きょうあたり卒業式の高校が多いみたいです。
ご卒業おめでとうございます。
そんな(高校生ではなく、既に社会人として何年かを過ごしている)若者たちに関して、小沼大地氏(クロスフィールズ代表)と古市憲寿氏の対談が彼らより、は~~~るか上の私世代にとっては新鮮でした。
-----------------以下引用(強調BLOG主)
小沼:ソフィアバンクの藤沢久美さんが「若者は、その時代に足りないものを渇望する」といったことをおっしゃっていて、感銘を受けました。
本当にそうだと思います。
高度成長期と違って、クルマもエアコンもテレビも冷蔵庫も家にある。
だから、そういった「豊かな暮らし」に対する渇望はない。
そして僕らの世代はITバブルの崩壊も経験し、
「時価総額が大きい会社をつくろう!とにかく金を儲けよう!」
といった価値観がぐしゃっとなったのを大学時代に目撃しています。
一方で、2回の震災があって、いろんなNPOが立ちあがり、「社会に対して何かをする」という行為が、日本社会の中で一気に広がった。
確実にこれからもたくさんある社会問題を解決していくことが「今、足りていない」んです。
そこに幸せ感のモチベーションを持っていこう、というのが僕たちの世代だと思います。
古市:なるほど。
小沼:「お金や高級車よりも足りていないのは、たとえば高齢者や格差といった社会問題を解決するアイデアや実行力だよね」と、エッジが効いた層は思っているんですよ。
古市:それを解決することがクール、かっこいい、憧れる、と。
小沼:そうです。
-----------------引用終了
『絶望の国の幸福な若者たち』で、世代間格差や就職難に苦しむ若者たちの生活満足度や幸福度が実は高いことを指摘した古市氏が毎回、同世代のゲストと対談するこのシリーズ。
今の若者を「さとり世代」として一括りにするのは、「森を見て木を見ず(格言の反対)」という落とし穴にはまってしまいそうです。
話の中で登場してきた藤沢久美さん、懐かしいお名前です。
以前、NHK教育の「21世紀ビジネス塾」にでていたころから知ってはいましたが、暫く見ないなぁ~と思っていたら、今は社会起業家を育てる組織におられるんですね。
小沼大地氏も藤沢久美さんも、今ある社会に満足していない部分があるからこそ、そこでビジネスをしたり、社会起業家を支援したりしているわけです。
私もできることから・・・・・・・、多少はじめています。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

今日のストームグラス(↓)。

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