ヒトは自分に都合のいい情報を無意識のうちに選択しているので、目にする情報にバイアスがかかりがちです。

かく言う私も、コーヒーを商売にしている関係上、そっち系の情報に接することが多いように思います。

ですので、話半分ということで。

週刊文春 2014.2.20号 「認知症予防最新レッスン」より、その記事のタイトルは

「1日2杯のコーヒーが発症リスクを低減させる~認知症予防レッスン14」

というもの。

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-----------------以下引用(強調BLOG主)

国立がん研究センター・予防研究グループが二〇一三年に発表した「コーヒーの摂取量と脳卒中発症リスク」を図化。

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国内の九地域に住む四十五歳~七十四歳の男女約八万人を対象に、一九九五年から二〇〇七年にわたり追跡調査したところ、コーヒーを全く飲まない人に対て、「週に三~六杯」飲む人は約一〇%、「一日一杯」、もしくは「一日二杯以上」飲む人は約二〇%も脳卒中になるリスクが低いという驚きの結果が出たのである。

「八万人を対象にした調査でこれほどきれいに傾向が出たわけですから、一日一~二杯以上のコーヒーが脳卒中予防に有効だと言えると思います。

ちなみに一日一杯よりも二杯以上の人のほうが0・0一ポイント高くなっていますが、これは続計上の誤差だと考えていいでしょう」(国立がん研究センター担当者)

コーヒーの成分といえば、カフェインが有名だが、「眠気覚まし効果がよく知られているように、カフェインの中枢神経興奮作用は、脳に適度な刺激を与え、注意力など認知機能を改善する効果があると考えられます。

また、高血糖、高血圧を改善させる作用もあります」(富山大学名誉教授・服部征雄氏)

最近注目されているのは、ポリフェノールの一種、「クロロゲン酸」である。

赤ワインに含まれるタンニンの一種でもあり、コーヒーの渋み成分でもあるが、これに抗酸化作用や抗ガン作用があるということが近年、各研究機関により報告されているのだ。

特筆すべきはクロロゲン酸が体内の活性酸素を除去すること。

人間が酸素を消費しエネルギーを作り出す際に生まれる活性酸素は、細胞を錆びさせ、脳や血管に損傷を与える"産業廃棄物。

悪玉コレステロールを酸化させ、"超悪玉”にして動脈硬化を引き起こしたり、脳の神経細胞であるニューロンを傷つけて神経伝達を阻害し、脳萎縮の原因ともなる。

クロロゲン酸は、その活性酸素を取り除いてくれるのだ。

-----------------引用終了

クロロゲン酸はレギュラーコーヒーだけでなく、インスタントコーヒーでも摂取可能。

沖縄県大宜味村では戦後直ぐにアメリカの食文化が入ってきて、インスタントコーヒーを飲む習慣が定着。

大宜味村の人口約3300人のうち、90歳以上は160人以上(約5%)、100歳以上は10人以上。

なのに認知症発症率は低く、平均寿命も長い。

オジイやオバアは毎日のようにコーヒーを飲み続けてきたのだとか。

以前にも近藤誠先生の本を紹介しました。


このときも、コーヒーは、がん、楯尿病、脳卒中、ボケ、胆石、シワを遠ざけるというように、いいこと尽くめの内容でした。

「信じるのかどうかは、あなた次第です(都市伝説のフレーズみたい)。」

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。快晴、今朝は飯田でも冷え込み最低気温は-7.3℃。

今朝の長野県南牧村野辺山の最低気温は、-24.3℃で日本最低(だったらしい)。

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こんなに天気がいいのに、今日のストームグラスはというと(↓)。

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屋根の雪+つらら は、セイウチの歯みたいになってきました(↓)。

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内側から(↓)。たのむ、早く落下してくれ。

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