昨日のブログで引用した「世界から日本 そして地方へ 中田英寿が見つける日本展」のパンフレットで思い出したことがあります。
それは糸井重里氏がインタビューで述べていた次のようなこと。
-----------------以下引用(強調BLOG主)
――糸井さんは地方で働くことについてどう思いますか? 少し前までは、やりたいことが都心に集中していて、東京で就職する人が多かったですが、最近は場所にとらわれずに働く人が増えてきていますよね。
糸井 僕がかつて想像していたよりも、地方の可能性はものすごく増えたと思います。
同時に、限界もある。
都会という場所は、別の刺激が山ほどあって、ぶつかるとどう対処すればいいか分からないくらい大きな摩擦熱が起きる。
なので次の展開が思いつきやすいんです。
地方は、ひとつのアイデアをどんどん育てていくことはできるんだけど、それを邪魔する別のアイデアや、批評的にいいアイデアを育ててくれる人に出会うのがものすごく難しいと思うんです。
――自分の意見を育てるにはいいけれど、誰かの意見を取り入れるのは難しい。
糸井 そうです。
自分の持っているコンセプトが危ういと感じる刺激を受けるには、地方は難しい。
都会だと、もっと面白くする機会が隣に偶然いたというようなことがある。
何をどう育てるか、何をどうしたいかで、持ち場が違うような気がしますね。
都会はやっぱりすごい。
だけど、そのダメさもある。
早く捨てて次に行かなきゃいけないと焦っては、面白いものを育てられないことがありますから。
こちら(リンク切れてるかも)
-----------------引用終了
地域だけで経済を回していけるような古き良き時代から、今は「地区予選がなくて、いきなりインターハイ!、いやいきなりオリンピック!」という時代ですから。
そのスケール感を実感できないのが地方、またインターハイやオリンピックで通用するものが地元に眠っているのに、それに気がつかないのが、地方。
そういえば、杉村太蔵氏(そう、小泉チルドレン。「いやぁ、黒塗りの車で赤坂の料亭に行ってみたい」発言等多数。現在はタレント?)も中田英寿氏と同じようなところ(世界で通用する地方のMADE IN JAPAN製品)に目をつけていて、それらの貿易関連事業に触手を伸ばしているらしい。
3人に共通するのは「外からの目」をもっていて、ちゃんと評価して先が見通せるという点でしょうか?
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。12時現在、雨降ってきました。

今日のストームグラス(↓)。天気の反映なのか、結晶が成長中。

昨日の南アルプス(奥)・伊那山地(その手前)・天竜川河岸段丘上段(さらにその手前)では、冠雪→新緑への変化が一望。

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