昨日、一昨日と大学入試センター試験でした。受験生の皆さん、お疲れ様でした(大雪でタイヘンだったところもあったみたいで、本当にオツカレサマ)。

私も昨日「地理B」をやってみました。問題の中で、

「これ、どこかで見たような鉄道と道路網だなぁ。」

と思っていたら、今日の信濃毎日新聞で、

これは、長野市ではないか! と話題になっていることを記事化していました(とはいっても、ツイッター雀の世界で、らしいけど)。

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(信毎webより)

モンダイの問題は、これ(↓)。

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「生産の地理」ばっかり教えている先生や、学んでいる生徒にとっては、一瞬だけ????の問題。

でも、「生活者」として銀行に行ったり、大型小売店でお買い物したりしていさえすれば、ツイッター雀の指摘は的外れもいいところ。

第三次産業「消費の地理」は、これまで「オマケ」的な扱いでしたけど、出題者としては「授業でちゃんと扱ってね」といったメッセージなのかもしれません。

で、

銀行(40万人規模の都市だと都市銀行の支店は都心立地+地方銀行は都心立地と郊外立地の2本立て=地域密着)

大型小売店(都心立地はデパート+郊外の幹線道路沿いにはSCや大型専門店が立地)

小学校(学区があるので1カ所に集中することなく、お隣の小学校とは一定の距離がある)

ということで、正解は


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信毎の記事でオモシロイと思ったのは、

大学入試センター(東京)は「どこの都市か答えられない」と説明。

というくだり。

ということは、この記事を書いた記者は、大学入試センターに電話取材して、

「あの問題、長野市ですよね?」

って、聞いたんだ。

そんな内容に関して、大学入試センターが答えるはず無いのわかってるはずなのに、わざわざ言質を取るためだけの電話取材。

ばっかじゃねぇの。

(電話取材のお手軽さ=取材方法の劣化≒予めシナリオができている記事へ、その文脈通りの場所にコメントを当てはめて、「はい、できあがり!」)


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今日は「大寒」。その通り、寒うございました。飯田の最低気温、-7.2℃(軽井沢-11.8℃、北海道・旭川は、-21.6℃)。

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今日のストームグラス(↓)。

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