1994(平成6)年~2004(平成16)年まで、

京都市中京区木屋町通三条上ル2筋目西入ル CEO木屋町ビル2F に、

“cafe Riddle”

というお店がありました。

営業時間は13:00-23:00

水曜定休

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この雑居ビルにあり、階段から2Fへ(当時、撮影しておいたものです)。

界隈は「夜の街」であるため、酔客が行き交う中、ここの店内はそんな雰囲気とは一線を画した異空間でした。

マスターは中島研一氏。

「自分自身が落ち着く空間を作った」

と仰るものの、「ここ、カフェですよね?」と尋ねたくなるような空間でした。

珈琲好きだった私は、珈琲(何を頼んだのか、失念)を注文し、一口、口に含むと「どこかで口にしたことがある!」と思い、

「これ、コクテール堂の豆ではないですか?」

と伺うと

「えぇ、関西ではまだ珍しいんですけど、ね。」

と仰る。

(この時、一緒にSweetsを頼まなかったのが惜しまれます!!!!!)

実は中島さん、

原宿に今もある Cafe Enseigne D'angle のご出身(ここもコクテール堂の豆。ここ出身の同業者には有名どころがたくさんおられます。例えば吉祥寺の武蔵野珈琲店、神保町のカフェトロワバク、札幌の宮越屋珈琲とか)。

深煎りオールドビーンズのコクテール堂ファンであった私は、山梨県韮崎市の焙煎工場まで伺ったことがあり、そこでも事務室みたいなところで、豆を販売してくれました。

“cafe Riddle”

具体的な目標となる店舗のひとつでした。

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2004年に閉店されてからというもの、店主の中島さんはどうなっちゃったんだろう? と思っていたら、

「あの」俵屋旅館が作ったカフェ、「遊形 salon de the(サロン・ド・テ)」を監修されているとのこと。

そこで “cafe Riddle” のメニューにあったSweetsが供されているらしい。

「俵屋かぁ~敷居高そぅ。でも旅館のほうじゃないし、カフェだし・・・・(意を決して行ってみたいと思いつつ早○年)。」

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“cafe Riddle” の “Riddle” ですが、

「なぞ」

という意味です。それもmysteryという意味合いではなく、「なぞなぞ」といった印象のワード。

ロングマン英英辞典では

a question that is deliberately very confusing and has a humorous or clever answer

とあるとおり、 humorous or clever

この2つの要素が必要なんですね。

お店の名前として、いい名称ではないでしょうか??

で、

「おたくの店名、スペルが違うじゃん!」

というご指摘、ごもっとも。