先日読んでいた本の中に興味深い「表」がありました(↓)。

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旧制高等学校のうちのナンバースクール、その設立に当たっての経費負担をどのようにしたのか、という一覧表です。

1~5までは同年同月設立。しかし、第6(岡山)はそれから6年後。

その間、「岡山vs広島」のバトルが続いていて、両県選出の国会議員が衆議院の廊下でホントに「格闘」までしていたらしい。

結局、ナンバースクールは第8までしか設立されなかったわけですが、どうしてそこでやめたのか?

日本各地で誘致合戦がエスカレートしていったこと、特に「第9高等学校」設立をめぐり、「新潟vs松本」のバトルがえげつなかったらしい(未確認ですので、念のため)。

文部省はそれ以降に設立する旧制高等学校には、番号をつけず地名をつけることになります。

そーそー、経費負担。

金沢(前田家)、熊本(細川家)、鹿児島(島津家)。

明治になってはいましたが、お殿様はちゃんと負担していたんですね。

こーゆーのをみると、「歴史の連続性」は御維新ののちも、(そして現在に至るまでも)続いている---そんな感じがします。



そーいえば旧制中学校には、藩校の名称を受け継いだ学校が日本各地にありますね(現在は県立)。

米沢興譲館(山形県米沢市)

時習館(愛知県豊橋市)

福山誠之館(広島県福山市)

修猷館(福岡県福岡市)

他にもあるのかもしれんが・・・・。

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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。台風15号、石垣島を通過したときの風速71m/sだって!

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今日のストームグラス(↓)。

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