本日より、店頭にてコーヒー豆(“TS brend”)の販売を始めてみることにしました(↓)。

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赤○、アップ(↓)。

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いちばんはじめに考えたことは、

日々の生活や営業に影響のでない範囲での提供---ということ。

そのため、自ずと数が限られてしまいます。

でも、

最大のネックは、生産能力の問題なのです。

手回しのユニオン・サンプルロースターでの焙煎ですから、出来上がる量も僅か。

加えて、排煙設備が貧弱なため、1回の焙煎で店内が煙で「もうもう」状態となります。

開店時間には「もうもう」状態ではなくなっているものの、ニオイだけは残ってしまうため、お客様の中には

「おい、この店、くせぇゾ!」

と店主の私にも聞こえるように仰る方もおられます( ^.^)( -.-)( _ _)(x_x)。

ですので、次のようなPOPを書き加えました(↓)。

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ご予約を戴いても、「●月○日までにご用意いたします」ということは、できません。

ごめんなさい。

気長にお待ちいただくことが可能で、店頭までお越しいただけるお客様への販売を考えています。

このご時世、スピード・効率至上主義の中(Amazonはその代表)にあって、ネット販売もせず、宅配もせず、店頭売りのみ、それもいつになるのか、確約もできないというトノサマ商売。

時代に逆行しています。

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中川ワニさんという珈琲焙煎人の方がおられます(本職?は、イラストレーターかな? 放浪の焙煎人生活o(^-^)→日本各地で「珈琲教室」を開催していて、その講師をつとめているんですね)。

彼の焙煎によるコーヒー豆を注文された方の話(これは、は~~~るか昔のはなしなので、今はどうか???です)。

中川「いつになるかわかりませんが、それでもよろしいですか?」

お客「はい、けっこうです。」

中川「では、連絡先を教えてください。出来上がりましたら、ご連絡差し上げます。」

お客「じゃぁ、こちらへ連絡してください。お願いします。」

こんな会話がなされてから、数年後

中川「○年前にコーヒー豆をご注文いただいたと思うんですけど、まだご入り用ですか?

とまぁ、気の長いというか、時間感覚が緩やかな、そんな商いをされていたみたいです。

当店では、さすがに「そこまで」はいかないと思いますが、「下界」のタイムスケールとは別の時間で考えております。

関心がおありの方のご来店をお待ちしています。