先日、最寄りの書店の新書売り場で「面出し」されていたこの書籍を購入しました(↓帯を外した状態)。
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「堤未果の『すばらしい新世界』 スマホで赤ちゃんを注文する日 」 堤未果著(2026) 集英社新書。
「帯」にはこーゆーふーな文字が並んでいて、目を惹きます(↓)。
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医療の世界の最先端で起きていること(特にアメリカ)、そのルポのようでもあります。
・不老不死を金で買う。
・マイナス感情は薬ですぐに除去。
・スピード処理されていく安楽死(カナダの例)。
アメリカの現状を記しているものが多いんですが、日本の例もこーゆーふーなグラフを引用してその背景を指摘しています(↓)。
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自閉(スペクトラム)症、学習障害、注意欠陥・多動性障害の数をグラフ化したものです。
それが、なんと【13年で10倍】に増加している。
こーゆーのって、コロナウイルスのような伝染性で爆発的拡大をするようなものとは違っているでしょうに、このグラフでは(2019年までは)年々順調に増えている。
「(背後には)何かあるな」って、思いますよね。
著者の堤さんは、次のように指摘しています。

日本の診断基準の拠り所である米国精神医学会の『精神疾患の診断・統計マニュアル』が2013年に改定された時、当時マニュアル作成委員長だったアレン・フランセス教授は大人のADHD診断基準がゆるめられたことを強く警告した。
「製薬会社がチェックリストを悪用し、正常な範囲の悩みまでADHDという病気に変えて、医師を巻き込み患者を増やしている


と。2019年以降のデータもみてみたい気がします。
念のため、グラフは「児童生徒」についての数字、上の「太字」は「大人のADHD診断基準」についての改定に伴う指摘です。
こーゆー面でも日本よりはるかに先進国であるアメリカで進行していた背景は、こーゆーことらしい(↓)。

(ADHD治療薬のリタリンの普及にみられるその背景は)親の切実な願いと、製薬企業の利益、競争原理を導入した教育制度の圧力の三つが、一つの方向へと収束していったのだ。

この文章の載っている「節」のタイトルは、「やんちゃな子」から「脳に問題を抱える子」に---です。
「節」単位での見出しで、気になるものといえば、
・人工子宮で女性たちを自由に!
・「優秀な受精卵」が売り買いされる
・亡くなったペット、700万円で復活させます
・老化は「バグ」(欠陥)だ
・18歳の肉体を取り戻す人体実験
・性格を書き換える薬
・薬がダメなら磁気で脳を「リセット」
・あなたの身体は国と企業のものになる
・20人に1人が医師の手で死ぬ国(カナダ)
日本人は、空気を読んで死を選ぶ
最後のこれ(↑)。
正に、こーゆー指摘(↓)に私も首肯するのです。

日本において安楽死法が成立し得ない最大の壁とは何か。
そこにはこの国特有の「同調圧力」と「忖度文化」という、顔のない支配者がいる。


周りに迷惑をかけてはいけないから---という日本的倫理観、これが日本で「死を選ばせる空気」と結びついたら、「選べる自由」は「選ばされる義務」に変わる。
「なんてことでしょう!?」

この新書は、例のスタッキングシェルフに置いてあります。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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