昨日の続き(!?)、『稼ぐ力』 大前研一著(2013) 小学館刊--で、触れられていたこと。
教育が専門でもないビジネスマンの大前さんだからこそ、彼に対してこーゆーこと(↓)を話したのかなぁ、その政治家は・・・・・、などと勘ぐってみたくなります(意外にもホンネだったりする場合が多い(゜Д゜))。
-------------以下引用(強調BLOG主)
私はかつて、偏差値導入を主導した政治家から話を聞いたことがある。
ベトナム反戦・第2次反安保、学園民主化などで大学闘争が活発化して東大安田講堂事件(1968~69年)が起きた後、私が「日本はこのままいくと若い人たちが不満を募らせて、クーデターを起こすのではないか」と懸念を示したところ、その政治家は「大前さん、その心配はないですよ。国にも、アメリカにも逆らわない従順な国民をつくるために『偏差値』を導入したのですから」と答えたのである。
私は偏差値がそれほど重要な意味を持っているとは思っていなかったので非常に驚いたが、偏差値はそういう目的で導入された「システム」にほかならないのだ。
偏差値によって、たしかに事前に効率よく学生を割り振って受験させることが可能になった。
-------------引用終了
その後の共通一次試験の導入や、現在のセンター試験においても、見事なまでに輪切りが可能になってますしねぇ(時折、京都大学が異を唱えて、別の物差しや仕組みを持ち出そうとしますが・・・・)。
偏差値は自分の「分際」「分限」「身のほど」をわきまえさせるためのもの、つまり「あなたの能力は全体から見るとこの程度なんですよ」という目安。
そう、「目安」でしかないんです。
だけどそれによって、効率よく振り分けられるという差配システムなんですね。
こーゆーものとのつきあい方としては、
「参考にはするけれど、それには振り回されないで、自分で考えて結論を出す。」
というスタンスがいいと思うんですケド。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。飯田の予想最奥気温は今日も35℃(x_x)。

今日のストームグラス(↓)。

オ・マ・ケ、7月27~29日の三日坊主めくりカレンダー(↓)。満員電車なのに駅間隔が長い埼京線とか・・・・。

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