2階への階段、今月壁に掛かる2枚のLPはEric Dolphyのものでした。

“5 spot” の伝説的なセッションでもなく、ブルーノートの素敵なジャケットデザイン、“OUT TO LUNCH”でもなく、ただただ「色使い」が似ているというだけのセレクト(↓)。

1枚目、“Conversations”

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以前にVee Jay盤で出ていたものです。裏面を見ると、“Jacket Made in CANADA”。

もう一枚は、“VINTAGE DOLPHY”

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未発表作品を寄せ集めたもの。中にはクラシック作品(!?)もあり、彼がどんなセッションでもそつなくこなせていることがわかります(それも「器用貧乏」というわけではなく、Dolphy らしさあり。そーゆー意味では、彼の実験的な作品を寄せ集めたCD、“OTHER ASPECTS” が極北に位置しているのかもしれません。

「赤と青」それが交わる漸移帯の雰囲気(たまたま、似ているのかも)。