表紙を開くと、大きな木の切り株、そこに刻まれた年輪のド・アップ(木曽の桧、樹齢約320年だそうな)。
「年輪経営」--私たちの目指す年輪経営が、最近注目されるようになってきました。
で始まるメッセージが記されています。
これは、トヨタ自動車の豊田章男社長が、「色々な形で勉強させてもらっています」とインタビューで語った、日経ビジネスオンラインの記事を受けてのことだと思う。
2014年6月30日のインタビュー記事で、豊田社長は次のように述べています。
-----------------以下引用
問:リーマン・ショック前の急拡大で、それまでトヨタの強みだった現場がおかしくなったという認識はありますか。
豊田:それは歴史が評価するでしょう。
ただ、人材育成のスピードをはるかに超えたスピードで規模が拡大したことだけは確かです。
私は最近、「年輪」という表現を使います。
持続的成長のために、商品と人材で年輪を1本ずつ刻んでいくのです。
それにはペース配分が大切です。
トップが、普通の木を10年で屋久島の屋久島杉にしようと言って突き進むと、どこかで折れてしまう。
それを私はやらない。
私は太陽となり、土となります。
それで、副社長が水をまき、多少色気のある本部長は肥やしをやる。そんなイメージです。
-----------------引用終了
これって、まさに伊那食品工業のスタンス。
かんてんぱぱの通販パンフレットの文面には、どこにも豊田社長の「と」の字も出てきません。
多少注目されても、常にマイペースの「年輪経営」。
日本の地方には、こーゆー系の「良い会社」がけっこうあるみたい(だからK投信が好きなんです)。
さて、今回は何を花王かな(いやもとい、買おうかな)。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。台風一過の良い天気と涼しい秋風。
今日のストームグラス(↓)。
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