日経ビジネス編集長の山川龍雄氏が、編集後記で次のように述べています。
-----------------以下引用
大学の講義でも企業研修でも、幅広い教養や人間性を身につけるためのリベラルアーツを重視する傾向が強まっています。
変化が激しい時代には、専門的な知識やスキルが陳腐化してしまうリスクが高く、従来の価値観や手法が必ずしも長く通用するとは限りません。
であれば、むしろ普遍的で、物事の本質を見抜く力を身につけた方が役に立つのではないか、という考えがブームの背景にあるようです。
今号の特集のテーマである禅に注目が集まるのも、同じ理由からでしょう。
(中略)
禅という漢字は、しめすへんに、単純の「単」の字で構成されています。
つまり、複雑なものをシンプルに捉え直す直観力を磨くことが修行の1つの目的です。
溢れる情報の中で何が重要なのか、本質を見抜く洞察力や忍耐力、意思力を養うことだと言い換えることもできるでしょう。
-----------------引用終了
かつてあった大学1,2年の「一般教養(パンキョー)」を「無駄」だとして解体したはずなのに、今また「教養」ですか。
でも解体時とは時代背景が違ってきているので、本当の意味で「リベラルアーツ」を必要とする学生層は、たぶん「ほんの一握り」のエリートでしょう。
彼らエリート層があまりにも「教養」がないために、欧米のエリートと伍してやっていけない現実が、ビジネスの中で露呈しているのでは・・・・・、などとguess下衆の勘ぐりをしてしまいます(こちとら、やじうまなもんで)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝は冷えました、飯田の最低気温-5.1℃。
今日のストームグラス(↓)。
こんなに天気がいいのに結晶の繁殖具合は、こんなん(↑)です。
邸内見立て洛中洛外図・部分(↓)。
清水寺あたりは「洛外」。
かつては「鳥辺野」と称された地で、京都三大葬送地のうちのひとつでした(他は、化野・蓮台野)。
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