OZ magazine の別冊、「meet Japan 47」Vol.1 が発刊され、このシリーズの第一弾都道府県は長野県でした(↓)。

サブテーマは「つどう長野県」だそうな。
パラパラ見ていると、人気の観光スポットを観光者利用者数でランキングしているページがあり(↓)、

赤○部分に「平成26年長野県観光地利用者統計調査結果」より抜粋---とあったので、検索「ポチッ!」とな。
はい、こちら(pdf)。
上記の雑誌には20位まで記載されていますが、そこには、Deep South からのランクインは無し。
じゃぁ、県の調査結果をみてみましょう(↓)。

ベスト20位以下、50位まで(↓)。

Deep South からのランクインは、31位に阿智村の昼神温泉が最上位で、それ以外は無し(x_x)。
案の定、というべきか。
「meet Japan 47」Vol.1のページ構成も、上のランキングを反映しているのです。
Deep South から登場しているのは、こちらのみ(↓)。

昼神温泉に宿泊して、「日本一の星空観察」という模範的なツアーを掲載。
ここで、ふと「マタイ効果」を思い出しました(マタイ効果については、この日のブログを参照)。
魅力ある地域はどんどんプラスのスパイラル(集客が見込まれるところにはじゃんじゃんと様々な施設やイベントが集積し、メディアがそれを拡散)で観光客数を増やし、地域間競争で優位となる。
一方、そうじゃない地域はというと、十年一日の如く・・・。
当地はアクセス悪いし、見るところないし、どん詰まりだし---という三重苦(「どん詰まり」は、県内の他地域と連携して周遊する際には、不便ということです)。→岐阜県東濃地方と連携したほうがいいんじゃないの?
こーゆーのを逆手にとって成功したのが阿智村のスタービレッジだと思う。ニッチなところに商機を見つけるそのセンス、「お外(JTB中部のアドバイス等)」からの目線で地元の魅力を再発見!
最近よく「交流人口」を増やそう---という呼びかけが多いんですが、私個人的には懐疑的です。
本川祐治郎氷見市長も日経のインタビューで(強調BLOG主)、
単純な消費をして帰っていくお客さんをつかまえて売り上げを増やすだけでなく、氷見を訪れて深い感動を得て帰っていくお客さんを生み出すことが地域を支える原資になると考えました。すなわち、ロイヤルカスタマーをどれだけ生み出せるかということに着目していきたいと思っています---と。
ロイヤルカスタマーって、「商品やサービスに対して忠誠心の高い顧客」と説明されるんですが、それを「ここ(当地)のファン」と解釈すればいいでしょう。
そーゆーファン層を獲得していくためのノウハウって、見よう見まねで一朝一夕でできあがるものではないでしょう。
んっ!? これって当店が「持続可能な」経営を維持するために必要なこと、そのものですね。
(「meet Japan 47」の編集部の人が、今日明日とロッピス上田に出展予定。)
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

今日のストームグラス(↓)。

オ・マ・ケ、三日坊主めくりカレンダー(↓)。

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