ライフネット生命の出口治明社長のお話から。
-----------------引用開始(強調BLOG主)
ベンチャーの創業、というと、強い意志と卓抜なアイデアを持った若者が、時代に抗って舟を出す、というイメージがあるかもしれません。
でも、ライフネット生命保険の創業につながった要素のほとんどが、偶然もたらされたものばかりです。
そもそもベンチャーを始めようというのも、いちばん大切な事業内容にしても、谷家さんから「保険会社をはじめませんか?」とお声がけいただいたのがきっかけだったのです。
しかも当初、彼も「生保」じゃなく「損保」を想定しており、私のプレゼンで生保に変わったのですから、計画性があったわけじゃありません。
では、私が決めたことは何か?
それは1人じゃなく、パートナーと組んでやりたい、ということ。
そして谷家さんに紹介された岩瀬とやろう、と決断したことです。
つまり、誰かとやりたい、そしてその誰かとは岩瀬だ、ということ。
それだけは自分で決めたのです。
仕事というものは、「何をやるか」が第一だ、と思いがちです。
でも、実際には、「誰とやるか」で、うまくいくかいかないかは大体決まります。
これ、恋愛といっしょです。
恋愛をしよう、といって恋愛が始まるわけではありません。
たまたま、近くにいた人と落ちてしまうのが恋愛です。
自分の力で決められることなど、大してないのです。
チャンスは偶然と共にやってくる。
だから、来た球はとりあえず打つ。
即断即決。
そして大切にすべきはやはり「人」です。
通常の起業論とは180度違う話かもしれません。
でも、ライフネット生命保険はそうやって生まれたのです。
-----------------引用終了
やってくるチャンス(や恋愛)をちゃんと「打つ」感度(センス)は、日頃からトレーニングしておかなければなりますまい。
それに気付かずに逃していたことが多すぎると、今となって初めて気がつく----よくあることです(_| ̄|○)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。いい天気、でもちょっと風は冷ため。

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