今日のタイトルは、私が飯田に転勤してきたとき(10年ちょっと前)、職場の方に言われたことです(その方は「native飯伊人」)。
その時は(そして今も)地勢的な意味だろうと解し、県内最南端の村や人口最少の村や、地域に伝わる伝統芸能の宝庫の村や「日本のチロル」等々、足を運びました。
そして感じた印象が信濃の国の“Deep South”だったのですね。
で、
先日発表された長野県統計書の人口データを見てビックリ。
2017.01.01現在、飯田市100,827人、下伊那郡 59,751人 合計160,578人。
2010年の国勢調査時(10/01)の人口は、
飯田市 105,335人、下伊那郡 64,169人 合計 169,504人。
引っ越してきた当時の私の記憶では、飯田下伊那エリアで17万人くらい---そんな感覚だったのです。
それが今や16万人か。
すごい勢いで減少しています。自然減は日本中の状況なので、それよりも社会減の人々がどーゆー層で、ここから流出しているのだろう? 気になるナァ、彼ら彼女らの社会属性が。
高卒後約7割の生徒が流出しているにせよ、ココまでの数字にはなりますまい。また、学卒者の地域内回帰・定着率 43.9%(平成 26 年度)というデータ(下記pdfリンク参照)を飯田市は出しているけれど、どーゆー層が地域内回帰・定着しているんだろう? むしろ逆に、帰ってこないで「お外」を選択した層の方が気になるナ。これは「地域の底力(と次世代力)」にも繋がる話だし。
さらに(゜∀゜)吃驚・ビックリだったのが、飯田・下伊那地域の面積です。
飯田市 659 km2 下伊那郡 1270 km2 合計 1929 km2
ということは、香川県の 1876 km2や大阪府の 1905 km2よりも面積が広いということになります(岐阜県高山市はこれよりもさらに広くて、東京都とほぼ同じ面積という話と同じくらい、このエリアの広さは私にとって衝撃的!)。
そんな広大なエリア(「陸の孤島」)に、16万人(因みに香川県の人口は97万人、大阪府は883万人。高山市は9万人を割っていますケド(x_x)、知名度や観光面では遥か上の都市)。
因みに飯田市が作成した「いいだ未来デザイン2028」では、飯田市の将来人口予測を次のように描いています(行政のこーゆーのって、「願望」の反映だったりします)。

当地はそもそも小さいマーケット(さらに「陸の孤島」のため「お外から」には期待できない現実)の上、こーゆーふーな縮小するマーケットにおいて、当店のようなスタンスの商いでは、こんな贅沢なんて言っていられなくなるのか?
考えること、数時間(ウソ)。
暖かくなってきたら、店内レイアウトを変えて、「お客様へのお願い」を多少弄ろうという結論に達しました(詳細は後日。当店の今の実態を反映させた現実的な処方の予定ですo(^-^))。
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今日の南アルプス(↓11:00撮影)。10時頃から雪が降り出しました。雨になる予報ではあるんですが・・・・・・。

今日のストームグラス(↓)。

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