昨晩(12/08)、23時からのEテレ 美の壺・選では、「コーヒー」がテーマでした。
毎回欠かさず見ているわけではないので、けっこう見逃しているテーマの回があるはず('A`)。
このブログでは、以前「コーヒーポット」について触れたことがあります(この日のブログ)。
で、
今回はポットではなく「コーヒー」そのものです!
テーマは【1:抽出、2:焙煎 3:エスプレッソ】。

1:抽出
に関しては、2店を取材していました。
1店目は東京・山谷の「バッハ」さん(テロップには東京・台東区とでていましたが、やはり、あそこは「山谷」のほうがわかりやすいですよ)。店長の山田康一さんが登場し、ペーパードリップで淹れる際に、次のように仰る(↓)。
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上の画像の、次のコマでした(_ _)。そこでは上の文に続けて「クライマックス」と表現。
もう1店は、東京・西麻布の「丸山珈琲」さん。こちらでは世界2位のサイフォニスト、中山吉伸さんが淹れるサイフォンコーヒーを紹介。

2:焙煎では、1店とお一人が紹介されました。
1店は、福岡の「美美(びみ)」さん。現在は以前の場所から引っ越して、森光充子さんと娘さんが営んでおられます。「美美」さんに関しては、以前、ブログで触れたことがあります。
充子さんは森光宗男さんの奥様で、突然死された宗男さんが残した焙煎記録があったことから、遺志を継いで現在も営業をされています。
以前、森光宗男さんが「焙煎の前日にね、豆を『水で洗う』んですよ」と仰っていたことを思い出しました。
今回の取材映像でも、充子さんがそれを実践しており、焙煎当日は朝4時から焙煎開始。
そして、いちばんの鍵になる【煎り止め】に関しては、こう(↓)仰る。
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わかります、その感覚。それはもう、秒単位での「読みと感覚」の世界です。
もうお一人は、大坊勝次さん。2013年12月に閉店した「大坊珈琲店」のマスター。現在は、コーヒーの伝道師の如く、日本各地で焙煎の実演・珈琲教室(!?)をされているようです。
大坊さん曰く(↓)、
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「酸っぱい」系のコーヒーを金科玉条と思い、それらを提供している方々にも、聞かせたいお言葉です。
森光さんも大坊さんも「甘み」と表現していますが、化学成分的には存在しないはずのモノを現前に提供できるその焙煎技術---私も、斯くありたいと思い、これからも精進したい、そんな気持ちになりました。

3:エスプレッソでは、イタリア語学校で教師をしているファブリツィオ・グラッセッリさんが、「おうちカフェ」で淹れるモカによるエスプレッソをご紹介。使い続けていくと次第に器具に付着する「茶色」が、いい風合いが出てくるシャツのようと表現。
最後は東京・下北沢の「ベアポンドエスプレッソ」の田中勝幸さんが登場。「飲んで5分後に味が出てくる」---と自負するエスプレッソを紹介されていました。

「美の壺」、勉強になります。


オ・マ・ケ。
本日、CR-Zのタイヤをスタッドレスにしました。
スタッドレス・タイヤを倉庫から出して駐車場まで転がしてくるとき、ふと、思い浮かんだフレーズ、

♪ タイヤ マルゼン タイヤ マルゼン タイヤ マルゼン タイヤ マルゼン

CMでやっているように、お相撲さんが四股を踏んでいるような姿勢でタイヤを転がすと「腰にこない」こともわかり、ひとつ賢くなったo(^-^)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。
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今日のストームグラス(↓)。
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