」のヒトラーと重なるのだろう。
『新書 世界現代史』 川北省吾著(2025) 講談社現代新書 より
-----------引用終了
中国への見立ては、こんな感じです(↓)。
-----------引用開始(強調BLOG主)
1972年の米中和解の立て役者となった外交家ヘンリー・キッシンジャーは、大著『On China』の第2版にこう書いている。
「中国は自らを『台頭する大国』とは見なしていない。『回帰する大国』と認識している」
理念や文化を通じて他国を魅了する「ソフトパワー」の提唱者で、2025年5月6日に他界したハーバード大特別功労名誉教授ジョセフ・ナイも、キッシンジャーと同じ考えを持っていた。
中国は21世紀に入って大国化したわけではない。
人類の歴史を通じ、長らく世界に覇を唱えてきた。
「回帰する大国」とは、その定位置に再び戻ることを意味する。
それが中華の自画像なのだ。
(前掲書より)
-----------引用終了
アヘン戦争以後の「百年国恥」時代が、あくまで例外的な時代で、本来の「中華」はそれ以前の状態(世界的プレゼンスとそのポジション)だったのだという自負。
ただ、それを今の中共がそのスタンスで標榜するというのは、「なんだかなぁ~(阿藤海ふう)」と、あたしゃ、思うのです。

2冊ともにスタッキングシェルフに置いてあります(_ _)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。本日(6/7)東海と関東甲信エリアが梅雨入りとのこと。
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今日のストームグラス(↓)。
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