窓際にはガラス器を置いています。
これまでは気圧計とラジオメーター。
そのうちの気圧計をストームグラスに変更してみました(↓これです)。

逆光になっちゃっているので、テーブルの上へ移動(↓)、

ガラス器の中の白いもの(主に樟脳)をアップ(↓)、

一部、結晶化!?
そもそも、ストームグラスとは・・・・・?
取説に書かれていた文を以下、紹介します。
-----------------以下引用(強調BLOG主)
天候の変化に応じて様々な表情の結晶化を繰り返す「ストームグラス」は19世紀ヨーロッパで主に航海時の天候予測器として使用されていました。
樟脳を含む化学薬品の混合液をアルコールに溶かし、ガラス管に密閉して作られています。
当時の英国政府は海難事故を防ぐため海軍の測量船ビーグル号の司令官ロバート・フィッツロイ提督が研究を進めていたフィッツロイ・バロメーターと呼ばれる水銀気圧計、温度計、ストームグラスを一組にした計器を漁港に配備しました。
この計器は現在でも欧州の骨董屋などで見つけることができます。
ロバート・フィッツロイが1863年に出版した“WEATHER book”ではストームグラスについての記述があり、この本の中でストームグラスが示唆する結晶化について、気温や気圧、大気中の電位変化に影響を受けて後の天候を予知する、また現象の変化によって雷雨がやってくる方向が読み取れるとも記述しています。
1870年にSF冒険小説家ジュール・ヴェルヌが発表した『海底二万マイル』の中で、新鋭潜水艦ノーチラス号の中にも設置されているストームグラスが登場します。
当時流行していたこの物語に取り上げられるほど、ストームゲラスは人々の生活の身近にあった事が伺えます。
その後の科学の発展に伴い、実際には結晶化現象については謎か多いことがわかり、いまだ詳細は研究途上です。
現代では予測器としての実用は難しいですが、季節によって景色が変わるように日々変化する結晶の様子をお楽しみください。
●ストームグラスは環境によって結晶化するまでの時間が異なります。
パッケージから出して設置し、室内環境になじんで安定するまでに約1~2遇間かかると言われています。
●設置場所の環境によりますが、樟脳は経年変化で徐々にあめ色に変化します。
直射日光にあてると変色が早まりますのでご了承ください。変色によって結晶化が劣化していく事はございません。
ガラス:硼珪酸ガラス
木座:ブナ材
混合液:水、エタノール、天然樟脳、塩化アンモニウム、硝酸カリウム
-----------------引用終了
中の樟脳がどうなったら天候が変化するのか、詳しく記述されていません。
しょうがないからwikiせんせいで「ポチッ!」とな。
あった。
次のような変化を「読み取る」らしい。
「天気が晴れるなら、ガラス管内の固形分は完全に底に沈み、液体は澄みきる。
雨に変わる前は、沈殿物の量が徐々に増え、星のような形のものが透明の溶液中を浮遊する。
嵐やひどい風の前には、固形分の一部が溶液の表面まで達し、大きな葉のような形になる。
溶液は濁り、発酵しているように見える。
この現象は天気の変わる24時間前に見られる。
冬、特に雪や霜のときには、管の高い位置まで沈殿物が積もる。
内容物はとても白く、浮遊する点状のものが見られる。
夏、とても天気がよく暑くなるときは、沈殿物は管の非常に低い位置までしか積もらない。
風や嵐が接近してくるときは、接近してくる方向の反対側のガラス管の壁に沈殿ができる。」
へえ~~~~~(感心感心)。
これからが楽しみになります(台風来ないかなぁ、災害をもたらさない程度の)。
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