感覚的にはわかっていることだけれど、それを裏打ちするような統計データを見ると、
「あぁ~、やっぱりねぇ~。」
と思うことがあります(私の動物的感覚は、「まんざらでもないのう~」と、確信する瞬間o(^-^))。
証拠(エビデンス)となるような統計データを大々的に収集しているのは、お役所。
厚生労働省の平成26年賃金構造基本統計調査、ホームページは、こちら。
オモシロイグラフが満載!!
このへんは、まぁわかる範囲です(↓)。

「大学・大学院卒」の人の中で、定年退職後も以前の肩書きや人脈に「利用価値」を認められた一部の人のみ、65歳以降も賃金が上昇しています。いくつもの企業や団体を渡り歩く人、いるんでしょうね。
これは、ちょっと「!!」だったもの(↓)。

金融関係は高給取り--というイメージが定着しています。でも、それは50歳代真ん中までの話(その時点で「勝負あった!」ということですね、行内的には)。
ただ、30代からの上昇カーブが他の業種とは、角度違うし↑。ここだけみると、魅力的ではあります。
実はこれ、「男性」に限ったハナシ。
「女性」のグラフで安定的な上昇カーブを描いているのは、「教育・学習支援業」で、金融関係を上回っています。
たぶん、金融関係の女性の場合は、一般職の「ガラスの天井」が理由だと思われます。
一方、教育関係は「公立」学校で従事している女性が多いと思われるので、勤務年数に応じて上昇---ということでしょうか?
さて、
実はいちばんオモシロイグラフだと思ったのが、これ(↓)。

「大学・大学院卒」の男性も女性も、30歳代前半で「差」がつき始めます。
「幹部候補生」と「その他o(^-^)(中位数の人々)」。
この差の開き方は「大学・大学院卒」の場合がより鮮明に表れており、さらに男性よりも女性のほうが「ワニの口」の如く、大きく開いていきます(女性の場合、一般職が多いと思われる「高専・短大卒」「高校卒」の開き具合の「差」は僅か)。
女性の場合は、そのへんの年齢で、キャリアをとるのか捨てるのか---という決断を迫られて、キャリアを選択した人は、上位の第1・十分位数に位置するわけですね。
(男性の「大学・大学院卒」の定年後、65歳~69歳のところに注目です。上位の第1・十分位数と中位数との開きが年齢階級別でみると最大になっています。理由は、そーゆートップオブトップの人たちの「利用価値」を求めている企業や組織が多いから。よく見れば、この年齢階級層が第1・十分位数で、いちばん多くの賃金をもらっているということになってます!)
この統計データは過去の状況を映し出しているだけのものだから、これに拘泥される必要もなく、むしろ「未来志向(思考)」の働き方を考えたら、参考にこそすれ、どういう働き方が自分に合っているのかその模索の「踏み台」にすればいいだけのこと---かな。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。今にも降り出しそうな空模様ですが、午後は回復の予報です。

今日のストームグラス(↓)。昨日から今日にかけての天気の変化は予想できず(読み取れず)。

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