ここのところ雪が降ったり、一日の最高気温が2~3℃ということもあって、ベスト(=チョッキのスペルって“jack”)からカーディガンへ全面的にシフトしました。

で、

ウール製品につきものの「毛玉」。

現在地に引っ越してきてから以降、毛玉取り器が行方不明ということもあって、まったく「相手にしていません(もうそのまんま状態です)」。

毛玉取り器があったころは、面白いようによくとれるものだから、一度始めると「もっと、もっとぉ~~!」とじゃんじゃん取っていましいた。

ところが、次のような文に出合うと、いやいやどうして「毛玉」様、いとおしゅうございます、ですよ。

-------------以下引用(強調BLOG主)

313
セーターの毛玉を気にして取ってしまうのはやめましょう。

だんだんと毛糸が薄くなり、あたたかさも失われてしまいます。

上質なセーターでも毛玉はできるものです。

①セーターに毛玉ができるのは、ウールであれば当然のことですから、ひとつも恥ずかしいことではありません。

考えようによっては、それもチャームポイントなのです。

そしてまた、②一着のセーターを大切に着ていることが、毛玉の表情でよくわかるので、好印象さえ抱きます。

おしゃれで知られていたココ・シャネルでさえ、お気に入りだつたラムズウールのセーターの毛玉を愛しいものとして取ろうとしなかったといいます。

毛玉を取ることは、毛糸で編まれた生地を薄くしていくことになりますから、あたたかさや風合いを損なうことになります。

ウールのセーターは日常着ですから、気兼ねなく身につけましょう。

『暮らしのヒント集』 暮しの手帖編集部著(2009) 暮しの手帖社刊

-------------引用終了

以前にも登場した『暮らしのヒント集』の第313文です。

もうホームセンターで毛玉取り器が目に入っても、その前は素通りしようと思います。

ただ自分としては①のような気持ちでも、相手が必ず②のような気持ちになってくれるとは限らない---そこが、ねぇ(これって気持ちのすれ違いと似てませんか? あえて説明するようなことでもないし)。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。徳島と北陸は雪で大変のようですが、こちらは快晴なり。

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今日のストームグラス(↓)、手が滑って横にしちゃったので、ガラスの中は大混乱中。

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