当店の会計場所から厨房内に見える、これ(↓赤○)。

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正面から見ると、こんなん(↓)です。

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フェルメールの「小路」という作品(の印刷物)。

現存している彼の作品のうち、風景を描いた作品は2枚しかなく、その一枚(もう一枚は、「デルフト眺望」)。

で、

この作品が描かれた場所がどこなのか?

かれこれ350年にわたって、わからなかったそうな。

週刊文春2015.12.10号「福岡ハカセのパンタレイパングロス」連載370回、「フェルメールの謎が解けた」と題した福岡伸一センセイのコラムによると・・・・・・。

オランダの小さな町デルフトなのに、この場所が特定できない。

ある日、オランダの美術史家が、古い納税資料を見ていて「ピン!」と閃いた。

当時のデルフトでは、税金は家の間口の広さによって算定されていた(これって、京都の町屋がうなぎの寝床構造の家屋にして、税金対策をしたことと酷似)。

発見された納税資料にはその数値と税額が詳細に記されていた。

フェルメールは「小路」に描かれた家の壁の煉瓦でさえ、正確に描いたハズだという仮定で、当時の煉瓦の寸法から、描かれている2軒の家の間口を計算。

その数値の寸法の家がある場所を検索。

するとその場所は、1カ所のみ。

デルフトの古地図と照合してみると、結果はピッタリと一致。

---という話。

美術史家と納税資料、結びつきそうもないものの中にヒントがある---これって、科学の世界でいうところのセレンディピティー(Serendipity)ではないか。

「偶然から何か価値ある事を得る能力」のこと。

でもこれって、日々努力している人でなければ辿り着けない、いや持ち合わせることができない能力ということもわかっています。

そりゃ、そーですよね。ただ毎日「ぼぉ~」っとしている人(あっ、私です)は、同じものを見ていても、そこから発見に至る能力なんて、身につきません(「神」が授けてくれませんo(^-^))。


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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。曇り+雨、気温もあまり上がらないもよう。

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今日のストームグラス(↓)。空模様と結晶、あってません。

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オ・マ・ケ、三日坊主めくりカレンダーo(^-^)。

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関西のキレイな女子大生のおねーさんにコンナコト言われたら、タマラナイでしょーね。