昨日触れた『地域おこし協力隊 日本を元気にする60人の挑戦』 地域活性化センター他編著(2015) 学芸出版社刊---からのつづきです。
60人の地域おこし協力隊の皆さん(OB・OG含む)と受け入れた自治体職員が、2~3ページで自分の活動報告をしているんですが、そのなかで唐津市の小峰さんのレポート(の一部)に、「へぇ~!」とさせられました。
その箇所を以下引用します。
-------------以下引用
唐津市にある七つの島に通い、島の方々と話をするなかで、どの島においても共通して感じたのは、「島の孤独感・諦め感」。
そして、「遠くの先進事例には興味がないが、近くの島々には興味があり、ライバルである」ということ。
この共通の悩みや境遇を抱える島の方々を直接逢わせたい、仲間が近くにいるのに諦めるには早いと思い始めた。
そのため2年目は、7つの島の連携を意識した取り組みに力を注ぎ、島の特産品を合同で販売する物産展や島対抗ス
ポーツ大会を企画し、支援してきた。
---小峰朋子(協力隊OG・唐津市男女共同参画・地域づくり課)
-------------引用終了
もう起死回生の経済発展など望めそうもなく、ただただ自分の人生とともに、地域も衰退に向かっていくさまを実感している、島に住む高齢者の方々。
そこへ「お外」からやってきた人があれこれと「遠くの先進事例」から学ぼう!!と言ったって、やる気スイッチはオンにはなりません。
オモシロイのは、「近くの島々には興味があり、ライバル」というnativeの感覚。
そこに気づいて焦点を当てれば、島の高齢者の「やる気スイッチ」をオンにすることができるかもしれない---と小峰さんは気づきます。
結局、彼女は地域おこし協力隊の任期終了後、唐津市職員に任用されて事業を継続中。
地域おこし協力隊は、地域(とその住民)をその気にさせる触媒みたいなモノ、そーゆー存在であることを、彼女はわかってたんでしょうね。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。

今朝、6:16の下界風景(↓)。

6:43、当店駐車場から(↓)。

7:43、当店駐車場から(↓)。午前中FM長野を聞いていたら、飯田のペンネーム○○さんからのメッセージが読まれて、
「いま、飯田は霧で真っ白で~す・・・・云々。」
とのこと。この中(↓)なのね、○○さんは。

飯田でも「雲海ビジネス」やればいいのにo(^-^)。
今日のストームグラス(↓)。

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