早稲田大学ビジネススクール教授の遠藤 功先生がインタビューで話していたエピソードが面白かったので、紹介します。

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私は以前、トヨタ自動車のある部長から「ちょっと相談に乗ってくれ」と言われて、「何ですか」と聞いたら、

「うちの部はいらないと思うんだよ。この部をなくしたいんだけど」

と言うわけです。

似たような部がほかにもあって、機能や業務が重複したり、情報がいろいろなところで錯綜している。

だから、この部を機能に分解して、この機能をこっちへ持っていって、この機能をあっちへ持っていけば、もっとシンプルな組織になって、業務もスムーズになる、と。

それで一緒に考えて、機能分析をしたわけです。

そうしたら本当に、その部はなくなって、その人は部長じゃなくなったのですが、結果としては、その後、偉くなった。

この会社は、こういう人を偉くするんだな、と思いましたね。

「自分の部をなくしましょう」という部長さんがいる会社というのは強いなと、そのときに非常に強く思いました。

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部課係のセクト主義に陥りがちな組織は、意識の面でもそーゆーふーになるように慣性が働いているらしい(ヒトの宿命とでもいいましょうか)。

人事異動で別の課に行くと前に自分がいたところの存在が敵対的に見えてくる。

いま自分がいるところの利益の最大化のために粉骨砕身。

それって、大局観がないとでももうしましょうか・・・・・・・。


人事定数を巡る攻防は、まさしくしかり。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今朝も冷えました、飯田の最低気温-6.0℃(野辺山は-17.6℃!!!!)

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今日のつらら(↓)。

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今日のストームグラス(↓)。

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